🎋七夕🎋

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今日7月7日、七夕です!🎋!🎋

七夕は日本、中国、ベトナムなどにおける節供、節日の一つです。織姫(おりひめ)さまと彦星(ひこぼし)さまが天の川を渡って、1年に1度だけ出会える7月7日の夜のことです。

同じ七夕ですが、中国と日本は全然違います。日本では、短冊に願い事を書いて、笹竹に飾り付けます。色とりどりの短冊や、いろんな形の飾りを笹竹に吊す七夕飾り。昔は高ければ高いほど星に願いが届くと考えられ、屋根の上まで高くかかげていたようですよ。折り紙で作る七夕飾りにはいくつかの種類があり、「七つ飾り」と呼ばれます。それぞれにこんな意味が込められています。

中国では、旧暦7月7日の夜のことで、女の子が裁縫や手芸の上達を願った「乞巧」の行事するです。以前の女性の運命は結婚して、夫に従い子を教えるしかなかったので、少なからぬ女性が牽牛と織女の伝説を信じ、織女を手本にしたいと思っていた。よって毎年七姐誕(織女の誕生日)が来るたび、彼女たちは七姐(織女)を祭り、細やかなこころと器用な手先を得て、良縁が得られるように祈った。これが「乞巧」(器用になることを願う)という名称の由来である。女性はまた彩楼(飾り付けのある小屋)をつくり、黄銅で出来た細針(七孔針)を準備し、五色の糸で月に対し風を迎え針を通した。しばらくして、七夕も「女の子の日」となった。しかし古人が乞巧するのは七夕に限らず、正月や八九月も乞巧をし、宋以後になってから七夕だけに乞巧をするようになった。宋元時期、七夕乞巧節は盛んになり、乞巧の飾り物だけを売る市場ができ、乞巧市と称した。

現在、七夕は「愛情節」と呼ばれています。多くの商店や人々は「情人節」(恋人の日、つまり中国版のバレンタインデー)と呼んでいます。バレンタインデーと同様に男女がプレゼントを交換する日とされています。因みに今年は8月22日の火曜日となっています。

 

中国豆苗

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中国豆苗です。日本国内で流通しているカイワレような豆苗と違います。分かりやすく言えば、日本の方が、カイワレようなエンドウ豆の新芽で、中国豆苗はエンドウ豆の若葉です。

茎も太く、葉も大きいです。中国ではこの若葉だけを摘み取り、炒めものやスープの具として使われる高級野菜です。

大蒜と生姜を油が引いた鍋に入れて、香出るまで炒め、

中国豆苗を入れて

炒め、シンプルで塩、胡椒だけ味付けにして、

火通したら、完成です。

頂くと

しっかりした歯応え、癖がなく、甘みが強いで、エンドウ豆の風味も微かにあります。大蒜の香と合わせて、食欲が注ぎます。

中国豆苗はカロチン、ビタミンB1、B2、E、カルシウム、タンパク質が多く含まれているので植物繊維、ビタミン、ミネラルのバランスがとてもよく野菜です。中でも、カロテンの量は緑黄色野菜の代表格である「小松菜」の1.5倍も含まれています。

中国でがん予防、貧血予防の効果が高くと言われ、大人気です。

 

 

鹹蛋(塩漬け卵)

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塩玉子で日本の方はたぶん塩味ある茹で卵と思っている方が多いと思いますが中国の塩玉子は違います。中国塩玉子、確実に言えば、塩漬け卵です。中国では鹹蛋と言います。

鹹蛋とは、中国大陸、台湾、東南アジアで広く作られているアヒルなどの塩漬け卵の事です。保存食として、また調味料の代わりとして中国料理の食材の一つです。

鹹蛋は多くアリルの卵を使っています。場所によって、鶏の卵を使っているところもあります。小さい時家でよく作っています。もちろん地方によって作り方が違います。

私の実家の方が、大体粘土に塩と白酒を加えて、卵に全体的に厚塗りして、壺に入れ日が当たらなく、涼しい処に1ヶ月程度寝かせて作ります。食べるときには、粘土を綺麗に洗い落とし茹でてから食べます。

一般的には茹でた塩玉子を少し殻を剥いて、

お箸で中をほじってお粥、ごはんのお供して食べます。白身が塩辛いですが、黄身のうまみは何とも言えない美味しいです。

以上紹介したのは大体中国北の食べからですが、南では、ご飯と一緒に食べるですが、保存食じゃなく、多くは食材として使っています。一番よく見かけるのは黄身を満月に見立てて月餅の中に入れる事と粽の中に入れることと黄身を使って点心などの餡になる事です。それも結構おいしくて、大好きです。今真空パックで売っているので、とても便利になり、使いやすくになりました。

もし機会がございましたら、ぜひ試してくださいね~~

砵仔糕(2)

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砵仔糕(1)に続き

先日、デザートを作ったら、抹茶と小豆は余ってしまい、どちらも微妙な量で、無駄になりたくないので、抹茶風味の砵仔糕を作りました。

材料は簡単で基本の材料に抹茶を加えるだけです。

小豆も一緒に入れて、よく混ぜて、生地を用意します。

無塩バターを溶かして、砵仔糕の器の内側を塗り

生地を一つずつ入れ、

入れたら、蒸篭にいれて蒸します。

20分ぐらい蒸したら、出来上がりです。

串で器から剥がし

串で刺して頂きます。

抹茶のほのかの苦さとほんのりのあずきの甘さ、大人の味です。

昔の砵仔糕は、砂糖が片糖を使っているので、色が茶色っぽいです。片糖はさとうきび砂糖を精製前のものです。ミネラルが豊富で香しい独特な香りと風味ある甘さがあります。黒砂糖にやや似ているが、香りがそれより優しく、甘さかは控えめとなっています。今も昔の砵仔糕を売っている店が多いです。1980年代から、人気絶頂となり、道路一面に屋台を引いて砵仔糕を売っていました。当時は、味もほんのちょっとしかなかったですが、今は、色々な味が増えて、生地も色々な食感の方に増え、小豆だけじゃなく、緑豆、小豆、チョコ、パイナップル、ココナッツ、オレンジ、マンゴー、などなどと増えました。

中国特に広東、香港の伝統的なおやつには、日本の和菓子のルーツとも思えるものが多くあります。それがより親しみを感じてしまって、日本の方も食べやすい理由なのかもしれません。マンゴープリンとか、杏仁豆腐とかカラフルの中国スイーツもいいけれど、こんな素朴な菓子もお勧めです!(終)

砵仔糕(1)

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砵仔糕は広東の伝統的なおやつ的お菓子で、清朝の時代の発祥の地広東台山縣誌にその記載があるという大変古くからある食べ物です。私が初めてこのお菓子、砵仔糕を知ったのは中学生の時、香港の映画が見て露店で売っている砵仔糕を主人公を買い、美味しそうで食べいている映像を印象的でした。内陸に住んでいる私は、食べたくても、広東へ行かないと、食べられないです。それから広州、香港に行くたびに街角で砵仔糕を見つけては、よく食べたものです。素焼きの小さい入れ物にほんんのりした甘さに固めにゆでたあずきがちりばめられ見た目もかわいい素朴なお菓子で、1個2個とつい口に運びたくなる美味しさです。

材料はうるち米の粉、もち米の粉、浮き粉、コンスターチ、砂糖、あずきです。

小豆を柔らかく炊き、米粉たちと砂糖を一緒に水で溶かしてから、お湯を入れて、

よく混ぜて、生地を用意します。

無塩バターを溶かして、砵仔糕の器の内側を塗り、

用意します。

生地を一つずつ入れ、

柔らかく炊いた小豆を上から入れ

蒸篭に入れ

約20分ぐらい蒸したら、できあがりです。

蒸した砵仔糕を冷まして、串で器の内側を添えて、砵仔糕を剥がし

串で刺して、取り出して、食べます。

家で作った時、よく上にあずきを乗せて食べます。

どこか日本のういろうに似たお菓子の砵仔糕は、日本人にも懐かしい味だと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)

 

重陽

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今日九月九日、重陽です。重陽(ちょうよう)は、五節句の一つで、旧暦の9月9日のこと。中国において伝統的な祝日であり、日本では旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれています。昔、中国では重陽の日、祖先の墓を訪れて敬意を払う日であります。一族全員が先祖代々の墓を訪れ、墓を綺麗にして捧げものをし、邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていました。また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣があったそうです。現在では、他の節句と比べてあまり実施されていません。

日本では、平安時代の初めに宮中行事の1つとなり、菊を眺める宴「観菊の宴」が開催されたり菊を用いた厄払いなどが行われたりしました。また、時代とともに菊の風習は庶民の間でも広がり、江戸時代には五節句の1つとして親しまれる行事になっています。

今の中国は重陽の時、地方によって、色々行事することがあります。私の実家では、菊が有名で、その時になると、菊の祭りをやったり、各レストラン菊の料理を出したりしています。

偶々、重陽の時、上海の七宝という処行った時、重陽お菓子を売っています。

七宝は重陽糕というお餅のお菓子が売っています。地元のおばちゃんたちは並んで買っています。

丁度、行った時、出来立てなので、とてもいい匂いがして、私達も釣られて、一番素朴な金木犀の重陽糕を買いました。

頂くと、もっちとしている生地に小豆の餡が入っていて、生地の表面に金木犀の花が振りかかっています、ほんのりの甘さにプラス金木犀のいい匂い懐かしくて、心がホッとします。

夏至

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今日は「夏至」です。

「夏至」は二十四節気の中でも春分、秋分、冬至と同様よく知られています。この夏至の日は北半球では一年で一番昼間の時間が長い日とされ、昔の中国では夏至の頃になると鹿の角が落ち、蝉が鳴きだし、半夏という薬草が田畑に生い茂るように成ると言われています。分かりやすく説明すると夏を始まるの日です。

夏至と反対の冬至では、決まった食べ物があるが、夏至には決まった食べ物はないです。なぜなら夏至の時期は、ちょうど田植えの時期と同じ時期で多忙だったために、冬至のような縁起担ぎをする食べ物がなかったといわれています。ですから、夏至から11日目の「半夏生(はんげしょう)」の時期までに、田植えを終えて休む際に食べる食べ物が、夏至の食べ物ですそれらを食べることで、田植えした稲の豊作を願っていたと考えられています。

関西地方では「タコ」を食べます。タコの足のように稲がしっかりと根付くように、タコの吸盤のように稲穂が豊作であるようにという願いを込められています。また京都では、「水無月(みなづき)」と呼ばれる和菓子を食べます。水無月とは、ういろう生地の上にあずきを乗せて固めた、三角形の和菓子です。あずきで邪気を払い、お菓子の形で氷を表して、夏バテをしないようにという願いが込められています。

そもそも、夏至というものは、中国の古い暦である「二十四節季」から来ています。中国の夏至は、冷たい麺類を食べて夏至を過ごします。小麦の収穫期である夏至の時期に収穫を祝い、次の豊作を祈り、暑い時期なので冷たい麺を食べる習わしがあります。

蒸し野菜

「蒸し野菜」と言ったら、皆さんは、「温野菜」のイメージするでしょう!今から紹介する「蒸し野菜」は私の実家の「郷土料理」です。基本的に野菜は何でも良いです。根野菜だったら、千切りにして、葉野菜は食べやすいサイズを切れば使えます。

今日はほうれん草を使うので、食べやすいサイズ切って、洗って、水を切って用意します。

バットに胡麻油を引いて

用意した野菜をボールに入れ、小麦粉をまぶし

手で全体的にまぶします。

この小麦粉でまぶした野菜を胡麻油を引いたバットに入れ

バットを蒸し器に入れます

蓋して20分ぐらいを蒸します

蒸し上がった野菜をボウルに入れてほぐします。

塩、胡椒を入れ、

胡麻油を入れ混ぜします。

全体的に味をまぶしたら、

出来上がりです。

そのままも食べれます。

小麦粉を絡んでますので、野菜の栄養も逃げられないで、ヘルシーで、野菜もたっぷり食べられます。好きなように、黒酢、ニンニクなど味を加えたら、もっと美味しくなりますよ。

私は個人的に黒酢、練り胡麻、揚げニンニクをたっぷり入れて、お替りまで食べられます。

野菜いっぱい食べるので、試していかがでしょうか?一番お勧めの野菜は、春菊です。

 

 

元宵節

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元宵節とは春節(旧暦元旦)から数えて15日目の満月の日を言い、「正月十五 」ともよばれています 。2022年の元宵節は今日2月15日となってます。

中国では新暦の新年ではなく、旧暦の春節をお正月として祝いますが、今日はそのお正月の最後の行事です。家々に赤い提灯を提げ、家族が一堂に会してみなでご馳走や“元宵”というお団子を食べます。元宵も地方によって、味は違います。因みにうちの団子はいろいろ甘い味の餡を入った団子です。

元宵節の由来は漢代にさかのぼります。漢の文帝が正月の15日、戦いに勝利したことを民衆とともに祝おうとして始まった行事だそうです。その後道教や仏教の行事と混じり合い、今の元宵節になっていきます。隋、唐、宋と時代が下るとともにさらに大きな行事になり、町のあちこちに火をともした提灯が飾られるようになりました。そこで元宵節のことを「灯节 」とも呼ばれるようになり、海外では「ランタンフェスティバル」として知られています。

小さい時、元宵節になると、晩御飯を終わったら、蝋燭を火をつけて、提灯に入れ、友達を夜の路地で走り回って遊ぶのは楽しかったです。走って、スピート早かったら、蝋燭の火は提灯をつけ、燃やしてしまうことも度々あります。もちろん大人から怒られるも度々。

元宵節の日に食べるお団子に「元宵」というものがありますが、これは普通のお団子ではありません。普通のお団子は粉をこねて作りますが、元宵はもち米粉の入ったざるにゴマ餡や小豆餡、ピーナッツ餡など核になるものを入れ、ざるを揺すって餡を転がし粉をまぶしていきます。これをゆで浮き上がってきたら出来上がりです。食べればわかりますが、日本で食べる白玉団子などとは舌ざわりがまったく違い、まるで繭を食べているかのようで舌先でとろけていきます。元宵節の夜、家族を団らんして、元宵を食べるのは旧正月の締めになります。ちなみにこのお団子を中国の北方では「元宵」と言いますが、南方や台湾では「汤圆 」と言っています。