広州、中国の貿易の中心都市です。特に海外への!以前も紹介したことがある、広州という街は全体的に大きな市場となっています。その広州貿易の原点は---十三行です。
広州の十三行はとは清の時代の広州於ける外国貿易を独占した商人団の通称で、1685年海外との貿易が許可されると、広州には粵海関が置かれたが、翌年には仲買商である広東十三行を指定し、粵海関監督のもとで貨物の集散、関税の徴収等に当たらせました。これが行商制度の始まりであります。十三行といっても、必ずしも13人の商人団ではないですが、当時の広州に於いては、数十家の仲買商のうち、有力なものが珠江の沿岸に倉庫や店舗等を張って立ち並べていました。明末清初からそれらの建築物をその数から十三行と呼ぶ習わしがあったが、商人たちに対しても同様にして用いられたことに由来です。
その時の十三行周辺は、船の帆柱が林立し、買い物客がひしめき、絹織物、茶、陶磁器などの品物が山のように積み重なっていたといわれ、十三行に取引に来たの は、はるばるイギリス、フランス、オランダ、東南アジアなど数十カ国からやってきた商人たちでした。十三行も取引で莫大な富を儲け、当時の西関地区 は清の対外貿易の中心地区となっておりました。
今は昔の影もなく、大きな服の卸し市となっております。昔の繁栄と比べると足も及ばないですけど、はるばる来られている商人たちは、賑わってます。
台車
車
中国各地からの商人たちは荷物を抱えて、足は急いでいます。
長距離バスを待っている商人、
台車で荷物を運んでいる商人、運び屋さん
女の子も負けずに頑張っているですよ!
人の声、車の音、台車の音、満ちています!!!さすが、広州貿易の原点であるこそ活気が溢れれいます!!!服の卸し市と言え、この周辺の路地、道もすべて服関連です。
ベルトの卸市
ボダンの卸市
服関連のアクセサリーの卸市
この色々な卸市を繋がっている路地も関連商品を売っています。
服専用の袋売りもあります。
すべての服関連商品の卸市はすべて揃っています。
こういう感じは広州貿易の特徴です。一つの商品の卸市の周り、この商品を関連する商品の卸市を集まって、買い手と売り手にとってどちらも便利です。
ちょっと昼ごろですので、店の方はお弁当を食べてます。美味しそうですね~~!
三輪バイクの運び屋さんは、この辺で待機中
こういう感じで貿易やっているので、各業界が栄えています。
さすが中国、荷物積みすぎですね~~
運びの台車はいっぱいで、耳も台車の音でやられ、しょうがなく路地に入りました。こちらの路地は生地屋さんが集ってます。
紐の専門屋さんも有ります。
路地なのに、コンテナを詰めたトラックも何台を止まっていて、荷物を積み上げてます。
なるほど、路地はコンテナトラックの駐車場となっています。
十三行は昔、今とも活気が溢れていますね!!その活気で、歩いているだけで、うきうきになります。