やまぶしたけ

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山伏茸です。山伏の装束の胸の部分についている梵天(丸い飾り)に似ているため、日本の名前は「やまぶしたけ」と呼ばれています。中国ではその形が、手長猿の頭に似ていることから「猴头菇」(サルの頭に似てるキノコ)と呼ばれています。

写真の通りで白くて、きのこの傘が形成されず、スポンジ状での塊から多くの柔からいひげ状のものが出ています。中国では、昔から人気で四大山海の珍味の一つとして宮廷料理用食材に使われています。

一般的にヤマブシタケは、スープと天ぷらに合うと言われていますが、今日は炒め物としてして見ました。

やまぶしたけを小さくして、白葱、椎茸、シメジと用意し

きのこ類は「さっと~」油とおしして、強火で一気に炒めして

シンプルで塩コショウに味付けして、出来上がりです。

さあ~山伏茸を取って、食べてみよう~

見た目はあまり良くないけど、食べたら、癖もなく、とてもおいしいです。見た目のことを考えると、やっぱりスープのほうが最適かも~~!

やまぶしたけの乾燥したものは中国で漢方薬として利用され、虚弱・消化不良・神経衰弱・胃潰瘍などに効果があります。近年来の研究で、痴呆症の改善にも高く効果があります。

これから、目に離せないきのこですね~~!

残り物炒め

 

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ランチの残り物で賄い作ります。

残った野菜、ハム

ブロッコリーと水晶餃子を作る時残った生地で作った魚魚(手でちねっ手作って、蒸した物)を集まって、

ブロッコリーをさっと茹で

野菜、ハムはさっと油通しして用意します。

鍋に油を少し引いて葱、生姜を香出るまで炒め

まず、魚魚を入れて炒め、柔らかくなったら、

野菜を入れて

料理酒、酒、醤油、鶏がらスープを加えて、ハムを加えて、味を整えて、

炒め、スープを少なくなったら、片栗粉でとろみをつけたら、今日の賄いが完成です。

魚魚が味を染み込んで、もちもちして、おいしかったです。

七草粥

あ~という間でもう7日になりました。

今年もこの日が来ました。1月7日七草粥の日。1月7日、日本の伝統はにお正月の豪勢な料理で疲れた胃をやさしく癒してくれる七草粥を食べる行事があります。古く中国の占いの習をに由来する、七草をたべて邪気を払う習慣が、江戸時代に五節句の一つとなり、七草粥を食べて一年間の無病息災を願う行事として広まりました。

毎年明楓の二人はこの伝統を遵って、七草粥を作って食べます。特に今年!去年からコロナが暴れて、全世界で被害が受けました!!気休めかもしれませんが、日本の伝統を従って、七草粥を食べましょう!!

七草はせり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろと七種類の野菜です。各野菜は深く意味があります。

「せり」:若葉が伸びる様子が競り合っているように見えることから名がつけられました。

「なずな」:撫でて汚れを取り除くという意味があるといわれています。

「ごぎょう」:ごぎょうとは人型のこと。佛の体を意味するといわれています。

「はこべら」:茎に葉がたくさんついている様子から繁栄を意味します。

「ほとけのざ」:葉の付き方が佛様の蓮座に似ていることからそう呼ばれます。

「すずな」:カブの古い呼び名で、髪を呼ぶ鈴を意味します。

「すずしろ」:大根のことでその色から潔白を意味するといわれています。

その七つ縁起良い野菜を用意して、七草粥が作りました。

皆さま、ご存じですか、七草粥は縁起良いだけじゃなく体にも良いです。

「セリ」:身体に欠かせないビタミンCやミネラルが豊富に含まれています。鉄、食物繊維を含み、貧血や便秘に効果があると言われています。

「なずな」:カルシウム、鉄分、ビタミンが血圧を正常数値に保ち高血圧を予防する。殺菌作用、消炎作用、止血作用、血液循環促進作用、抗菌作用、利尿作用、収斂作用、血液低下作用、解熱作用など。

「ごぎょう」:吐き気を止める。胃炎をしずめ、咳、たん、熱をとり風邪の予防になる効果、咳をしずめる効果や風邪を改善する効果があるとされています。

「はこべら」:整腸効果・利尿作用がある。口臭を予防する。たんぱく質やミネラルも多く含まれています。

「ほとけのざ」:健胃効果があり、民間では生薬としても利用されています。また、解熱作用があり、風邪の症状を改善する効果もあります。

「すずな」:茎にはカルシウムが豊富に含まれ、骨量低下の予防になり、白い根にはアミラーゼやジアスターゼが多く含まれているので、消化を助ける働きをします。胃腸を温め、冷えによる腹痛を予防する食品として古くから珍重されてきました。

「すずしろ」:根の部分には、スズナと同様にアミラーゼが多く含まれていて、胃炎や胸焼けを改善する効果があります。グリコシダーゼなどの酵素が含まれているため、食物の消化を助けるとともに腸の働きを整えてくれる効果があります。

七草粥を食べて、邪気を払い、一年間の無病息災を願い致します!!!

糸瓜(2)

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(糸瓜(1)に続き)

違う味でもう一度糸瓜を賄いにします。

糸瓜をスライスに切って、トマトとカニカマを用意

かにかまを片栗粉でまぶして、油でさっと揚げて、用意します。

鍋に生姜、ニンニク、豆板醬を入れて

湯通しした糸瓜と一緒に炒め

料理酒、スープをいれて

塩、胡椒、砂糖で味を整え

炒め、揚げたかにかまを加えて

味を染みわたったら、トマトを入れます。

サッサっと炒め、最後にお酢を加えたら、

完成です。

昨日紹介したのと違ってこちらの方が辛く、酸っぱいと味はパンチがあります。その代わりにごはんにめちゃ合います。

糸瓜はそのまま食べると鎮咳,利尿作用などがあります。また,煎じる液を服用すると熱病による口渇,化膿,下痢,咳,乳汁不足などには効きます。(終)

糸瓜(1)

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糸瓜、夏になると、中国でよく食べるんです。

今年も夏は終わりで、最後の最後に食べたいな~と賄いします。

糸瓜の皮を剝いて

スライスにして

さっと湯通しします。

玉子とハムを用意し

ハムを一度焼いてから準備

玉子も炒めてから準備

鍋に油少し入れて、ニンニクを入れて、香出るまで炒め

湯通しした糸瓜を入れて炒め

塩で味付けしてから、焼いたハムを入れて

明楓の自家製スープを加えて、

あらびき黒コショウで味を整え

最後に炒めた玉子を加えて

炒めたら、完成です。

シンプルの味付けて、糸瓜の風味を楽しめます。糸瓜のなんとも言えないとろんとした食感は大好きです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)

残り物で自家製中国味噌炒め

2021年お盆休み限定明楓自家製中国スイーツアフタヌーンティーのご予約お待ちしております!

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暑い日が続きます!暑すぎで食欲が出ません!冷たい面類をばかリ食べっています~~💦

残り物を使って、賄を作ります。

まず、茄子をサイコロ状に切って、ミンチを炒め、余分の油を抜いておきシャキッとした食感をほしいため、大根の葉を微塵きりし、用意します。

鍋に軽く油を引いて、熱くなったら、先茄子を入れます。

炒めて、シン~ナリになったら

ミンチと大根の葉を加えて

料理酒を入れ

砂糖、中国醤油を入れ、

胡椒も加え

そこは一番大事な味決め手、明楓の自家製中国味噌を入れます。

更に炒め、味を染み込んだら、出来上がりです。

茄子は中国味噌ととても相性が良いので、ご飯を進む一品です。今、スーパーでも、中国味噌を売ってますので、簡単に手に入れます。今日は茄子をサイコロ状で作ったので、家のおかずにはいいですが、もし家に来客の時は、茄子を大きく切って、作っても良いし、茄子を半分に切って、中身を取って、皮の部分は、器にし、中身を炒めて、できた炒めた方が皮の器に入れて、アルミを使って、もう一度オープンに軽く焼いたら、もっと豪華にできます。

青茄子とトマトの中国屋台風炒め

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青茄子です。

紫色のアントシアン系色素(ナスニン)をもたない茄子です。「ヒスイ茄子」とも言われます。日本ではあまり見かけないですが、中国では紫色の茄子よりよく見かけます。特に私の出身地辺りは青茄子の方が8割で、紫茄子は2割ぐらいです。

青茄子は今の時期に成ると、一番の旬で、家、レストラン、屋台、至る所よく食べます。一番よくある食べ方はトマトと一緒に炒めるんです。

青茄子は乱きりにして

トマトを小さく切り、白シメジと白葱を切って用意します。

高温油で切った青茄子を油通しします。

油通ししてから、綺麗に油を切って置きます。

油を引いたお鍋にみじん切りした生姜、大蒜を入れて、香出るまで炒め

白葱、白シメジを入れて炒め

料理酒、醤油、スープを入れて

オイスターソースを加え

砂糖、胡椒で味を整えて、

油通しした青茄子を入れます。

炒め汁を少し吸い込んでいた所で、トマトを加えます。

炒め、炒め汁を無くなった所で、水溶き片栗粉でとろみを絡まって、青茄子とトマトの中国屋台風炒めが出来ました。

青茄子は肉質厚く、濃厚な味わいで、トロっととろけるような食感があることから「トロなす」と呼ぶ人がいるくらい、絶品のトロトロ感があります。紫茄子と比べるともっと一段味が美味しくなります。夏野菜トマトと合わして、ほんのりの酸味は爽やかです。熱くても、冷たくても、ごはんと合います。

味少し濃い目にして、炒め汁を残しながら、片栗粉でとろみをつけないで、冷やしたら、冷たいそうめん、冷や麦、うどん、など麺類に掛けたらもなかなか美味しいです。

是非、作って試してくださいね!

 

 

ゼブラ茄子

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この時期になると、茄子は美味しい時期に入ります。原産インドと言われていますが、中国、日本とも馴染みが有る野菜です。以前もいろな種類の茄子を紹介したことがありますが、この間また新しい茄子を出会いました。

ゼブラ―茄子です。たぶん、皮の模様でこの名前になったと思います。

「ゼブラ―」と聞くと、一番イメージに出てくるのは哀川翔の映画「ゼブラーマン」で、茄子には全然関係ありません。結びにくいです。この映画のキャッチコピーは『白黒つけるぜ!!』と思いだし、このゼブラ―茄子も普通の茄子とどう違うのが白黒つけるぜ!!

乱切りして

皮の模様以外、中身は普通の茄子とほぼ一緒です。

炒めで見たら、

皮の模様しっかり残っていて、果肉はしっかりしています。

食べてみると、普通の茄子と味はほとんど変わりがないですが、

食感がしっかりしていて、噛み応えがあります。普通の茄子と一緒でとても美味しいです!!!

 

苦瓜と玉子の炒め

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苦瓜、夏で代表的な野菜です。中国では、同じ「苦瓜」というのですが、別名「涼瓜」とも呼ばれています。この名前からもわかるように、体の熱を取り去るので、夏季にはうってつけの野菜です。広州地方では、苦瓜を細かく切って乾燥させ、夏風邪の薬としても用いています。

味は苦いため、好き嫌いはっきり分かれる野菜です。小さいときは、苦手で、周りの大人たちを食べている様子を見ると、苦いのになぜ食べるの?と理解不可能できるだけ食べないように避けました。年を増えると、不思議で、段々好きになりました。中国では、野菜として食べるだけじゃなく、お茶として、漢方薬としても使います。

苦瓜は漢方薬的の効果もとても大きいです。漢方薬のなかに苦瓜は寒性、味は苦い、心臓と肝臓には良いと言われています。解熱の効果が高くて、ビタミンC、ビタミンBを含むので、疲労回復に効果もあります新鮮な苦瓜の絞り汁にはインシュリンに似たような物質が含まれています。糖尿病患者には理想的な野菜です。

今日は苦瓜を使って賄いを作ります。

まず、苦瓜を切って、中の種を取ります。この白い物は苦いのもとです。

種を取った苦瓜を1.5cmの厚さで切って

お湯で軽く茹でます。そうすると、アクを取って、苦瓜の本当な苦味がおいしくなり、食べやすくもなります。

玉子を割って、軽く塩で味付けし、炒めます。

鍋に軽く油を流し、生姜、ニンニクを香り出るまで炒め、茹でた苦瓜を入れて、炒め、その時、醤油を少し入れて、香ばしさを増し、

そこで、いためた玉子を入れ

塩、胡椒であじを整えたら、出来上がりです。

苦~!!でもおいしい~!

苦瓜が栄養が豊富で、加熱をしても、減少しないのは特徴です。

中国では、漢方によると、苦瓜の性味は甘苦、寒凉、無毒であり、心、脾、腸、胃経に入り、清熱解暑、滋陰壮陽、血糖を下げる等の効果を持ちます。主に熱中症や赤痢、嘔吐、下痢、血尿と糖尿病などの病症を治療することができます。

苦瓜は薬用と栄養に優れた価値があるほか、さらに天然の美容の上物です。豊富なビタミンB1とビタミンCが沢山含まれている為、黒色素を除去することができ、肌のつや、弾力を保ち、シミやソバカスなどの予防もできます。

美容のためでも、苦瓜を食べてみてはいかがですか~!!!

ヤングコーン

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夏野菜といえば、茄子、胡瓜、トマト、オクラ、ピーマン、韮、南瓜、トウモロコシ、ズッキーニなどなどと思い出すでしょう?

実はその中に、私は一番苦手のがトウモロコシです。好き嫌いは行けないと分かっても、どうしてもトウモロコシの食感と味は好きになりません。湿邪に弱い体質の私には、トウモロコシと言う淡味の食材は食べないといけませんので、そのときには助けてくれるのはヤングコーンです。缶詰はよくありますが、生のヤングコーンは5月の下旬から取れる時期になります。

普通のトウモロコシよりやや細くて以外ほとんど一緒です。皮を剥けども剥けどもなかなか実にはたどり着けず、一層、二層・・・・・・やっとヤングコーンが現れました。

サット茹で、サラダに、炒め物に、色々な料理には合います。美味しいヤングコーンは新鮮さが味の決め手です。

皮と鬚を綺麗に除いたヤングコーン

沸騰したお湯で茹で、新鮮なのですぐ熟になります。熟になったヤングコーは綺麗に水気を取り、溶いた玉子と片栗粉で薄く絡まって、油で揚げてから、塩、胡椒、青紫蘇を使って、軽く炒め合え、前菜として活躍しています。

ご存知ですか?新鮮のヤングコーンは内側の皮とひげにはいい漢方の食薬ですよ!!ひげには、ブドウ糖、クエン酸、脂肪酸、ビタミンkなど多く含まれていて、体のむくみや急性腎炎などによいと言われいてます。ヤングコーン本体に含まれている、カリウムの作用と、皮が持つ利尿効果で、ナトリウムの排出にも適しているんです。血圧が心配している方には、皮もどうぞ一緒に食べてください!!

漢方には、とうもろこしは清熱の食材で利水効果があり浮腫みをとる効能を持つ食材です。特に胃腸の働きを高める働きがありますので薬膳には胃腸の働きが悪くなり食欲が落ちたときや、泥状の便が続くときなどにとうもろこしを用います。夏は水分のとりすぎで、身体に湿気がたまり体調を崩すことが多い季節です。身体に湿気がたまると、身体が重い、むくみ、腹が張る、食欲がおちる、軟らかい便が続くなどの症状が出ますが、この時期に旬を迎えるとうもろこしには利水効果があるため、こうした症状にとても有効なのです。とても手に入れやすい食材で、ぜひこれから使ってください。もちろん私と同じ苦手の方がヤングコーンで替わりに食べてくださいね。効果が結構あります~~