冬瓜、白身魚、春雨の自家製広東風味煮込み

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今年のお初です。岡山産の冬瓜です。

中国みたいによく冬瓜を食べる国は他にいないでしょう!?

スープ、蒸し物、炒め物、煮物、あんかけ、酢の物、などとしてレストランで、家でも料理に用いられます。

特に高級と言えば広東料理で、大きいまま、中をくりぬいて、表面に縁起の良い絵を彫り、中には刻んだ魚介類、中国ハム、シイタケなどの具とスープを入れ、全体を蒸した「冬瓜盅(トンクワチョン )」という宴会料理がある料理だけじゃなく、実を砂糖を加えた水で煮て飲料にする場合もあり、中国では缶入り冬瓜飲料もあります。

また、シロップで煮てから砂糖をからめた菓子になり、お茶の時に~中国の代表的な伝統お菓子「月餅」の餡にする場合もしばしば有ります。これは結構おいしいですよ、「月餅」を嫌いな私でも、食べれました。

食用だけじゃなく、中国では、薬として、古くから使われています。カラダにたまった余計な熱をとるうえに、のどの渇きを癒すので、現在でも夏ばてには欠かせないものとされています。また、利水効果や解毒作用があるので、腎臓病や糖尿病の予防にも用いたりします。とくに古代中国では種(冬瓜仁=とうがにん)は美容クリームの原料に使われ、肌を滑らかにし、白くするとされていたようですね。

なお、緑の皮の部分(冬瓜皮=とうがひ)には利尿作用が高く、水分代謝が悪い水太りタイプにはダイエット食材として、これからの季節ぜひとも果肉の部分だけでなく、取り入れてほしい部分です。

今年暑くなるのは早く、ちなみに異様な暑さで、体の事を思って、今日は明楓はいつもお勧め料理として登場する冬瓜を日替わりランチに

冬瓜の皮を剥き、

種を除いて、一口サイズを切って

バットに青い方が上に向いて並べ

鶏がらスープ、塩、胡椒でダシを作り

バットに入れます。

ラップをして、蒸篭にいれます。柔らかくなるまで蒸します。

白身魚を下拵えして、片栗粉と溶き卵で衣をつけて、用意します。

白身魚を油で揚げます。

 

しっかり油を切ります。

彩野菜を用意して

鍋に油少し引いて、生姜を香出るまで炒めて

冬瓜の蒸し汁を入れて、塩、黒胡椒などで味整えてから

用意した白身魚と戻した春雨を入れて

煮込んで、味を染み込んだら、とろみをつけます。

皿に蒸した柔らかい冬瓜を並べて

とろみを付いた白身魚と春雨を上に掛けて

完成です。

柔らかい冬瓜、ふわふわになっている白身魚とうまく合って、あっさり口当たりで、粒黒胡椒はいいアクセントとなり、深いうまみを味わえる一品です。

 

 

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