上海の思い出#上海の軽食(泰康食品)2

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(上海の思い出#上海の軽食(泰康食品)1に続き)

大排麺

骨付きの揚げた豚肉を載せている面。上海でローカルな面で、昔結構食べましたの記憶が思い出し、懐かしさで美味しさを増します。

やっと来ました!!メインの蟹黄大湯包(上海蟹味噌入り湯包)!!

湯包(タンバオ)の “湯” はスープのことで、湯包とはつまり “スープ入りの包子(中華まん)” のことです。見た目も味も小籠包と大差ないのですが、決定的な違いはスープの量!スープの入っていない湯包なんてありえません!スープの美味しさの秘訣は、餡に加えられたゼリー状のスープの煮凝り!湯包にはコレが加えられているので、ジュワーッと溶け出すあのスープが必然的にたっぷり楽しめるのです

店員さんは先ずお皿を配られ、

生姜の千切りをのせてから、蒸篭から

蟹黄大湯包

皿に移し

スープをたっぷり入っているので、まるで水ヨーヨーみたいで、ちなみに蒸し立て熱さが半端ない、店の人が器用で薄い皮を破らないように、一瞬で皿に!神業!

移すとき、中のスープはぶよぶよで破れるかとハラハラしました。

小龍包を大きくしたような皮の中に上海蟹味噌を入りのスープが詰まっています。こう思うだけで箸は動く、頂こう!

汁でパンパンに膨らんだ皮をお箸で突くと、ブシャーと中味が溢れ出てきました。

具は上海蟹と上海蟹のみそ、これが美味しくないはずがありません。

スープを飲んで、皮と一緒にいただいて、贅沢な湯包です。

上海蟹と言っても日本で普通に食べる蟹と違った風味があり、臭みはまったくなく、むしろサッパリしたやさしい味です。蟹アレルギーさえなかったら、嫌いな人がいないと思います。

美味しい湯包を頂いて、満足した私達、支払いして、2階から1階へおり、2階のゆっくりの雰囲気と違って、1階は買い物のお客様で、にぎわっています。泰康食品の1階は上海の特産品売り場になっていて、色々な商品が所狭しと並べられています。

江南式の腸詰め、

臘肉(干し肉)

金華ハム

鳥の燻製が裸で売っています。

それ以上に紹興酒、色々な漬物、湯葉の加工品など

もちろん、お菓子なども売っています。

店から外へ出ると、蟹の月餅を買う人の列は減らず、もっと長くなったような気がします。(その日ホテルを戻って新聞を読んだら、びっくりしました!なんと、その店の蟹月餅一日で47万個を売れていた!!!)(終)

 

 

 

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