「香油」、と言うのは、料理を作ってその仕上げに最後にほんの少し振り掛ける香りの良い油の事です。中国料理に言えば、皆さんは、「胡麻油」と思うでしょう?!
確かに胡麻油は香油の一種ですが、中国料理は何でも胡麻油を使うと思ったら、大変間違ってますよ!!!!
中国料理では、料理によって、色々な「香油」を使ってます。
よく使うのは、葱に薬味などを加えて、低温の油でじっくり加熱して葱の風味を付けた葱油。
鶏の脂肪をお湯で加熱して溶けて浮いた脂をすくい取り、それを弱火で加熱して水分を除いた淡い黄色の鶏油。
一味とうがらしを低温の油で加熱して辛さと香りを移したラー油、
それに花椒油と胡麻油です。
「香油」を少量振り掛けることで、料理に香りを付けて、風味を引き立たせるとともに、コクや辛さを付けます。炒める料理に最後少し振り掛けたら、艶艶、料理が綺麗になり汁気のある料理にたらし、浮かべると見た目にも美しいです。
明楓は常に自家製の香油を使ってますので、今日は自家製葱香油を紹介させて頂きます。葱油は店によって、いろいろがあります。明楓は明楓の料理を合う葱油を作ってます。
葱、玉ねぎ、生姜を油に入れ
これから、低温の油でじっくり加熱し
一時間経過
二時間経過
更に一時間を掛けて、低温油で加熱し、火を止めてから、余熱で置いて、網で葱などを除いたら、
綺麗な葱風味たっぷりの明楓自家製葱香油の完成です。
この葱油はこれから、明楓の色々な料理で活躍、役に立てます!!!