広州の思い出#香酥牛肉饼

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広州にしては、珍しい食べ物です。中国の北方には普通にあるもので、広州では初めて出会いました。繁華街の脇に一歩奥に行く処で、小さいお店がありました。

私にしては懐かしい食べ物です!地方によって名前は違いますが、もともとのルーツはシルクロードからと言われています。回族(イスラム教を信仰する、中国の少民族の一つです)の食べ物です。イスラムのハラールを守って作られる牛肉のお焼きです。看板の右上にイスラムの文字と漢字で「清真」と書いているマークがあって、これは中国に居住する回族や他のムスリムの料理を指しています。「清真」とは“汚れがない”という意味であります。中国のムスリムは中国各地に居住しており、それぞれの地区に溶け込み、北京風の料理もあれば、広東風の料理もあるなど、多くのバリエーションが派生しています。共通点として、豚肉など食材を使わない、酒で味の下ごしらえをしないなど、イスラム教のハラールが遵守されています。私の実家では回族、ユタヤ族など、イスラム教を信仰する民族が大勢住んでいますので、こういうイスラム料理が多いです。

店内見てみると、小さい店だけど、店員二人、回族の服を着ていて、とても清潔です。

お焼きの作りは女性の方が担当で

生地を台に載せて、麺棒と手で生地を長くのばします。

下味付けした牛肉のミンチを生地の上に

たっぷり下味付け微塵きり白葱を肉の上に

生地を伸ばしながら包み

巻き

団子状に成ってから

これから焼きます。この作業は男性の方がやります。

団子になった生地を焼き鍋に並べ、上から蓋をして、蓋の重みで生地は丸くなります。

昔は手で丸くするんですが、今は専用の鍋が出来て、楽になったモンですね!!

両面こんがり焼して、

出来上がりです

早速買い、熱々のは一番美味しいです

この香!懐かしい、大学の時を思い出します。大学の時は、晩御飯でよく食べました。バック~~と食べて、外がこんがり、中はモッチリ、最高な食感!!葱の香、香辛料の香、プラス牛肉の旨み、おいしい!!!と言いながら、奪い合いのように食べる私たち。

一年後、もう一度この店の場所に行くと、店も無くなり、違う店になっていました。美味しかったのにとても残念です!!( ノД`)シクシク…

 

菠萝(パイナップル)🍍涼糕

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台湾で有名なフルーツといえばパイナップル。パイナップルケーキなどお菓子でも有名です。「台湾パイン極」は台湾で最も人気がある品種で、黄色い果肉、繊細な肉質はジューシーで糖度が高く、爽やかな食感を味わえます。

その美味しいパイナップルを使って、中国伝統的な点心を作ります。

パイナップルの皮を剝き

厚みあるスライスに切ります。

水に少し塩入れて、切ったパイナップルを入れて20分漬けします。

パイナップルをづけている間に中国くわい粉

砂糖を用意します。

20分たてから、漬けたパイナップルを取り出し、水できれい洗ってから、ミキサーに入れて、水を加えて

ミキサーをかけてジュースにします。

ジュースにしたパイナップルを半分取って、濾してボウルに入れ、泡を取ってから、用意した中国くわい粉を入れて

よく混ぜて用意します。

残り半分のパイナップルジュースを濾して、鍋に入れて、用意した砂糖を加えて沸かしてから火を止め

中国くわい粉を混ぜたパイナップルジュースは3分の1を取って、鍋に

小火をつけて、混ぜて、とろみになって、粘りになったら、火を止め

残りの中国くわい粉を入れたパイナップルジュースに入れてよく混ぜます。

容器に油を塗り

混ぜたパイナップルジュースを入れて、

蒸篭で蒸します。

20分ぐらい蒸してから

取り出して、パイナップルの香りを鼻に入ります。荒熱を取ってから、冷蔵庫で冷やします。

冷やしたら容器から取り出して

食べやすいサイズを切って

完成です。

頂くと、冷やしした弾力ある食感で、パイナップルの甘酸っぱいの味はそのまま味わいます。

 

 

自家特製肉団子の上海風煮込み

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今日の日替わりランチは「明楓自家特製肉団子の上海風煮込み」です。このメニューはランチにするのは久しぶりです。

まず、煮込み用のだしを作ります。「上海風」と言えば、香辛料の香りプラスほんのり甘口の醤油味で、葱、生姜、山椒、桂皮、と少々の八角、醤油味のベースにして煮立て、用意します。

煮だしを出来た所で、特製肉団子の作ります。「特製」と言えば、明楓のオリジナルです。豚ミンチと、微塵きりした葱、生姜、玉ねぎ、竹の子を用意し

中国クワイを茹で

茹でた中国クワイを微塵きりにし、パン粉と一緒に豚ミンチなどと合流!

溶き玉子を入れて

粘りを出るまで、混ぜます。

出来上がったミンチを手で、団子を作ります。

出来た団子を高温の油で一気に揚げます。

先用意した煮だしを沸かして、揚げた団子を中に入れて、時間を掛けて、煮込みます。

注文を頂いてから、できた肉団子と季節野菜などを合わして、煮だしをとろみにつけて、日替わりランチの完成です。

ジューシーの肉団子を口に入れたら、フワフワで、ジャキジャキで、肉汁を広がります。

 

中国山椒

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山椒、中国では「花椒」と言われています。中国では山椒の果実の果皮のみ用います。日本の山椒とは香りがかなりちがいます。中国料理には特に四川料理には山椒が欠かせない存在で、色々な所に活躍しています。明楓の料理にも山椒をよく使って色々な料理に~~色々な味に~~~

明楓は山椒使う時必ず一度鍋で煎ります。

そうすれば、山椒の香がもう一層濃くなります。

煎った山椒は色少し濃くなり、艶が出てきました。

煎ってないの山椒と並べたら、一目瞭然です。

煎った山椒を冷ましてから、ミキサーに掛けます。

ミキサーに掛けたら、網で濾します。

粉の方がふりかけ、ソースなどの場に活躍し

残ったの山椒の殻は

だし、スープ、漬けタレなどに活躍しています。

漢方では「花椒」は蜀椒とも呼ばれ健胃、鎮痛、駆虫作用があるとされ、今の季節にはビッタリの香辛料の一つです。

広州の思い出#大華酒楼(2)

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(広州の思い出#大華酒楼(1)に続き)

熱いお茶は胃に入って、食欲を沸いてきました。シェフ、ワゴン来るのは我慢できず、まっすぐいっぱい蒸篭を入った蒸し点心のワゴンに

しばらくすると、点心を持ってきてくれました。

飛び子載せ小篭包

中にスープがたっぷりでお箸を入れたすぐに飛び出しました。

中に豚肉の餡で味はあっさりしていて、美味しかったです。

野菜の水晶餃子

透き通った透明感たっぷりの皮から野菜の色を映りだし、とても綺麗です。中にも野菜がいっぱい入っていて、椎茸と香菜の香が溜まりません。

野菜なのに、なぜかジューシーで、ほんのり塩味は野菜の甘みを引き立ています。

湯葉の包み蒸し

こちらも中に豚肉とたっぷりの野菜の餡で薄くオイスターソースの味つけて、野菜の中に黄韮も入っていて、とても美味しかったです。

蒸し牛肉団子

蒸しているので、あっさりしていて、ブリブリ、ジューシーな牛肉団子は、始めて出会って、大好きになった点心です。

海苔海鮮焼売

普通の焼売と違って、小麦粉の皮が使わず、海苔を代わりにしています。

魚と蝦で作った餡を海苔で包み、上に蝦と飛び子を乗せて、見た目は綺麗で、食べると海苔の磯の香と海鮮の甘みうまく絡まって、ほんのり塩味で何個でも食べれそうです!!

ピーナツと鶏の足の蒸し物

大好物!!!これを食べると、無言になります。

スペアリブと太郎芋のトウチ風味蒸し

スペアリブはもちろん美味しいですが、一緒に蒸している太郎芋は肉のうまみを吸い込んで、ホクホクして、脇役なのに、主役よりうまいです。

珍珠糯米鸡

蓮の葉包み蒸した糯米

糯米の中に鶏肉とうずらたまごを入っています。

鶏肉を甘みを吸い込んでいる糯米は柔らかく、もっちりしていて、とても美味しかったです。

周りのお客様は地元の常連様ばかりで、かなり年齢層が高いです。殆どの方はお茶と点心一つ、二つかの組み合わせて、朝刊を読んたり、ラジオを聞いたり、知り合いと話しをしたり、していました。朝ごはんより地元のコミュニティの場になっています。なんか落ち着きますね!こういうローカルの店は開発によってどんどん少なくなっているので、とても残念です。(終)

広州の思い出#大華酒楼(1)

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飲茶の発祥の地広州には飲茶するのは生活の一部となっています。もちろん町中殆どのレストランはジャンル関係なく飲茶がっています。今日紹介させて頂きた大華酒楼はローカルの中にもローカルの店です。残念ですが、開発のため今もありません。

基本的にはローカルの店は営業は早いです。そのため眠たいですが5時半起きて、6時半にホテルを出ました。「大華酒楼」は広州の下町「長寿路」と「宝華路」に間の片隅に

ベット用品の卸市の2階立ての建物の2階にあります。ホテルから歩いて10分ぐらいです。入口の階段に看板が

朝の飲茶は7時からと書いているけど、ローカルの店では常連様はこの時間より早く入っていますので、私たちも7時になる前に尋ねました。

急な階段を上りました。

階段の両側に料理の写真か、宴会のメニューなど張っており、日本の居酒屋さん見たい!

店内に入ると、「え!満席!!」やられました!

一番取りと思ったら、こんな有様です!!やっぱりローカル中のローカルの店ですね!忙しい店員に声を掛けて、しばらく待つと、何とか席を用意してもらいました!

昔ながらなローカルの店で、席はもちろん相席です。左側は食べ終わり、お茶を飲みながら、お話を楽しんでいるお婆ちゃん

右側に熱々のお粥と点心を食べながら、朝刊を呼んでいるお爺さん

こういう朝飲茶の風景、今ときは少ないです。

店員さんは席を用意して頂いた間に、店内に一回り

焼点心のコーナー、

甘い点心のコーナー

蒸し点心のコーナー

忙しい店員さんはやっと来て、メニューを持ってきてくれました。

まずお茶を注文し、

こちらの店もお茶を一杯入っている籠の中に選ぶので、プーアル茶を~~

この店はオーダー式とワゴン式両方出来るので、注文する用メニューと、スタンプを押すようシートを両方くれました。店内もオーダー注文したお客さんの点心を運ぶ店員さんは何人もいらっしゃってます。

最近ワゴン式はあんまりも珍しいので、私たちは当然ワゴン式で注文!!

この前に目覚めのお茶はまず一杯飲んでから

熱いお茶をお腹に入って、胃を温めて、いっぱい食べるの準備を~(続く)

緊急事態宣言再延長により営業時間と内容の変更について

兵庫県から緊急事態宣言再延長により営業時間と内容を以下通りに変更致します。

営業時間:

11時30分~~20時(19時L.O)

★酒類提供は致しません!!!

期間:

令和3年6月1日(火)~~

     ~~6月20日(日)

6月21日(月)より

      通常営業致します。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

幽霊飴

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先日、明楓の常連様H様ご来店いただきました。

その時の頂き物です。みなとや子育飴本舗の幽霊飴です。

中には「幽霊飴」の由来を書いた説明書を入っています。

袋を開けると

琥珀色の飴が~~

頂くと

懐かしいな味わいです。

説明によると幽霊が買いに来た当時は、水あめのような形でお箸に飴を巻いて売っていました。いつしか、固形の飴として販売するようになりました。材料はいたってシンプルで、麦芽糖とザラメ糖のみを使用。麦芽糖とザラメ糖を溶かし、容器に流しこみ固めます。飴が固まったら専用のとんかちで飴を砕いたらでき上がり、味も製法も昔と変わらないそうです。

母親の子への深い愛情がつまった『幽霊飴』です。

H様、ご馳走様でした!!

いつもありがとうございます!!