広州の思い出#老舗デザート屋「南信」(3)

2021年9月敬老の日三連休限定明楓自家製中国風アフタヌーンティーご予約お待ちしております!

お持ち帰りメニュー!ご予約お願いいたします!

(広州の思い出#老舗デザート屋「南信」(2)に続き)

冰冻椰汁马蹄爽

これは初めて食べるデザートで、名前みるだけどんなものを想像しにくいので、注文しました。見るだけで中には、水クワイ、コーン、中国湯葉、

水クワイでできたわらび餅みたいなゼリー状なものとココナッツミルクという構成となります。

この組み合わせは、おいしくなるかな?半信半疑で口に入れたら、「うん?うん!うん~~なるほど!」冷たく冷えているココナッツミルクはほんのりの甘さ、その中にとっろんともっちとする水クワイでできたわらび餅みたいなゼリー状なものとほんのり甘さあるコーンとシャキシャキな水クワイ、時時感じる中国湯葉の歯応え、ありえない組み合わせで、意外と合い、それぞれの役を守って、お互い協力し合いほんのり自然の甘さで爽快な気分にさせてくれます。だから名前に「爽」という文字をついているのは、痛感しました。なるほどね!!これは暑い時期に最高なデザートという事は認識しました!!チャレンジしてよかった!!!

氷糖蓮子百合緑豆沙

蓮のみ、百合根、緑豆を氷砂糖と一緒に作った熱いお汁粉です。

程よくの甘さで、蓮のみ、百合根、緑豆のうまみを引き立て、それぞれの食感と味も楽しめる体に優しいデザートです。

椰汁红豆香芋泥

こちらは冷たいデザートで、ココナッツミルクの中に、柔らかく炊いた小豆、とエビイモのペーストを入っていって、

柔らかい食感が上品な甘さ、柔らかい小豆はココナッツミルクと最高な相性で、冷たいだけど、ホッとさせるデザートです。

薬製亀苓膏、日本で亀ゼリーと呼ばれています。

見た目はコーヒーゼリーのようで、味はほろ苦い中国の薬膳デザート。カメの腹側にある腹甲(背側の甲羅をも使う場合もある)を干して粉砕した粉末と、土茯苓(ドブクリョウ)、甘草、仙草、火麻仁(かまにん、アサの実)、忍冬(にんどう)などの生薬を煎じ、成分を抽出した液を陶器の器に入れて蒸すことで、ゼリー状に固まる、熱くでもいいし、冷たくでもいいし、好みで、シロップ、はちみつ、練乳など甘い調味料と一緒に合わせて食べます。

今日は金木犀の花蜜と一緒に・・・・・・

冷たい亀ゼリーの上に金木犀の花蜜を掛かって、金木犀の落ち着く良い香りと花蜜の上品な甘さで亀ゼリーの苦さが和らげ、口の中に花蜜の甘さの後に程よく苦さが感じさせ、元気になる気がします。

ココナッツ風味の仙草ぜりー、パイナップル添え

仙草、中国原産のシソ科植物の一種。この乾燥した仙草の茎と葉に、少量の水を加え煮込み、その煮汁をこして、でんぷんを少量入れることで、仙草がゼリー状になります。

効果的には身体の中にこもった余分な熱や水分を取り除きます。さらに血を冷やすため、特に夏場は暑気払いや熱中症予防として用いられていたそうです。効果はそれだけではなく、のどの渇きや解熱・やけどなどの化膿性炎症を治すこともできるのだとか。さらに糖尿病・高血圧・風邪・筋肉および関節痛など、あらゆる疾患にも効能があり、中国古来より万能薬として老若男女問わず食されていたようです。

のど越しがいい仙草ゼリーはココナッツミルクに絡まって、苦さが和らげます。甘いパイナップルは口代わりになります。

水クワイのおしるこ

水クワイの澱粉を使って、とろみして、中に水クワイのスライス、つぶコーン、とじ卵と言う変わった組み合わせのデザートです。思ったよりまずくないので、人により美味しくと思う人が多いかも。

「南信」は中国スイーツの代表的な店で、いつも種類の豊富さに感心しました。それは毎年行く度に訪れる原因です。(終)

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