豚前すね肉の自家製中国香味煮込み

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豚の前すねです。

豚すね肉とは豚の4本の肢のふくらはぎの部分を指します。かなり運動量が多い部位なので、筋は多く、硬い肉質をしています。煮込み料理によく使われるのは、ゼラチン質を含んでいて、長時間煮込むと肉質がやわらかくなるとともに、濃い味が出るためです。前肢のすね肉は「マエズネ」、後肢は「トモズネ」と呼ばれることもあります。特にこの形で関西ではチマキとも呼ばれています。

豚すね肉はコラーゲンが豊富で、旨みの詰まった部位です。 筋が多く硬めの肉質ですが、長時間煮ると旨みが出てトロトロに柔らかくなり、煮込み料理に一番合います

沸騰した湯ですね肉をアク取るため煮込み

氷水で締め、きれいに洗ってから

剃刀で残った毛を除き、この下拵えは重要です。

きれいになったすね肉。

きれいになったすね肉に中国なまり醤油を全体的に刷り込み

高温油で揚げ

これで、余分な脂を除きます。

季節に合わせて香辛料、葱、生姜と醤油で煮込み汁を作って

揚げたすね肉を入れて、柔らかくなるまで煮込みます。

煮込んだら、野菜と合わせて、皿に乗せ、煮汁と薬味でアンを作って、すね肉の上に掛けったら、豚前すね肉の自家製中国香味煮込みが完成です。

ほろほろになるまで柔らかいので、箸で骨から肉を外れます。脂身が少ないですが、バサバサ感がなく、とてもジューシーです。

一番おいしいのは、外の皮部分、ぶりぶり、トロトロ、コラーゲンがたっぷりです!

もちろん、酒も、ごはんもあいます。中国の宴会には欠かせない料理です。

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