香港の思い出#美都餐室(1)

お持ち帰りメニュー!ご予約お願いいたします!

先日久しぶりに休みをして、家で溜まった映画を見ていたら、映画の中に映った店を見て、「あ!ここ行ったね!」と明楓の二人の記憶を全開して、香港の思い出がどんどん出てきました。その映画のロケ地としても有名な店は廟街(テンプルストリート)にあります。廟街といえば、天后廟が有名で、この廟のすぐ目の前に2階建ての古い茶餐廳「美都餐室」はこの店です。

美都餐室は2階建ての古い茶餐廳です。第二次世界大戦後が終わってしばらく経った1949年に開業、半世紀以上もの歴史を誇り、香港だけでなく世界中のメディアにも何度となく紹介されています。香港映画やハリウッド映画のロケ地としても有名な店です。

入り口へ入って、私たちは早すぎたので、店は又オープンしていません。

店のおじさんにいつオープンするのと聞いたところで、おじさんはとても親切で「もうすぐよ!先2階に上がってもいいです」と店内に入れてくれました。とても暑い天気で、助かりました!!本当にありがとうございます!!

店に入って、階段で2階へ~~

階段のところによく意味が分からない飾り物が飾ってます。

一番の私たちは、席を取り放題~~~

ここにしよ~、まるで映画のセットに入ったのように、ここはあの映画でだれとだれか話していたよね~、あの映画で、ここで主人公たちはデートしたね~と映画の話で盛り上がってました!!

香港映画が好きな方は見覚え有るでしょう?!レトロな店内、どこか見覚えがある光景です。それはそうですね~~多くの映画に登場しているのです!オープン当初から変わらない店内、壁のタイル、椅子、テーブルなど、まるで、タイムスリップしたようで、21世紀の私たちの目からみると何とも味があるオシャレな空間です。

閉められない窓は、紐で締め、これも、時の印となります。

美都餐室の建物は第二次世界大戦の際に爆撃を受けて全壊され、1949年に建てなおす際に、亡き先代が戦後のネイザンロード沿いの美しい木々と活気溢れる街を見て、お店の名前を「美都(美しい都市)」にすることに決めたそうです。またこのお店は「茶餐廳」ではなく「餐室」となっているのは、その時代には現在でいう茶餐廳という言葉はなく、「餐室」と呼ぶのが一般的だったからだそうです。ちなみに茶餐廳という言葉は70年代に入って生まれたんだそうです。当時の常連客は労働者や漁師が多かったということで、ボリューム満点のご飯物メニューが多く揃っています。オムレツや西洋風のメニューも多く、 現在の一般的な茶餐廳よりもモダンな感じがします。

テーブルにメニューが引いているので、莫大な種類で、注文を決まるまでは時間かかりますね~~~

(続く)

 

 

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