2020年明楓オリジナル手作り中国風おせち料理を承ります。
8月の時、7月の雨の影響で日本産の中国野菜が被害を受け、明楓がいつも使っている野菜が入荷できなくて、困りました。その時野菜の業者さんから頂いた中国野菜のリストに馴染めがない名前を見つかりました。「皇宮菜」、名前に見れば、皇宮で食べる野菜という感じですが、本当にはどんな野菜ですかねと気になって、試して注文しました。後日届きました。包装を開けて現れているのは
つるむらさきぽい!においも似ています。これは皇宮菜ですか?でもつるむらさきより茎がしっかりしています。葉も厚みがあり、大きなように見えます。とりあえず、炒めてみました。
食べやすいサイズに切ってさっとゆで
それだけで炒めのは寂しいので、余った油揚げも油を落として食べやすいサイズに切って用意します。
シンプルに塩コショウで炒めて、
食べてみたら、
やっぱりつるむらさきに似ています。でもつるむらさきより青臭みがなく、癖があんまり感じさせないです。独特の触感と程よい甘さ、葉に粘りがあるですが、気になりません。調べたところ、皇宮菜は台湾でよく使われているみたいで、昔日本の方が日本のつるむらさきを持っていて、台湾で栽培して普及したらしいです。天皇は食べたころあると言い伝えで、「皇宮菜」という名前につけましたらしいです。
もともとつるむらさきですから、栄養はもちろん高いです。ミネラルやビタミン、カルシウム、鉄など豊富に含まれていますので、貧血、高血圧などに効果があります。
先日明楓の常連様N様がご来店いただきました。
その時中国からのお土産を頂きました。
ピーナツを紫芋でできた衣をつづんでいるおやつ
サクサクした食感とピーナツの香ばしさはおいしかったです。
後は代わり種の月餅3つです。
一つは中国で精進料理として有名な「功徳林」の精進月餅です。
伝統的なパイ生地で
さくさく、
干しフルーツとナツ系でできた餡は甘いですが、かむかむほど色なうまみが出てきます。
後の二つ月餅は、南式で、一口サイズでしっどりした生地で包んでいます。
一つは、「黄金流沙月餅」
蓮の実と塩玉子の黄身でできた餡は、甘さの中に塩気があり、塩玉子の黄身のざらざら食感は面白いです。
もう一つは「紅酒蔓越苺月餅」
赤ワインとベリー系のフルーツでできた餡はベリーの甘酸っぱさと甘い香りが漂って、後に赤ワインの深さが感じさせます。
N様、ご馳走様でした!!
いつもありがとうございます!!
前日明楓の常連様S様ご夫婦とかわいい息子さんご来店いただきました。
その時の頂き物です。
丹波篠山の和菓子の老舗鹿生堂とあくさや栗もち2種と栗羊羹です。
栗が大好きな私ですが、とてもうれしいです。
仕事を終え、まず、鹿生堂の栗羊羹の箱を開けました。
眩しいゴールド色な箱を開けると
栗が!栗が!溢れるほど入った羊羹が現れました!!見た目からおいしさが伝わってきます。こちらは日持ちですので、後の楽しみとしてゆっくりいただきますことにしました。
後は緑と白の紙で包装した栗もちです。せっかく2種類頂いたので、栗もちの食べ比べをして頂きました。栗もちといえば、イメージ的には求肥で栗の甘露煮とあんこを包んでいると思いますが丹波篠山の栗もちが違います。 どっちかというと丹波篠山産の栗をたっぷり使ってペースト状にして、お餅をつづんでいるのは栗もちです。
まず白のアクサヤの栗もちから
直径4cmぐらい丸い栗もちは
栗のペーストは栗の小粒を残しており、色も白ぽいです。割ってみたら、
中のお餅は柔らかくて、外のほくほくとした栗の甘さとうまく合い、やさしい味と食感です。次は鹿生堂の栗もちです。
あくさやさんの栗もちと比べるとやや小さいです。
色も茶色ぽいです。
中のお餅は弾力感があって甘さが控えっています。外の栗ペーストは栗の風味が濃厚で栗そのまま食べているのようです。
どちらも秋を感じさせて栗のおいしさを楽しめる栗もちです!!食べ比べの結果は、シェフはあくさやさんのほうが好きですが、私は鹿生堂さんのほうが好きです。
S様、奥様;ご馳走様でした!!
いつもありがとうございます!!!
10月に入るとかぼちゃの季節になりました。ハロウィーンに当たて、どこ行ってもかぼちょの飾りが溢れています。明楓もこの風潮を乗せて、手作りのかぼちゃお化けを飾っています。
かぼちゃんの季節になると、明楓はいつもいろいろな所でかぼちゃんを使っています。ある時は炒めものの添野菜にしたり、ある時はデザートにしたりなどなどしています。その中に私には一番するのはかぼちゃんの焼き餅です。
種を取り除いたかぼちゃんを小さく切ってから、鍋に炒め、塩コショウ等味付けして
水を加えて、炒め煮にします。
煮込んでいる間に、繋ぎ用で米粉、塩、コショウなど水で合わせて用意しておきます。しんなりになったかぼちゃんを繋ぎに入れます。
よく混ぜ合わせて
容器に入れます。
きれいに入れてから
蒸篭で蒸します。
蒸し上がったら、きれいな黄色になってます。
蒸篭から取り出して、冷ましてから、容器から取り出して、
食べやすいサイズに切ります。
食べるときは、鍋に油を少し引いて、両面きつね色になるまで焼いたら
かぼちゃんの焼き餅の完成です。
たまに、もっと小さいサイズに切って、ネギ、生姜、XOソースなど一緒に炒めても
結構おいしですよ!!
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今年に入って明楓のおすすめ料理の中で一番人気が高い料理です。おすすめ料理の黒板に登場するたびすぐご指名され、すぐに売り切れてしまいます。
東坡肉(トンポーロー)とは、豚肉を調理した中華料理煮込み料理の一つです。北宋の詩人蘇軾が考案したとされたので、料理の名前は彼の号である「東坡」に命名しました。一般的一番有名なのは、中国浙江料理の一つで杭州の名物とされていますが、実は中国各地によっていろいろな東坡肉があります。皮付きの豚のばら肉を一度揚げるか茹でるかして余分な油を取り、醤油と酒と砂糖で煮込みするのは一般的な料理方で、杭州の東坡肉は一般的な料理法で、多量の砂糖で甘く味付けされることが多いです。他の地方には人数の分だけ用意した壺の中に肉を入れて密閉し、蒸したり、藁と一緒に煮られたり、様々な料理法があります。その中に宋の首都である開封は切り分けた肉を鉢に入れて蒸し、蒸し上がった肉を皿に盛りつけて供する「扣肉」といる代わり種の東坡肉があります。時代の流れに添え、東坡肉も色々な進化があります。
明楓の宝塔東坡肉はこの進化の一つであります。
豚バラ肉正方形に切って、臭み取るため、茹でから、水で汚れをあらってから、生姜ネギを入れて柔らかくなるまで茹で、取り出してから、熱いうちに中国のなまり醤油を全体に塗り、色を付けてから、油で揚げてます。茹でると揚げる二つの料理法を使って豚肉の余分の油を取ります。
余分の油を取った豚バラ肉は冷蔵庫で冷やして、軽く硬くなったぐらいで、包丁で「回」の字のように薄く切ります。
切れないように注意し、一本の形になるように切り
切ってから、元の形になるように巻きます。
それで中に白菜、タケノコ、冬菜の漬物で作った具を中に入れて、ピラミッドの形にしてから、明楓の自家製タレに入れ味をしみこまれるまで蒸します。注文受けてから開封の「扣肉」のように皿に盛りして野菜など添えたら、出来上がります。
手間と時間がかかった料理で、皆さまぜひ一度ご賞味くださいませ~~~
今年の重箱がやっと決まりました!!
今年改元の年で、元号は「令和」になりました。
ご存じの通り、「令和」の由来は、「万葉集」の梅花の歌が出典です。
「初春の令月にして、
気淑(よ)く風和ぎ、
梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、
蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す。」
その中に「厳しい寒さの後、春の訪れを告げるように見事に咲き誇る梅の花の情景が美しく書かれている」ところが一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込めています。
その願いに添えて、明楓今年の重箱は梅の花を決定しました!!
友禅柄の梅の重箱です。(株)織部さんから一つずつ丁寧に手作りして頂きました。紙重箱だけどとても頑丈で、中に金の内箱を使用しており、使った後、きれいに拭いたらいろいろなところで再利用できます。
今年も三段重で
年末になると、中に明楓のオリジナル手作り中国風おせち料理を詰めて、ご予約して頂いたお客様の手にお渡しいたします。