宝塔東坡肉(ピラミッド型トンポーロー)

今年に入って明楓のおすすめ料理の中で一番人気が高い料理です。おすすめ料理の黒板に登場するたびすぐご指名され、すぐに売り切れてしまいます。

東坡肉(トンポーロー)とは、豚肉を調理した中華料理煮込み料理の一つです。北宋の詩人蘇軾が考案したとされたので、料理の名前は彼の号である「東坡」に命名しました。一般的一番有名なのは、中国浙江料理の一つで杭州の名物とされていますが、実は中国各地によっていろいろな東坡肉があります。皮付きの豚のばら肉を一度揚げるか茹でるかして余分な油を取り、醤油と酒と砂糖で煮込みするのは一般的な料理方で、杭州の東坡肉は一般的な料理法で、多量の砂糖で甘く味付けされることが多いです。他の地方には人数の分だけ用意した壺の中に肉を入れて密閉し、蒸したり、藁と一緒に煮られたり、様々な料理法があります。その中に宋の首都である開封は切り分けた肉を鉢に入れて蒸し、蒸し上がった肉を皿に盛りつけて供する「扣肉」といる代わり種の東坡肉があります。時代の流れに添え、東坡肉も色々な進化があります。

明楓の宝塔東坡肉はこの進化の一つであります。

豚バラ肉正方形に切って、臭み取るため、茹でから、水で汚れをあらってから、生姜ネギを入れて柔らかくなるまで茹で、取り出してから、熱いうちに中国のなまり醤油を全体に塗り、色を付けてから、油で揚げてます。茹でると揚げる二つの料理法を使って豚肉の余分の油を取ります。

余分の油を取った豚バラ肉は冷蔵庫で冷やして、軽く硬くなったぐらいで、包丁で「回」の字のように薄く切ります。

切れないように注意し、一本の形になるように切り

切ってから、元の形になるように巻きます。

それで中に白菜、タケノコ、冬菜の漬物で作った具を中に入れて、ピラミッドの形にしてから、明楓の自家製タレに入れ味をしみこまれるまで蒸します。注文受けてから開封の「扣肉」のように皿に盛りして野菜など添えたら、出来上がります。

手間と時間がかかった料理で、皆さまぜひ一度ご賞味くださいませ~~~

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