苦瓜

苦瓜、夏の代表的な野菜の一つです。中国では、「苦瓜」というのですが、別名「涼瓜」とも呼ばれています。この名前からもわかるように、体の熱を取り去るので、夏季にはうってつけの野菜です。中国の広州では、苦瓜を細かく切って乾燥させ、夏風邪の薬としても用いています。味は苦いため、好き嫌いはっきり分かれる野菜です。

小さいときは、苦手で、周りの大人たちを食べている様子を見ると、苦いのになぜ食べるの?と理解不可能できるだけ食べないように避けました。年を増えると、不思議で、段々好きになりました。中国では、野菜として食べるだけじゃなく、お茶として、漢方薬としても使います。

苦瓜は漢方薬的の効果もとても大きいです。漢方薬のなかに苦瓜は寒性、味は苦い、心臓と肝臓には良いと言われています。解熱の効果が高くて、ビタミンC、ビタミンBを含むので、疲労回復に効果もあります新鮮な苦瓜の絞り汁にはインシュリンに似たような物質が含まれています。糖尿病患者には理想的な野菜です。

明楓では、今の時期になるとよく苦瓜が使います。

例えば、

苦瓜を半分を切って

スプーンを使って、真ん中の種を取ります。(白い部分はすごい苦いので、綺麗に取ってね)

種を取った苦瓜を輪切りします。

輪切りした苦瓜を沸騰したお湯でサット茹でます。

サルで茹でた苦瓜が水気を綺麗に切り、用意します。

一回炒めて油を落とした鶏肉ミンチ

と  お湯で戻した春雨を用意します。

材料を揃ったところで、作り始めます。まず、鍋に油を入れ、大蒜、生姜、豆板醤を入れて、香り出るまで炒め、

鶏肉ミンチを先入れて、炒め

主役の苦瓜を加えて

強火で炒め

料理酒

醤油

味付けしてから、炒め、明楓の自家製鶏がらスープをいれて

砂糖、胡椒で味を整えて

煮沸かしたら、春雨を加えます。

味染みるまで煮込み

スープを無くなったら、ごま油で香りつけたら

出来上がりです。

甘辛味の中に、ほんのりした苦味、夏らしいです!!

空芯菜

空芯菜、代表的な中国野菜の一つです。

茎は空洞のため、この名前になりました。中国、東南アジアには、よく食べられる庶民的な野菜で、最近日本にも浸透し、スーパーにも見かけるようになりました。

熱帯植物で、一年中取れるんですが、やっぱり夏は旬です。あまり癖が無い野菜なので、味付けは何でも良いですが、その中には、やっぱりニンニクと一緒にあっさり塩味付け炒めは一番おいしいと思います。

空芯菜を洗って、食べやすいように4~5cmを切り、鍋にニンニクを入れて、香り出るまでに炒め、空芯菜と合わせ用中国蒸し麩、蓮根など入れて、炒め

塩味付けし、空芯菜はすぐ火を通すため素早く炒めたら、

ニンニク風味の空芯菜炒めは出来ました。

癖が無く、シャキシャキして、とても夏らしいおいしい野菜です。

空芯菜はとても栄養が豊富でカルシウムがほうれん草の約4倍といわれています、それ以外にはほうれんそうの約5倍のビタミンA、約2倍のビタミンB、ビタミンC、が含まれている。夏バテの予防には最高です!!

鶏肉と夏野菜の冷製自家製胡麻ソース掛け

毎年夏のごろ明楓はいつも冷製料理を用意しています。今年も始まりました!!自家製のソースと色々な冷製料理は結構好きなお客様が多いです。

前日自家製胡麻ソースを作って、寝かしてちょうどいい具合で出来上がりましたので、早速今日の日替わりランチにしました!

前日に鶏肉を沸騰したお湯に入れ、弱火で熟するまで煮蒸ししてから、氷水に入れて冷まします。山椒、生姜、葱を漬け汁を作って、冷まします。冷ました鶏もも肉を冷ました漬け汁に入れ、冷蔵庫で一夜寝かします。添える野菜なども下拵えして、ランチで出す時、冷たく冷やしたお皿に千切り胡瓜と下味付けした夏野菜(サツマイモ、茄子、紫芋)を並べ

横に塩コショウで味付けしたビーフンともやしの和え物を添え、主役の鶏肉をスライスしてから、野菜の隣に登場~~

これから、明楓の自家製生姜風味を効かした胡麻ソースの出番です。

鶏肉の上に、丁寧で掛けて

トマトなどを添えたら、今日の日替わりランチの完成です。

やわらかい鶏もも肉、しっかりした添え野菜、自家製の胡麻ソースと一緒に口の中に香ばしく、爽やかにさせて、食欲も注いで、ご飯が欲しくなります。これからも熱い日が続きますので、冷製のランチを食べて、暑さを乗り越えましょう~~!!

そうめん南瓜

 

そうめん南瓜です。中国では「金糸瓜」と呼ばれています。西洋南瓜の一種です。

ヘタと先を切り落として

中身は普通の南瓜と一緒で種があります。

種を取って

適当な大きさに輪切りにし、水から茹で、

20分ぐらい茹でてから冷水に入れて冷やします。

冷ましたそうめん南瓜は色鮮やかになり、

果肉の部分がほぐれて素麺状になります。

この様子はそうめんに見えるため、「ソウメンカボチャ」や「ソウメンウリ」と日本でよばれるようになりました。中国では、ほぐした果肉がほぐしたフカヒレ(魚翅)に似ていることから「魚翅瓜」とも呼ばれています。

カボチャ類の中では比較的カロリーが低くてあっさりしており、日本では酢の物やマヨネーズ和えにして食べるのは多いです。欧米では主菜のつけ合わせに用いられることが多く、パスタの代わりにソースをかけて食べることもよくあります。中国では、上海市の崇明島の特産品で漬物にして食べるのは多いです。

明楓には今年もこれからそうめん南瓜が皆様の前にデビューします!!

シャキシャキな食感で、とても夏に合う野菜ですね!!!

トマトと玉子の中国家庭風炒め

夏になると、妙に食べたくなるのは「トマトと玉子の中国家庭風炒め」です。中国では、元々ポピュラーな家庭料理で、中国の家庭でよく作られた一品です。

トマト、玉子を用意、キノコが好きでキノコも用意し

まず、薄塩味した玉子を炒めます。

にんにく、生姜を香出るまで炒め

そこで、キノコをいれて、炒め

スープを入れて、柔らかくなったら、ケチャップを隠し味として少々いれ

トマトを入れ

先炒めた玉子も入れて、一緒に炒め

塩などの調味料を入れて、味を整えたら、とろみを付け、完成です。

熱々のうちに、「いただこう」と、フワフワした玉子、トマトの甘み、と酸味ご飯とぴったりです。

夏になると、この料理は、とろみをつけず、スープを多めにして、味付けはちょっと濃い目にし、冷ましたら、冷たい麺とか、うどんとかの上に掛けて千切りした胡瓜かミズナか、刻んだオクラなど加えて、お酢、練り胡麻、ラー油(好みに)入れ、よく合えたら、真ッ夏に食欲注ぐの一品になります。時間がある時に作って、冷蔵庫で冷やして置いたら、もっと使い楽ですよ!よかったら、お家で試して見ませんか?おすすめですよ!!

大根と薄揚げの大葉風味の炊き合わせ

ブログ更新するのは久しぶりです。毎日したいですが、なかなかうまくいかないです。特に今のご時世、毎日の殺菌、消毒は殆どの時間を使ってしまいました。お客様は安心で明楓でごはんを食べれるように引き続き精一杯努力致します。

今日の小鉢をご紹介させて頂きます。

大葉を細かく刻んで用意します。

薄揚げを刻んで

沸騰した湯で油を落とします。

油を落としたら、水気を切って用意します。

大根、白ネギ、生姜を千切りして

鍋に油を少し引いて、まず白ネギと生姜を炒めて

香が出たら、大根を入れて一緒に炒め

しんなりになったら

料理酒、醤油、明楓の自家製鶏がらスープの順で入れて

味全体届いたら、薄揚げを加えます。

一緒に炒め、砂糖、胡椒など味を整えて、

水気を無くなったら、刻んだ大葉を加えます。

よく混ぜ炒めたら、

完成です。

冷まして、冷蔵庫で冷やしてから、小鉢としてお客様の前にデビュー!!!ほんのり醤油風味の大根と薄揚げはやさしい口当たり、大葉のさわやかな香りと風味は夏の暑さを飛ばしてくれます。

土用餅

今日は土用の丑の日です。皆さまうなぎが食べましたか?もしかして、夜家でゆっくりしながら、うなぎをたべるでしょう?明楓の二人はうなぎの蒲焼が大好きです!!うなぎ料理の中に一番おいしいと思っています。

この土用の日にびったり合うお土産を頂きました。

本高砂屋の土用餅です。

明楓の常連様H様、今日ご来店頂いた際に頂きました。

包装紙を見るだけで夏だね!と言わされように夏らしい!!!

仕事を終え、包装を外しといつものシックな箱が出ました。

中には

北海道産小豆を使用した漉し餡で、柔らかな餅を包んだ土用餅を現れました。日本古くよりお餅は力餅(食べると力が出る餅)、小豆は厄除けに通じるため、食することで夏の悪病災難を退けると言われています。歳時なお菓子で早速頂きました。滑らかな漉し餡、柔らかい餅と合わせて、少し甘いな~と思いますが、熱いお茶と一緒には、最高の組み合わせです。とてもおいしかったです。

H様、ご馳走様でした!!!

いつもありがとうございます!!!