潮州風味和え物

もともと広東料理が好きです。特に広東料理の中に潮州料理が好きです。潮州とは、広東省東部のスワトー付近を指します。海の幸に恵まれた地域であり、テーブルには素材の味を生かした料理が並びます。潮州料理は油を比較的使わずに調理することに特徴があります。

潮州料理と言えば、「鹵水」と「潮州辣椒酱(潮州式の辛いソース)」をすぐに頭に出てきたのは私だけでしょうか?人間でおいしい物とまずい物しか覚えないので、潮州式の鹵水は絶品です。とくとくのやさしい味付け、誰にも食べやすいです。鹵水とは、塩、醤油、酒、生姜、十数種の漢方スパイスと、豚や鶏の骨を煮出してつくる、出汁とタレの間くらいの濃さの、一種の調味料です。それを大鍋にたくさんつくっておいて、小鍋に分けて、鴨や豚や牛の臓物類、豆腐類などを煮たり、あえたりします。

潮州式の辛いソースは、乾燥したニンニクと、塩漬けした唐辛子ベースで作ったソースで、香ばしいさ、とやさしく濃くあるの辛さは、辛い物が苦手な私たちにも食べたくなるんです。

以前、潮州式で煮込んだ厚揚げと潮州式の辛いソースで和え物作ったことがあります。まず潮州式で煮込んで厚揚げ、茹でたもやし、刻んだ白葱をボールにいれ

味の決め手になる潮州式辛いソースを上に載せて

塩、砂糖、胡椒も入れて

熱い油で「ジュ~~」で言わし

ていねんに混ぜ合わしたら、潮州風味の和え物が出来上がりです!!!

シャキシャキなもやし、しっかりやさしい味の潮州式鹵水厚揚げ、後にピリとした香ばしい潮州式辛さ・・・・・・、口の中に漂って、食欲が注ぎますね!!!!

書いていくとますます潮州料理を食べたくなってきて、いつになったら、広東、香港に行って食べに行けるでしょうか?

蒸菜(蒸し野菜)

暑い日が続いて、体力が奪われてしまい、食欲も冷たいものばかり求めて、ついつい偏ってしまいました。夏バテになるのはいかんとふっと思い出すのは実家の郷土料理「蒸菜(蒸し野菜)」です。「蒸し野菜」と言ったら、皆さんは、「温野菜」のイメージするでしょう!NO!NO!NO!実家の蒸し野菜料理は全然違うものですよ!基本的には野菜は何でもいいです。家で食べるときは、冷蔵庫に残り野菜を片付けるには最高の料理法です。

今日は栄養のことを考えてほうれん草を使います。菜っ葉類の野菜だったら、食べやすいサイズを、根野菜系だったら、千切りに。ほうれん草を一口サイズ切って、洗って、水を切って、置き

バットに胡麻油を引いて

水を切ったほうれん草をボールに入れ、小麦粉を入れ

全体的に小麦粉を塗します。

全体小麦粉をまぶしたほうれん草

そのほうれん草を胡麻油を引いたバットに入れ

バットを蒸し器に入れます

蓋して20分ぐらいを蒸します。

蒸し出来上がりました。

ボールに入れてほぐします。

塩、胡椒を入れ、

胡麻油を入れ

混ぜします。

全体的に味をまぶしたら、

出来上がった様子

そのまま食べれます。

小麦粉を絡んでますので、野菜の栄養も逃げられないで、ヘルシーで、野菜もたっぷり食べられます。好きなように、黒酢、ニンニクなど味を加えたら、もっと美味しくなりますよ。私は個人的に黒酢、練り胡麻、揚げニンニクをたっぷり入れて、お替りまで食べられます。

野菜をたくさん食べれるので、試していかがでしょうか?

一番お勧めの菜っ葉野菜は、春菊です。根野菜はジャガイモと人参をおすすめです。

 

五香干豆腐

2020年明楓のオリジナル手作り中国風おせち料理を承ります!!!

明楓オリジナル手作り中国風おせち料理をご検討している方へ

12月23日(月)、24日(火)、25日(水)三日間限定で クリスマスディナーコース(二名様よりお一人様(税込み)¥6500)

濃い色のだし巻きじゃないですよ!中国の五香干豆腐です。日本語で言えば押し豆腐の燻製です。八角、中国山椒など香辛料を使って作った一品です。 中国では、 結構ポピュラーな食材です。サラダ、おつまみ、ご飯のおかずにとても便利な食材でもあります。そのままでも食べられますが、温めて食べるのは好きです。そのままには寂しいので、和え物にして小鉢にしました。

五香干豆腐をスライスに切って、用意します。

クレソンをきれいに洗って、

さっと茹で、タオルで水気を切ってから、小さく切ります。

用意したスライス五香干豆腐と一緒にボウルに入れ、ネギ、生姜の千切り上に乗て、

高温になった油をネギ、生姜の上に掛けて、香出してから、よく混ぜたら、完成です。

しっかりした五香干豆腐の歯応えと香辛料の香りと香ばしい風味、シャキシャキしたクレソンとよく合い、クレソンの微かな苦みはアクセントになります。

酒がほしい!!!

サツマイモ春雨

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春雨で言えば、緑豆でできているという印象が強いでしょう!実は澱粉が多い食材は殆ど春雨を作れます。今の時期はサツマイモが旬なので、サツマイモでできた春雨は使いたくなります。写真のサツマイモ春雨はお湯で戻しています。緑豆の春雨より色が黒っぽいで、太いです。サツマイモでできた春雨は日本には珍しいですが、中国にはとてもポピュラーな食材です。特に私に実家はサツマイモの産地でサツマイモ春雨は一年中食卓に登場しています。煮だり、炒めだり、和え物したりいろいろな調理法いろいろな味に合います。この間日替わりランチ「茄子と春雨の自家製四川風ピリ辛炒め」をやりました。その時いつもの緑豆の春雨じゃなく、サツマイモの春雨が使いました。

サツマイモの春雨は食べごたえのあるモチモチ・プリプリとした食感が特徴で、美味しさは緑豆に負けていません。

私の実家の方にはよくサツマイモの春雨を和え物します。地元の呼び名は「和菜」です。戻したサツマイモの春雨と茹でて、水気をしっかり取った野菜に醤油、砂糖、お酢など調味料で和え、好みですりにんにく、ラー油、練りごまなどに加えったらもっとおいしいです。夏に食欲がないときにはもってこい一品です。もちろん冷菜として、酒のあてにも良いです。ちょっとランチで少し残っていったので、和え物にしてみて、賄にしました。

のど越しがよくて、もちもちの触感がたまりません。仕事じゃなかったら、ニンニク、練りごま、黒酢を入れたらもっとおいしく食べれるやね!!少し残念でした!!今度休みで家で好きなように作りましょう・・・・・・

方便麺(インスタント袋麺)

2020年明楓オリジナル手作り中国風おせち料理を承ります。

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この間中国旅行行った兄から中国のインスタント袋麺を頂きました。袋麺のインスタントラーメンは久しぶりです。寮生活の時に食堂はまず過ぎで、どれぐらいインスタントラーメンに世話になったのか。そのせいで、今もたまにインスタントラーメンを食べたい時があります。寮生活の時に電気を使くことが規制があるので、寮の管理する先生と鼬ごっこして、小さい電気コンロでよくインスタント袋麺を夜食で作りましたね。懐かしい!!思い出が出てきたので、もう一度その時の味が食べたくなりました。ちょっと頂いたので、その時のやり方で作って食べます。

2種類を頂きました。一つは、四川青山椒風味牛肉麺

袋を開けると、

麺、乾燥野菜、調味料、ソースを入っています。

もう一つは酸菜(酸っぱい漬物)牛肉麺

袋を開けると麺、乾燥野菜、調味料、酸菜を入っています。

昔寮生活の時のやり方はとてもシンプルです。卵をどじて、入れ玉子をして

水を入れます

少し沸かして、卵からだしを取ってから、乾燥野菜、調味料、ソースなどを入れ

沸いたら、麺を入れます。

3分煮込んだら、出来上がり!!

まず、四川青山椒牛肉麺

青山椒のいい香りが漂って、牛肉の風味あるスープは、麺とうまく絡んで、口に山椒でびりびり、後から辛さが来ます。つぎ、酸菜牛肉麺

四川青山椒牛肉麺より、具が多く感じます。程よく酸味が濃いそうなスープにさっぱりさせています。どちらも思ったよりおいしかったです。個人的には、中国のインスタント麺はカップより袋のほうがおいしく感じます。やっぱりおいしいかどうかより、インスタント袋麺はなつかしい!!!

ワンタン

2020年明楓オリジナル手作り中国風おせち料理を承ります。

明楓オリジナル手作り中国風おせち料理をご検討している方へ

夜も寒くなりましたね~~暖かいものを食べたくなりますね!

小さい時から寒くなると家でよくお父さんはよくワンタンを作ってくれました。熱いスープの中に具をたくさん包んだワンタンを浮いて、薄い皮で中の具の色を透き透って、見るだけで暖かくなりそうです。そのせいで私は今まで餃子よりワンタンが好きです。ワンタン、中国では地方によって色々な言い方があります。標準語で「饂飩(ホゥントゥン)」(日本のうどんと違いますよ!)と言い、広東語で「雲呑(ワンタン)」と言い、そう見ると日本語の「ワンタン」は元々広東語からですね。好きだから、寒くなると家族が集まったら、よく作ります。もちろん自己流のオリジナルです。餡は豚ミンチ、海老、椎茸で作りました。海老の食感を残すため、大きく切って、椎茸もサイコロ状にして、シンプルで塩、胡椒を味付けし、粘りを出るまでよく混ぜ合わして、最後、ごま油を少し垂らして、薄く香り付けをします。豚ミンチだけすると、油濃くて食べる途中飽きてしまい、海老を加えると、あっさりになり、食感と甘みも、楽しみも増えます。家で作る時は、海老なかったら、好きな野菜をたっぷりいれでも良いです。個人的には、しろ菜を薦めます。さっと茹で、水気を絞り切ってから、細かしく刻んで、豚ミンチと合わすと、とてもおいしいです。ナズナと豚ミンチのほうもおすすめです。

餡をできたところで、ワンタン皮(家で市販の皮も結構です)を手のひらに載せて皮の中心ぐらいに餡を上に載せ半分に折り畳んで左上に小麦粉と水でできたつなぎを付けて右上を持って、左上の方とくっ付けます。きちんとつけたら、ワンタン出来上がりです。ワンタンに使われるスープはとろみのないものが多く、中国では、華南地方では鶏がらスープ、金華ハムのスープなどあっさり透明なのを基本にしています。実家では器に干し桜海老、紫のり、葱、塩、ほんの少し味の素、醤油などを入れておき、そこにワンタンの茹で汁とともにワンタンを入れる方式は多いですが、個人的にはシンプルのほうが好きです。鶏がらスープでほんの少し塩、胡椒に加えて、茹でたワンタンを中に入れて、香菜か青葱か上に載せてから、完成しています。

結構家で簡単にできる一品で、寒くなる今とき、作ってみたらいかがですか?

もぐもぐINご馳走の里帰り(12)(終)

(もぐもぐINご馳走の里帰り(11)に続き)

 

宴会を終わって、親戚たちを見送って、疲れていた私たちは、

 

家を戻り、ぐ~~と寝ました。やっといろいろ用事が済んだからだ!!

 

3時間後目を覚まして、明日朝早朝3時半に空港へ行くので、この荷造りを~~

 

明日が早いので晩御飯は適度に~~

 

私たちが青島空港で買った大きな饅頭を

 

 

 

蒸篭で蒸して

 

 

包丁で分けて

 

 

主食として、合わせるおかすは

 

 

五香粉を効かした牛肉

 

 

蒸した肉団子

 

 

蒸した豚のひれ肉揚げ

 

 

ニンニクの茎と玉子の炒め

 

 

ズッキーニのにんにく薫るあっさり炒めで晩御飯を済まして、

 

最後、開封の名産西瓜を思い切っていっぱい食べました!!!

 

 

片付けして、荷物をまとめて、少し目をつぶしたら、もう起きる時間になりました。

 

朝3時半、気温1度でバス乗るのはつらい!!!

 

ライトアップしている「鼓楼」と別れ

 

 

空港へ~~

 

空港を着いたとき、寒くて、寒くて、体の芯から冷えってました!

 

さっさと登場手続きして、搭乗口の近くの「永和豆浆」へ走ってきました!!

 

熱々の豆乳と揚げパン、蛋饼と中国式おにぎりを頂き

 

 

 

 

やっと生き返りました!!

 

最後の最後、バタバタ、ご馳走の里帰りになりました!!!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(終)

 

もぐもぐINご馳走の里帰り(11)

もぐもぐINご馳走の里帰り(10)に続き)

 

一夜で天候急変、大雨と強風で、雷も・・・・・・

 

朝になると、天気が晴れたですが、気温は前日の28度から25度も下がり

 

3度になりました。朝の天気予報を見たら、周りの町は雪降っている所もありました。

 

今日は誕生日の祝いなので、この天気のせいで朝からでんやわんや!!!

 

年寄りが多かったため、タクシーを手配するのか、車で迎えていくのか、

 

レストランに届けるものが大丈夫ですか?確認することが多い!!!

 

とりあえず、バタバタしていたら、レストランの予約時間になりました。

 

幸い家の近いところのレストランで、寒さを短い時間で体験して、

 

行きました。

 

 

一階の広いホールを通して

 

 

2階へ、予約した個室に案内されました。

 

 

花屋さんから祝い用の花もう届けました。

 

 

「寿」の花文字は目立つ!!

 

 

3,4品おやつで食べながら、親戚たちを集まってきました。

 

 

皆さんが集まったところで、祝いの宴会は始まりました!!

 

まず、お酒

 

 

そこから、料理が次々並べてきました。

 

 

五香牛肉

 

 

麻辣蕨菜

 

 

開封の名物料理「桶子鶏」

 

 

夫妻肺片

 

 

秋葵(おくら)の漬け

 

 

琵琶蝦

 

 

涼拌苦艾

 

 

豌豆黄

 

 

北京タック

 

 

紅焼香菇

 

 

蒜香扇貝

 

 

清炒蝦仁

 

 

紅焼羊肉

 

 

焼広肚

 

 

紅焼兔肉

 

 

羊肉湯

 

 

粟米湯

 

 

 

生汆丸子

 

 

長寿面

 

 

山薬餅

 

 

煎杠饼

 

 

松花糕と黒米蓮子糕

 

盛り上がっていた所で誕生ケーキを運んできました。

 

 

蝋燭を火付けて

 

 

レストランの祝い芸と一緒に

 

 

さらに盛り上がってました!!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)

 

もぐもぐINご馳走の里帰り(10)

もぐもぐINご馳走の里帰り(9)に続き)

 

昼ごはんを食べ終わり、誰かが「ケーキをたべたい!」と言い出し、

 

「ケーキか?」近年、中国へ行く度、ケーキ屋さんの様子を欠かせず見たんですが、

 

以前と比べると、いろいろ進歩して、形とかだんだん日本に追いつきました。

 

中国では、ケーキ=甘いという認識で、甘いか、甘くないのか、真ん中がないです。

 

そのせいで、なかなか注文できなくて、今まで至っています。

 

隣を見たら、家の若い食いしん坊たち、一生懸命スマートフォンで何かやっています。

 

「あった!」中の一人は、地元の友達を連絡取れて、

 

一押しのケーキ屋さんを教えてくれました。早速タクシーを捕まって、

 

ラインの教えた通りの行き方をタクシーの運転手さんに見せて、城外の方向へ

 

正直に言うと私たちは、昔の城内で育っているので、城外になると、昔は田圃か

 

工場かのイメージだけど、今は新しい街として成り立っています。

 

高層マンションの森に小さいなケーキ屋さんが見つかりました。

 

 

中に入るとまあかわいい感じです。

 

 

壁に店のオーナー?パティシエとフランス、イタリア、日本の有名なパティシエの写真が

 

飾っています。海外にも修業した見たいです。

 

 

 

 

ケーキとコーヒーを注文して、席に着きました。

 

 

店員から、スプーンなどを配ってから、

 

 

注文したコーヒーをまずきました。

 

 

大きなカップでお得感があります。

 

さあ~ケーキが来た!!

 

まず、一番地味な「創造」という名のケーキ

 

 

中に開けると

 

 

イチゴとあんずのケーキで、さわやかな味、程よくの甘さは安心させてくれました。

 

後のケーキは期待できそうですね!

 

「開封小籠包」という名のケーキ

 

 

蒸篭に入って行って、見た目は小籠包より肉まんのほうが近い、

 

 

ヨークルドのムースでベリのあんがあるスポンジケーキを包み、

 

 

いい味のバランスがしています。

 

「トマト」という名のケーキ

 

 

割ってみたら中にトマトらしい粒粒種が

 

 

食べてみたらパッションフルーツを使っています。

 

もちろん味も甘酸っぱい、トマト感が出しています。

 

面白いケーキです。

 

皆口そろって称賛したのはこの「誕生」という名のケーキです

 

 

巣にいる卵の形にしていて、食べるときにスプーンを使って叩くと

 

 

卵の殻みたいに割りました。殻を食べてみると、チョコです。

 

ナイフを使って白身を切ったら

 

 

マンゴーでできた黄身が現れました。

 

 

アイデアがおもしろい、味は程よくあまさで、マンゴーの風味は楽しめます、

 

巣になる部分もチョコでできています。大満足!!

 

ケーキを食べ終わって、翌日の祝い事の準備を続けて、

 

市場、スーパーなど、回っていました。

 

 

夕方になると、天気が急変し、強風がでて、大粒の雨も降ってきました。

 

いつもにぎわっている夜市も人が少なく、屋台の人々も急いで片付けて、

 

急いで家へ帰ります。

 

 

私たちも足を急いで、家へ~~~

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)