今日は旧暦の5月5日です。中国では今日は「端午節」と当たります。「端陽節」、「重午節」とも称されるこの祭日は中国古代の偉大な愛国詩人屈原氏記念から由来する。紀元前340年に生まれた.屈原氏は斉の国と携えて秦の国に抗争するという奇策をもって楚の国王に進言したが受け入れられず、讒言に陥られ左遷されました。紀元前278年五月五日、楚の国が秦の国に併合されたことを聞いた屈原氏は汨羅江に身を投じて亡楚に殉死しました。当時、屈原氏の殉国を悲しく聞いた人々は舟を競い救いにかけたが失敗し、仕方なく粽を包んで川に投げ込んで魚を飼い、雄黄の酒を傾けて川に注ぎ悪竜を追いたて、屈原氏の遺体を全うとしましたらしい。以来、端午節になって、ちまきを食べたり、竜舟を競ったり、雄黄の酒を飲んだり、香り袋を着けたり、よもぎを掛けたりするのが人々の習わしとなってきました。
ちまきは中国語で「粽子」という、米を竹などの植物の葉で包み、それをゆでたり蒸したりすることで植物から出る灰汁が防腐剤代わりとなる保存食でした。中国では古い時代からある食べ物で、各地方や民族独特の工夫が凝らされて進化し、現在も中国各地に「ご当地ちまき」があります。
各地によって色々あるちまきですが、基本的に分類すると、「甘いちまき」と「塩味」2種類です。私の出身地方は「甘いちまき」は主流で、小豆、蓮のみ、棗などを使って作った甘い粽が主流で、冷やして、自家製のバラソースを掛けるのは、今の時期の最高デザートとなります。
「塩味ちまき」は中国の南には主流で、豚肉、ハム、塩玉子の黄身、緑豆、シイタケなどもち米と一緒に作りました。そちらの方がもちもちして、日本のおこわっぽいです。
私は、「甘いちまき」より「塩味ちまき」の方が好きです。特に、広州で食べたちまきは一番すきかも!!広州では、町中の小さい店で、よくちまきを売っています。
大きいのは特徴かも!
小腹が空いたときにはもってこいの一品です。
紐を解して、
葉を一枚ずつ開けて
何重の葉を剥いて、やっと粽を出てきました。
いい香がしていて、食欲を注ぎます。
中身は炊いた豚肉、緑豆、蓮の実、椎茸、ピーナツなど・・・・・・たくさんの具で餅米と合わせて長時間蒸したのでもちもちして、柔らかくて、米の一つずつに味が染み込んでいて、ほどよくの塩加減、ほっとさせる美味しさです。
紅菜苔(コウサイタイ)です。
日本は馴染みがないですが、中国では今の季節でよく食べる野菜です。
中国揚子江中流地帯が原産と言われる二年草で、
チンゲンサイ、キャベツやハクサイなどと同じアブラナの仲間になります。
和名は紅菜花(ベニナバナ)と呼ばれ、
とう立ちした花芽とその若い茎や葉を食べます。
同じように花芽を食べる「菜の花」と同じく、なばな類と言えます。
写真のように、菜の花に似ていてますが、
紅菜苔(コウサイタイ)は菜の花より寒さに強く、寒い時期ほど、
赤紫色が濃く鮮やかになるそうです。
菜の花にはない赤紫の色素、アントシアニンが含まれています。
しかし、これは茹でると色素は茹で汁に溶けだし、湯が黒っぽく変色してしまいます。
でも、酢を加えて茹でると色をある程度残すことができます。
紅菜苔(コウサイタイ)は菜の花の様な苦味が感じられません。
味にクセもなく、茎はほんのりとアスパラの様な甘味を感じます。
軽い歯触りがあり、非常に美味しいです。
今明楓の夜お勧め黒板に登場していますので、是非一度ご賞味くださいませ。
先日、明楓のお客様から贈り物を頂きました。
箱を開けると
可愛い手紙がまず目に入りました。
その手紙の後ろに
沖永良部島産新ジャガイモが一杯です!!
2種類があるので、どちらも立派です。
また色々作りたいと思います。
T様、お母さま、優しい心使いありがとうございます。
又ご家族一同と会える日を楽しみにしています!!!
先日、明楓の常連様Y様と娘さんがご来店頂きました。
その時の頂き物です。
神戸・芦屋に焼き菓子のお店トレ・ディマンシュのプラリネサンドです。
2種類が頂きました。
一つは茶々セット
抹茶、玄米茶、ほうじ茶3種類入っています。
もう一つはボーフレーズセット
ブレーン、ショコラ、ボンディマンシュ3種類入っています。
頂くと、サクサク軽く香ばしいサプレ生地に、ベーゼルナッツとアーモンドたっぷりの自家製プラリネを合わせたクリームをサンドした、味と食感がとても美味しかったです。
Y様、娘さん ご馳走様でした!!
いつもありがとうございます!!!
先日、明楓がオープンする時からの常連様I様ご一家ご来店頂きました。
その時の頂き物です。
尾張犬山菓匠 ものたけの代表銘菓 栗羽二重です。
栗羽二重は柔らかい求肥のようなお餅の中に栗きんとんがたっぷり詰まった細長いカタチをした栗菓子です。
すたれを外すと
包装紙を開けると
棒状のお餅が現れました。
切ったら、
頂くとまるで和風モンブランでとても美味しいです。
「栗羽二重」は犬山の地元産の栗に徹底してこだわり、吟味された栗を栗きんとんにして、羽二重餅に包んだ棹タイプです。
自分でお好みの幅に切り食べられるので、栗きんとん好きにはたまりません!
I様、ご家族様 ご馳走様でした!!
いつもありがとうございます!!!