暖かい!今日本当に2月なのか?ぐらい暖かい日です。こんな日は明楓の冬砂鍋ランチを一段休みにして、気候に合わして、「豚ヒレ肉と蓮根の自家製クミン風味スパイス炒め」にしました!
蓮根
日本人にとても馴染みがある野菜です。中国も同じで、古くから使われています。薬用が高く、よく薬膳に使われています。生のまま食べると、体に籠もった熱を冷まし、体の潤いを補い、血行不良を改善し、熱による出血を止めてくれます。加熱した場合は胃腸の働きを改善し、食欲を増進し、血を養って気持ちを安定させ、肌の再生を促します。癖がなく、食感もいいので、好きな方が多いです。
その蓮根を皮剝いて、あく抜くため、さっと茹でから、食べやすいサイズを切って、彩野菜も下拵えして、同じように切って用意します。
豚ヒレ肉を細く切って、下拵えして、油通しして用意します。
味の決め手はクミンです。
「クミン」の粉です。クミンはセリ科の一年生植物です。スパイスとして使うのは種です。種は強い芳香とほろ苦み、辛みがあります。よくカレーに使っています。知っていますか?「カレーのいいにおい」は、実はこのクミンの香りが中心で、その意味では日本人にはとてもなじみ深いスパイスといえます。
クミンには、食欲増進や消化促進、抗がん作用などがあるとされています。また、胃痛や腹痛などにも効果があるようです。さらに、近年の研究でクミンにはダイエット効果があるということが報告されています。これは、クミンに含まれる植物ステロールによって、コレステロール値や体脂肪が減少していることによるものとされています。
狙い通り、完成したランチはお客さまの前に登場したら、すぐ「いいにおい!」、「おいしそう!!」と聞こえました!もちろん味も好評いただきました!