のらぼう菜です。古くから栽培されてきたアブラナの一種です。調べてみると、面白い記録があります。江戸中期には「闍婆(ジャバ)菜」という名で幕府がこの種を配付したことで飢饉から民が救われたとの記録が残っているそうです。いつ頃から栽培が始まったのかは定かではないようですが、「ジャバ菜」の名前から、ジャワ島を経由したオランダ船が持ち込んだのではないかと考えられ、江戸時代の初め頃には既に栽培されていたとされています。今から旬になります。
この旬なのらぼう菜を使って小鉢を作ります。
まずのらぼう菜を食べやすいサイズに切って、
さっと茹で
タオルで水気をしっかり切ってボウルに入れ用意します。
白ネギと生姜を千切りにして用意し、ボウルに入れ
風味漬けよう梅にんにくをスライスにしてボウルに入れて、梅肉をいれてから、塩コショウなどあじつけして
油を高温にして、白ネギと生姜の上に掛けて
よく混ぜて、完成です。
良い緑とピンクの色は春らしいです。
食べてみると、花芽の部分は菜の花特有の風味があるものの、普通の菜の花ほど苦みがなく食べやすいです。茎の部分はほんのり甘味がありアスパラガスのようなコリッとした歯触りが感じられ、梅肉のさわやかな酸味で甘さを引き立て、とても美味しいです。
のらぼう菜は非常にたくさんカロテン、ミネラルとビタミンBを含まれているので、とても体にいい野菜です。これから旬になるので、ぜひ家で使ってくださいね!!