元宵節

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元宵節とは春節(旧暦元旦)から数えて15日目の満月の日を言い、「正月十五 」ともよばれています 。2022年の元宵節は今日2月15日となってます。

中国では新暦の新年ではなく、旧暦の春節をお正月として祝いますが、今日はそのお正月の最後の行事です。家々に赤い提灯を提げ、家族が一堂に会してみなでご馳走や“元宵”というお団子を食べます。元宵も地方によって、味は違います。因みにうちの団子はいろいろ甘い味の餡を入った団子です。

元宵節の由来は漢代にさかのぼります。漢の文帝が正月の15日、戦いに勝利したことを民衆とともに祝おうとして始まった行事だそうです。その後道教や仏教の行事と混じり合い、今の元宵節になっていきます。隋、唐、宋と時代が下るとともにさらに大きな行事になり、町のあちこちに火をともした提灯が飾られるようになりました。そこで元宵節のことを「灯节 」とも呼ばれるようになり、海外では「ランタンフェスティバル」として知られています。

小さい時、元宵節になると、晩御飯を終わったら、蝋燭を火をつけて、提灯に入れ、友達を夜の路地で走り回って遊ぶのは楽しかったです。走って、スピート早かったら、蝋燭の火は提灯をつけ、燃やしてしまうことも度々あります。もちろん大人から怒られるも度々。

元宵節の日に食べるお団子に「元宵」というものがありますが、これは普通のお団子ではありません。普通のお団子は粉をこねて作りますが、元宵はもち米粉の入ったざるにゴマ餡や小豆餡、ピーナッツ餡など核になるものを入れ、ざるを揺すって餡を転がし粉をまぶしていきます。これをゆで浮き上がってきたら出来上がりです。食べればわかりますが、日本で食べる白玉団子などとは舌ざわりがまったく違い、まるで繭を食べているかのようで舌先でとろけていきます。元宵節の夜、家族を団らんして、元宵を食べるのは旧正月の締めになります。ちなみにこのお団子を中国の北方では「元宵」と言いますが、南方や台湾では「汤圆 」と言っています。

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