茗荷竹

茗荷竹です。

茗荷はよく知っていますが、茗荷竹のことが全然知りませんでした。

茗荷竹は茗荷の若芽です。春に地面から顔を出すことから山菜の一つとして認識されています。私たちよく知っているミョウガは茗荷の花のつぼみのようなものです。 それに対し茗荷竹は、土を盛るなどして偽茎と呼ばれる葉の部分を軟化栽培した竹の子のようなものです。

茗荷竹を食べるとき、外の緑の皮を剝いてたら、そのまま食べれます。

あく抜きなど下処理の必要がありません。そのまま食べてみると、茗荷竹の風味は普通の茗荷よりも弱く優しいです。シャキシャキした食感が心地よく、それを活かした料理に使いましょう。生のままでも風味が優しいので水にさらしたりする必要はありませんから、ぜひ家で使ってみてくださいね。

 

A菜

明楓のディナータイムの時、よくおすすめメニューの黒板に登場する中国野菜です。大体のお客様は名前を見たときに「A菜」?とこれは「何?」と質問を聞いてくるんです。「A菜」は野菜です。青菜の野菜です。日本では馴染みがないですが、中国では、こくポピュラで、普通によく食べられる野菜です。

「A菜」は本当の名前は「油麦菜」と言います。一説によると、私たちの世帯は逆さまして売っていた「油麦菜」を、アルファベットの「A」に見えたので、「A菜」と呼ぶようになりました。そっちの方は言いやすいです。

「A」に見えるでしょか?((´∀`))ケラケラ

「A菜」(「油麦菜」)は中国原産の野菜で、別名は「莜麦菜」、ある地域では「苦菜」とも呼ばれます。キク科に属し、葉っぱを食べる野菜です。葉は長い形で柔らかく、色は浅い緑、葉にはビタミンA/VB1/VB2・カルシウム・鉄・蛋白質などを多量に含んでいます。食べると口当たりは柔らかいのに、噛むとシャキシャキとした歯触りが爽快で、えぐみは無く、春菊みたい後味は、微かな苦味があります。中国では、よくガーリック風味であっさり炒めをします。家ではさっと茹でてオイスターソースをかけても、お鍋に入れてもおいしいです。「A菜」(「油麦菜」)の一番の特徴は、炒めるとタイ米の香りがすること、そこはかとなく香ばしい風味を感じます。最近、日本も栽培するようになって、入手しやすくなりました。明楓では、お勧め料理でガーリック風味あっさり炒めにして、お客さんには用意してます。

食べたお客さんは、皆口をそろって、「この食感がたまらない~!」、「癖になりますね!」と良い評判で、大人気です。

皆さん、機会がございましたら、試していかがでしょうか?

コゴミ

明楓は毎年長野の志賀高原から天然のコゴミを納品しています。今年もこの時期に来ました。

コゴミはクサソテツの若芽です。ぜんまいと形が似てるけど、ぜんまいと違って、ほとんどアクがないです。

食べたら、ほのかな芳しい香りとちょっとした粘りが特徴です。

昔から、便秘によいと言われましたが、近年の研究によって、「コゴミ」の中に新種のアミノ酸『L-O-カフェオイルホモセリン』を発見され、このアミノ酸は現在のところ「コゴミ」以外には発見されていない、世界でたった1つのアミノ酸です。コゴミから抽出したコゴミエキスにはレモンの100倍、コエンザイムQ10の70倍の抗酸化力があり、化粧品工業会から7849番目の新成分であることが認められました。コゴミを使って、純天然の化粧品も作られました。

鮮やかな緑で新鮮さがアピールしています。少し遅い春が来ました。

綺麗に洗って

綺麗に並べて、かんざしに見えます。

 

これからいろいろな形で明楓のディナータイムにおすすめメニューとして登場するので、ぜひご賞味くださいませ。

 

明楓流海鮮西多士

昨日、香港式フレンチトーストを紹介させて頂きました。今日はちょっと変わったフレンチトーストを紹介させていただきます。

「西多士」、香港の言い方で、「フレンチトースト」の事です。ここからヒントを受け、明楓にはオリジナル点心を作りました。それは、「海鮮西多士」です、日本語で言えば、「海鮮風味のフレンチトースト」です。

大昔ランチ会で出した明楓の手作り点心の一品です。

海老、竹の子、コーン、香菜など作った明楓オリジナル海鮮餡

サンドイッチ用のパンは蒸籠で軽く蒸し

このパンの上に海鮮餡を乗せて

パンが半分折って、端に繋ぎを塗り

しっかり親指と人差し指で包んで

海鮮西多士のパンが準備できました。

この海鮮餡を入り包んだパンを両面玉子を漬けて、鍋で焼きます。パンは玉子を吸収するため、焼きながら、玉子を上からかけます。

両面よく焼いたら、「海鮮西多士」の出来上がりです。

バリ~とした表面、ふわふわ、軟らかい玉子たっぷり吸い込んだパン、中にしっかりした海鮮餡、ブリブリな海老、コーンの甘み、香菜香り、デザート感覚な「西多士」は、点心に華麗な変身です~~~!!!!

白身魚と季節野菜の自家製チリーソース炒め

夏日が続いてますね!マスクするのはつらい!!(ころなめ!!)

すっきりしたいので、今日の日替わりランチは白身魚と季節野菜の自家製チリーソース炒めです。

白身魚を下拵えして、片栗粉と溶き卵で衣をつけて、用意します。

 

さっと揚げて

季節野菜を用意して、揚げて

しっかり油を切って、これから明楓の自家製チリ―ソースの登場です。

 

明楓自家製チリーソースはビリとした程よく辛さ、トマトのさっぱりした酸味、玉ねぎからの甘みを生姜とニンニクの香りと一緒に合わして、寝かしてから出来たソースです。そのソースを使って白身魚と野菜を絡めたら、完成です。

白身魚、野菜をよく合って、ご飯にビッタリです。

後のピリ辛はいらいら、もやもやする気持ちをすっきりします。

海鮮三種と季節野菜の広東風翡翠炒め

最近よく明楓の日替わりランチで登場するメニューです。

翡翠炒めで言うと、あんまりビンときませんよね!「翡翠」と言ったら、玉の翡翠と思うでしょう、緑の色は春らしいを感じさせます。多い店はほうれん草を使ってこの緑の色を表していますが、明楓では大葉を使っています。

なぜならば、薬味として使われることが多い大葉ですが、実は栄養価値が高く、漢方としてもよくつかわれています。特に薬膳には。大葉は、体内の毒素を排出したり、自律神経の乱れを整えたり、消化を促すといっあ働きがありますから。

大葉をみじん切りにして用意

下拵え下白身魚、ホタテ、カニカマ、季節野菜と一緒に

ほんのり塩コショウ風味で炒めたら、完成です。

大葉の爽やかな香、あっさりした味付けです。海鮮のうまみを大葉と一緒にしたら、もう一層美味しくなり、大葉の風味は引き立ての役になります。

 

紅菜苔

春になると、この野菜が出てきます。

紅菜苔(コウサイタイ)です。

日本は馴染みがないですが、中国では今の季節でよく食べる野菜です。中国揚子江中流地帯が原産と言われる二年草で、チンゲンサイ、キャベツやハクサイなどと同じアブラナの仲間になります。和名は紅菜花(ベニナバナ)と呼ばれ、とう立ちした花芽とその若い茎や葉を食べます。同じように花芽を食べる「菜の花」と同じく、なばな類と言えます。写真のように、菜の花に似ていてますが、紅菜苔(コウサイタイ)は菜の花より寒さに強く、寒い時期ほど、赤紫色が濃く鮮やかになるそうです。菜の花にはない赤紫の色素、アントシアニンが含まれています。しかし、これは茹でると色素は茹で汁に溶けだし、湯が黒っぽく変色してしまいます。

でも、酢を加えて茹でると色をある程度残すことができます。紅菜苔(コウサイタイ)は菜の花の様な苦味が感じられません。味にクセもなく、茎はほんのりとアスパラの様な甘味を感じます。軽い歯触りがあり、非常に美味しいです。

この間入荷して、夜のお勧めメニューの一品として今年初デビューしました!!

このおいしさでお客様は喜んでいただきました!!

 

祝い鯉

先日、明楓の常連様F様のお誕生日で、娘さんからご予約頂いたときに何か祝いをしたいなと思い、時間をかけて明楓らしいデザートがご用意させていただきました。

苺、チョコ、ココナッツを使って鯉の形のプリンを作って、

目玉を入れて、息を吹き返して鯉プリンができました。

皿に苺などと合わせて盛り付けにしたら、デビュー!!

大変喜んでいただいたので、何よりです!!!☺☺

 

2020年明楓冬砂鍋ランチ第十三弾

明楓の豚のスペアリブのトロトロ煮込みは、明楓の勧めメニューに登場するたび、人気ですぐなくなります。今日はこの人気メニューと砂鍋と合体して、2020年明楓冬砂鍋ランチ第十三弾「豚スぺアリブと揚げ芋の自家製中国香味砂鍋トロトロ煮込み」となっています。

豚のスペアリブ、いろいろな下拵えしてから、季節と合わせて香辛料の種類を決めて、トロトロなるまで煮込んで用意します。

ジャガイモを茹で、皮をむいて、食べやすいサイズに切って

玉子と片栗粉で満面なくまぶし

油で揚げ

こんがりきつね色になったら取り出し、油をしっかり切って用意します。

彩野菜を集まって

鍋に炒めてから、揚げ芋をいれて、豚スペアリブの煮汁を加えて、味を染み込んだら、豚スペアリブを入れて、煮込み、砂鍋に軽く味して、茹でたキャベツを入れて、

煮込んだ豚スペアリブ、揚げ芋と彩野菜を入れて

蓋して、火をかけて、沸いたら完成です。

蓋開けると、香辛料の香が漂って、その香りの中に、肉の美味しそうな香りも~~ほろほろになった豚スペアリブ、柔らかくなった肉と骨、ホクホクの揚げ芋がこのうまみを吸い込んでご飯がほしくなります~~~~