広州の思い出#西貝莜面村(1)

2022年明楓のオリジナル手作り中国風おせち料理を承ります!!!

明楓オリジナル手作り中国風おせち料理をご検討している方へ

お持ち帰りメニュー!ご予約お願いいたします!

高層ビルあっちこっちにある東駅は、現代の広州の代表です。高級百貨店、世界的なブランド店など集まって、歩いている人々もおしゃれで、日本とあまり変わらないです。

その高層ビルの中に大好きな店があります。

西貝莜面村という店です。

莜面は中国西北地方の代表的な食べ物です。莜麦という穀物を使っています。莜麦は内モンゴルに生育するオートミール(燕麦 / エンバク )の一種だそうです。日本語だとハダカエンバクになるそうです飢饉や寒さにも強い品種で、約2500年も前から栽培されているという原始的な穀物だそうです。この莜麦で使った莜麺は見た目は日本のそばと似ています、味も近いです。

20年前にシェフと北京の下町の山西麺屋さんで出会って、この味は忘れられません。その時、山西出身のお婆ちゃんは、目の前に麺を作って、蒸篭で蒸して、薬味のタレで漬けて食べるという千年も続いている伝統な食べ方で食べた莜麺はとても美味しくて、面白かったです。

中国西北地方のポピュラーな食べ物はこの南の広州で食べれるのは、うれしいです。店はガラス張りで莜麺の作りはそのまま見れます。

莜麺の種類は色々あります。

指で輪を作って、蒸篭に並べて蒸して食べるのは莜面窩窩または莜面栲栳と言います。

麺の生地を手の裏で伸ばし、魚に見せかけ、スープ、炒め煮も適応なのは莜面魚魚と言います。もちろん、普通の面にみたいなもあります。

店内に入って、

席に着き、早速西北地方の代表なお茶「苦蕎茶」を

日本のそば茶と似ているので、飲みやすいです。

メニューを開いて、西北地方の代表料理をいろいろあります。欲張って、色々な種類ちょっとずつ注文しました。

羊肉の串焼き

臭みがなく、柔らかい羊肉にいろいろな香辛料を効かして、焼いている、香ばしく、ジューシーでとてもおいしい!!!

天然の胡麻油で炒め玉子、ふっわふっわで胡麻の香が高い!!

蒸した莜面窩窩(または莜面栲栳)、上にトマトの餡掛け

莜面窩窩のこの食べ方は初めてで、トマト、セロリなどで作った餡はトマトの風味の中にセロリなどの食感と香があり、少し後にピリとするですが、蒸した莜面窩窩と合います。イタリアのバスタに似ています。

木の子と莜面魚魚の煮込み

色々なきのこでいいだしが出ているスープに莜面魚魚が入っていて、腰にあって、煮込みうどんのような一品です。この味は日本人にも馴染みがあり、食べやすいです。

二米飯、黄米と白米で炊いたご飯、粘りがあり、甘みもあります。

肉夹馍

羊肉と野菜などでいためて、ナンみたいな焼いている餅の中にいっぱい入れて、挟んで食べるもので、バリ~と、ふわ~と、もっち~と、ジューシーと色々な段階で楽しめます。

沙棗玉米窝头

トウモロコシの生地の蒸し饅頭で、中に棗の餡が入っていて、素朴な風味とほんのりの甘味です。

一番食べたいのはこの最後のデザートです。

黄米糕

黄米ともち米で二層になって

中に干しフルーツを入っていて、蒸しあげた餅は、冷たく冷えていて、金木犀の花蜜で漬けて頂くと

程よく上品な甘さで、もちもち、黄米の特有な風味と金木犀の三つの香りで病みつきになります!!(続く)

広州の思い出#点状園

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広州の下町西関の住宅の界隈の中に小さいなショッピングモールありました。私たち仕事のことで中途半端な時間になってやっとごはんを食べる時間ができたけど、こんなこんにちばんわの時間帯でどこへと悩んだところで、このショッピングモールの看板にレストランの名前を見つかりました。一か八か取り合えず行ってみようと~~

ショッピングモールの入り口に奇妙なオブジェがあり

周り見るとイルカのはずだが、見た目は怪しい妖気が感じます

ショッピングモールと言って、中に入ったら、変わった店が多い!!

一階はスーパーみたい、2階は子供の遊技場みたいで、

ヒーローの集まりになっています。

3階になると、各階がレストランがなっています。どれに入るのは迷ったけど店名の響きでここを選びました。

 

6階のフロアは全部この店になって、普通の席、個室、西洋風の席もあります。変な時間なのにお客さんは8割も入っている、ゆっくり飲茶をしています。

席に着き

お茶を注文し

お茶を入れながら、メニューを

お腹が空いたので、迷わずにさあさあと決まって、店員に渡しました。プーアル茶を飲み、ホッとし、すぐ注文した品が来ました。

沙爹金钱肚

干し海老、干し魚、大豆、ピーナッツ、香辛料などできた沙爹ソースで味付けした牛の胃袋の蒸し物です。柔らかく蒸した胃袋は干し海老と干し魚うまみを吸い込んで、癖になる一品です。

潮式蒸粉果

潮州式の蒸し餃子、もっちりした皮、ジューシーな海鮮の餡の中に

ピーナッツは入っていて、これはいいアクセントとなっています。

晶莹香菜饺

パクチーの蒸し餃子です。透き通ったブリブリの皮で、中に

たっぷりのパクチーと豚肉の餡で、パクチー好きはたまらない一品です。

白灼田园生

レタスの湯引き、ほんのり甘口醬油のタレ頂くとレタスのうまみと食感はたっぷり楽しめます。

百花醸油条

中国揚げパンと色々な野菜と肉のすり身で作った揚げ物です。

揚げパンを半分切って、すり身を塗り、もう一度揚げて

食べるとサクサクとブリブリとジューシーな食感になっています、とても美味しいので、いいアイデアです。

珍珠糯米鸡

ハスの葉でもち米と鶏肉を包んで蒸した点心で

葉を外すと

いい匂いがブンブン!!!

中は具がいっぱいあって、

ほんのり醤油味の味付けもちょっといい具合でとても美味しかったです!

 

広州の思い出#偶然に出会った廟会

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広州一の繁華街「北京路」から一寸離れた所に広州の古刹「大仏古寺」はあります。

1, 000年以上の歴史を有する古刹であります。

大雄宝殿の3体の大仏は高さ6メートル、中央が釈迦牟尼仏,左が阿弥陀仏,右は弥勒菩薩。いずれの仏様も10トンもあるそうです。

更に奥に行くともっと立派な建物があります。

凹の形になっているこの巨大な建物は中国の派手なお寺のイメージがなく、シックで、何とも言えない尊厳さがあります。祀っているのは白玉でできた佛、とても綺麗です!

参拝客が多くて、色々な国の方々がいました。

ある年に偶々このお寺の近くに通ったら、北京路へ行く人波の中に大行列は目の前に現れ、

皆さんの手にタッバを持っています。

謎を解けるため、列の先頭へ~~

団子!煮込み団子をタッパに!!何の団子?と旗を見たら

「盲公丸」と書いていて、横の看板には説明を書いています。

それを読むと、この団子の由来をわかります。分かりやすく言えば百年前に佛山という広州の近くの町に陳というおじいさんが団子つくりの名人で、豚肉、鶏肉、魚肉で作った団子はとても美味で、特にその団子のスープは仙人も足を止めるほど美味しいらしい。それで有名になり、今まで人々に愛されています。

奥に見ると大きな団子を次々に作られていて、

並べるの列は減りません。味を見たいですが、この列は少なくても2時間を掛かりそうで、諦めしかないです(( ノД`)シクシク…

ところで、何でここで屋台があるの?奥へ見ると

屋台はずっらり、各屋台にお客様が混雑しています。

近くのお婆ちゃんに聞いてみたら、「廟会」と答えが来ました。日本語で言えばお寺の縁日というもので、広州に毎年来ているので、初めて出会いました。人が多かったため、屋台で食べるのは諦めたですが、奥までいろいろな屋台を見学しました。

この辺りはほとんど食べ物で、どれも美味しそうです。

近くの通りは

絵、民族工藝、彫刻品、陶器など、いろいろ売っています。

日本の縁日と違って、これはこれで、広州の地元のおいしい食べ物、いい地産品を集まって、見学でき、楽しかったですが、もっと時間があれば、色々食べたかった!!

広州の思い出#中山六路のレトロ店

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広州の中山六路は広州の主幹道「中山路」のやや真ん中ぐらいで、歴史が長く、有名な老舗、観光名所など、大体この辺りに集まっています。それで昔ままの雰囲気を現在に至ります。

広州の代表的建物「騎楼」が保存され、道の両側ずらりと~~

私たちにとって、観光名所より昔の物を売っているレトロな商店は興味があります。

色々なレトロの店があります。

雑貨屋さん

⇑昔の湯暖房

⇑飾り棚

一番気に入りのは

昔ながらの商店で

昔ままのスタイルで、カウンター越しで商品を店員さんに注文します。日用品など色々タイムスリップしたような商品は今も売られています。懐かしいものが多かったので、いつもいろいろ買っています。

 

⇑昔ながらの洗濯石鹸

⇑昔ながらのボーデイーソープ

むかしながらの化粧品、日用品などなど、今から見るとどれも可愛く、愛しくに見えます。

中山六路はこういう昔の商店だけじゃなく、レストランも結構あります。

地元らしい店

電気製品の卸店

イスラエル系のレストラン

セブンイレブンに似ているコンビニ

時間が有れば、いろいろ冒険できるけど中山六路は大好きです!!早く冒険しに行きたいです!!

広州の思い出#點聚(2)

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(広州の思い出#點聚(1)に続き)

お茶セットの専用台車で、お茶を入れて、

飲みながら、メニューを~~

「點聚」の飲茶は色々進化していて、メニューから見ると、創作というか工藝という感じの点心は多いです。

メニューも豊富で、どれに注文するのは迷いました。取りあえず、気になるのと名前だけでどんなものがわからない点心で注文しました。

しばらくすると、点心は次々運んで来ました。

「鮑載せ焼売」

見た目からにしても贅沢な焼売です。広州の特有な黄色の焼売皮で、ブリブリしている海鮮の餡を包み、上にオイスターソースで柔らかく炊いた干し鮑を載せ口の中に贅沢尽くしになりました。

「不一样的(同様でない)大根もち」

名前からいつもの大根もちと違うと強調しています。見た目が違う、いつもの大根もちは両面きつね色で焼いている、ここの大根もちはマヨネーズとチーズでソースを作って、大根もちの上にのせてからオーブンで焼いています。食べたら、大根もちは香ばしくなり、あっさりしています。

「冬阴功汤浸蝦餃」、名前から海老餃子と思いますがこの前にの「冬阴功汤」で何の物?湯は中国ではスープの事で、「浸」は漬けると、このままに考えると何かのスープに海老餃子を入っているという事になります。「冬阴功汤」を気になって注文しました。

あ!思ったとおり!何かのスープに海老餃子が入っています。

気になる「冬阴功汤」を飲んでみました。

「冬阴功汤」でトムヤムクンのこと!!もう一度「冬阴功汤」を読んでみたらトムヤムクンの当て音でした!程よく辛さと酸っぱさで結構おいしい!!中の海老餃子ももちもち、ブリブリです!!

2種芋の蒸し点心

紫芋とさつま芋で二層になって、ホクホク、芋の甘さと風味は濃厚です。

名前は忘れたけど、中国昔のお金の形にしている揚げ点心です。

揚げドーナツに似ていて、中に松のみの餡を入っていて、風味豊かで程よい甘さで美味しかったです。

下町で地元の人しか知らない店で、代わり種の点心はとても美味しかったです。もう一度行きたいですね!(終)

 

広州の思い出#點聚(1)

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広州の下町西関の昔ながらの住宅街の片隅に、目的のレストランがありました。

「點聚」という飲茶の店です。

入口から階段で2階に上がり、階段には料理と可愛いキャラクターを飾っています。

2階に上がって、店の中に案内され、ちょっと16時前で、昼飲茶の時間です。

店内広々しています。お客さんも大勢います。

席に着き、すぐ食器セットを用意してくれました。

何お茶を飲みますか?と聞かれ、久しぶり鉄観音を注文しました。

お茶の用の台を運んで来ました。

これは初めてです。お茶用の台車で?どうなっているですかね?

下の部分は水のタンクを入っていて、上には

左側はお茶セット

水を溢しても大丈夫のようになっています。

右側には電気ポットと水入れるの蛇口となっています。

水を電気ポットに入れて、スイッチ押してから沸かすまですぐです。

これは便利だ!!店員さんがお湯を付いてくれるまでには待ったなくて済だ!!

これはとてもいいアディアの発明です。飲茶の本拠地こその発明ですね!!

正直、欲しいです。めっちゃ欲しい!(続く)

糸瓜(2)

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(糸瓜(1)に続き)

違う味でもう一度糸瓜を賄いにします。

糸瓜をスライスに切って、トマトとカニカマを用意

かにかまを片栗粉でまぶして、油でさっと揚げて、用意します。

鍋に生姜、ニンニク、豆板醬を入れて

湯通しした糸瓜と一緒に炒め

料理酒、スープをいれて

塩、胡椒、砂糖で味を整え

炒め、揚げたかにかまを加えて

味を染みわたったら、トマトを入れます。

サッサっと炒め、最後にお酢を加えたら、

完成です。

昨日紹介したのと違ってこちらの方が辛く、酸っぱいと味はパンチがあります。その代わりにごはんにめちゃ合います。

糸瓜はそのまま食べると鎮咳,利尿作用などがあります。また,煎じる液を服用すると熱病による口渇,化膿,下痢,咳,乳汁不足などには効きます。(終)

糸瓜(1)

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糸瓜、夏になると、中国でよく食べるんです。

今年も夏は終わりで、最後の最後に食べたいな~と賄いします。

糸瓜の皮を剝いて

スライスにして

さっと湯通しします。

玉子とハムを用意し

ハムを一度焼いてから準備

玉子も炒めてから準備

鍋に油少し入れて、ニンニクを入れて、香出るまで炒め

湯通しした糸瓜を入れて炒め

塩で味付けしてから、焼いたハムを入れて

明楓の自家製スープを加えて、

あらびき黒コショウで味を整え

最後に炒めた玉子を加えて

炒めたら、完成です。

シンプルの味付けて、糸瓜の風味を楽しめます。糸瓜のなんとも言えないとろんとした食感は大好きです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)

中秋節

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気が付くと、今日はは中国の中秋節という伝統的なお祭りとなります。旧暦8月15日の中秋節は、春節(旧正月)、元宵節、端午節とならぶ「中国の四大伝統祭り」と呼ばれています。伝統的にはこの日の夜は一家団欒して、庭に供え物をならべ、月を拝んで月見をします。月餅やくだものを食べ、団欒や豊作を祝うことをします。

現代になると、なかなか集まらない家族、親族が集まり、月餅を食べながら、団欒することが中心となります。中秋節に月を祭るときには、必ず月餅やくだものがなければならないです。

月餅はいつごろ生まれたのか諸説があるが、宋の時代(960年~)には、すでに「月餅」という表記が出てきました。その後、明代(1368~1644年)になる と、団欒の意味を表す月餅は、中秋節の供え物や民間の贈答品として形作られたようであります。菓子屋が作る月餅は、多くのが縁起のよい絵、言葉を刻んだ月餅の型に、材料や餡を入れて、それを圧しつけ、焼きあげたものです。各地方によって、使う餡や風味が異なるために、月餅の種類は200以上あるといわれています。

私の実家は、中国の中心部なので、小さいときから、南地方の月餅、北地方の月餅は、いろいろな種類があります。以前ブログで紹介した玫瑰月餅は北地方の代表的生地で作った月餅で、サクサク、パイっぽいです。若者の間は一番人気のは南地方の月餅です。代表的には、広東式月餅です。広東省のものは皮が薄く餡が多い、南方特産のココナッツの実(白い果肉)や蓮の実のすりつぶしたものを使うほか、卵 黄、ハム、チャーシューを餡に加えるものもあります。

地方に関係なく、一番ポピュラーのは棗で作った餡を入れた月餅ですね~~月餅の餡の定番もなってます。

本来、今日の晩で、月を見ながら、月餅を食べるのは正ですが、天気予報によると、雨らしいです。満月を見れるのは微妙になりますが、でも大丈夫です!!!

中国では、昔からよく言う俗言「十五的月亮十六圆」(十五の月より十六のほうが丸い」があります。小さい時よく意味は解らなくて、不思議とずっと思いました。確かに見ているところで、十六日の月は十五日より丸いの気がします。

実はね~旧暦の一日、お月様が地球と完全に重なって、夜にお月様がまったく見えない状態、これが新月と言います。新月はは旧暦の一日に発生しますが、その発生する時間帯は一定ではありません。だから地球からお月様が見えない新月の状態にある時間も年によって異なります。新月から満月まで新月に戻って来るまでの周期は、29.53日です。新月から満月になるのは平均14.8日(±1日、13.8日~15.8日)後です。このため実は満月になるのは15日の夜間よりも、16日の朝方になることの方が多いのです。

その天文の規律によって、「十五的月亮十六圆」という俗言ができました!!昔の人たちは凄いねとつくづく思いました!!そういうことで、今日もし見れなかったら、明日の晩に見てね!

 

 

広州の思い出#迈姨潮州餐厅(2)

2021年9月敬老の日三連休限定明楓自家製中国風アフタヌーンティーご予約お待ちしております!

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(広州の思い出#迈姨潮州餐厅(1)に続き)

潮州料理は、広東省東北部の潮州や汕頭あたりを中心に発展した料理です。海に近い土地柄、新鮮な魚介類及びその乾物を豊富に用いるところに特徴があります。文化的には隣接する福建省の閩南語圏に属する地域なので、福建料理の影響も感じられます。また、潮州料理は、多彩な中華料理の中でも最も高級な料理のひとつとされているそうです。本来は漁村の素朴な田舎料理だったはずだが、近代海外との交易が盛んになりのおかけで、香港、シンガポール、タイなどに渡った移民たちが経済的実力を高めるに従って、料理も洗練化というか高級化し、高級中華料理」の一つとしての地位を確立したようです。

ここでは、もともとの素朴な伝統的な潮州料理を食べれる店で、広州にいる潮州人に愛されているそうで、店の中に潮州の方言が聞こえます。メニューも豊富でどれにするのは、悩みのたねになりますが、以前も色なところで潮州料理を頂いたことが有るので、ほかの処に食べたことない、想像もできない潮州料理らしいメニューを決めました。

しばらくにすると、注文した料理を続々出てきました。

まず、卤水ガチョウ。

卤水は漢方食材を調合した特製ダレに様々な肉やモツや厚揚げを漬け込んだもので、潮州料理の宴会には欠かせない一品です。その中にガチョウを使うのは特徴で、作り方も難しいです。

そのまま頂くと、柔らかく、卤水の風味とコクを味わえ、ガチョウのうまみが濃厚、添えている酢とニンニクと唐辛子のタレと合すと、

一瞬に味変り、さっぱりしていて、噛んでいるとガチョウのうまみが引き立ています。この味が出せるのは、やはり卤水は自家製でしょうね!卤水を作るのは手間がかかるので、今や中国では高級店でも一から作っているところは少なく、業務用の卤水に店ごとのアレンジを加えて作っているところが多いです。ここのは想像よりぐっと控えめな味付けで、タレの香りがいい!

次は、いかの湯引きです。

それは、想像と違うものが出てきて、一瞬戸惑ったけど、頂いてみました。そのまま食べると、普通にいかの味で、添えているわさび醤油を付けて食べると、それもどこかに妙な味で、日本の刺身似ているようで、似ていないようで、言葉で説明するのは難しい、とてもまずいと言えないですが、美味しいとも言えません。久しぶり、はずれに当たったかな!(笑)

次は、潮州蝦餅。

下味を付けた小ぶりのエビを水で溶いた小麦粉とコーンスターチに混ぜ合わせて揚げたもので、潮州版天ぷらというか、海老かき揚げとでも言うべき一品です。

スイートチリソースと一緒に食べると、衣がサクッと仕上ている、小ぶりのエビは、身の甘さを味わうだけじゃなく、カラリと揚がった殻の食感と香ばしさも楽しめます。それと、 油やネギの香りが混じり合って鼻を刺激し、なかなかおいしいですが、ボリュームだが食べきれません!!

最後には潮州肉巻です。

名前から想像がつかないので、店のおばさんにききして、方言なまりの説明はもっといまいちわからないので、注文してみました。湯葉で肉とじゃないもなどを巻き、揚げた一品で、芋のほくほくさと肉のうまみを香辛料で味を整えて、そのまいている湯葉は、バリバリとあっさりする潮州料理に香辛料でちょっと意外ですが、味と食感がとてもいいので、お茶にも合います。問題は量だ!!二人にしては食べきれません!申し訳ない残しちゃいました!!

お腹が一杯で、支払いし、外はもう夜になりました。

店にある駐車場を出て、厨房の裏口を発見!

失礼ですが、覗いてみちゃいました!(すみません!!)

思ったより人数が多くて、皆さんは慌ただしく動いています。

素朴な伝統的な潮州料理を食べれる店で美味しかったですが、探すは苦労しました。でもその素朴の地元感が面白くて、好きかも!!(終)