（もぐもぐIN広州2019（27）に続き）

 

足急ぎ、「下九路」の脇道「宝華路」の路地へ

 

そこは地元の人しか知らないレストラン「文記壹心鶏」があります。

 

（2015年の写真）

 

4年前はランチでおじゃましたことが有ります。今もあるでしょうか？

 

 

ありました！！相変わらず、地元の人々でいっぱい、賑わっています。

 

このレストランは「広東十大名鶏」と言われた「清平鶏」を開発した広東の有名ホテル

 

「清平飯店」の厨房の料理人たちが、経営不振で「清平飯店」倒産後、

 

『清平雞』など伝統の味を守りため、開けたレストランです。

 

地元の人々この伝統の味を求めて、常ににぎわっています。

 

 

一階は席なくて、2階に上がって、2階もいっぱい！！「え！まさか、ここもダメか」と

 

思ったところに店員のお姉さんから「もうそろそろ席を空くよ！ちょっと待っててね」と

 

言ってくれました。ありがとう！！と言ったところに、

 

一つテーブルお客さんが帰りました。いいタイミングだ！！

 

店員さんは素早くテーブル片付けて、席を案内してくれました。

 

ずっとぶらぶらしていたので、座るだけでほっとしました。

 

注文はどうしましょう？メニューを見て

 

 

ここの看板メニューは「壹心鶏」は絶対注文ですね！

 

あとはあっさりしているものを食べたいね！・・・・・・

 

豊富なメニューの中にやっと3品を決めました。早速オーダー！！

 

お茶を飲みながら、しばらく待って、オーダーした品が運んでくれました。

 

 

看板料理「壹心鶏」です。

 

分かりやすく言えば、広東風『白切鶏』（蒸し鶏）です。

 

通常普通のお湯で茹でる『白切鶏』 を高濃度のチキンスープで茹でて作るもので、

 

鶏肉を茹でたスープは何度も何度も長期間にわたり使いまわされます。

 

鶏肉とスープの成分濃度がほぼ同じになるまで使いまわされるので、

 

鶏肉で鶏肉を茹でるというような状況になり、鶏肉の旨味が100％肉に

 

閉じ込められた料理になります。これおいしさは「清平鶏」を愛されるの理由です。

 

早速頂きます。箸で口の近くに運びと、いい香りがしています。

 

噛んでいくと、ぶりっとした皮がうまみ吸い込まれ、油濃さがまったく無いです。

 

柔らかい肉と合すと肉のうまみを増し，葱、生姜のソースをつけると

 

もう一段味は深くなり、骨まで味わいます。

 

 

セロリといかの炒め物です。あっさりシンプルで塩味だけの味付けてす。

 

セロリの癖はまったく感じさせない、

 

シャキシャキの食感といかの柔らかさがうまくあわせています。

 

 

海老と豆腐の煮込みです。

 

塩味付けが多かった料理ですが、ここには、オイスターソースで味付けしています。

 

海老がぶりぶりで、オイスターソースのうまみを吸収した豆腐は

 

海老より美味しく感じます。料理には結構な量があるので、主食なしにして、

 

ゆっくり食べました！！ちなみにここは現金のみの支払いです！！

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（続く）

 

 

 

 

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（もぐもぐIN広州２０１９（２６）に続き）

 

「猪脚姜」を食べて、気のせいかもしれないですが、

 

なんとなく、元気になった気がしました。そうなると、又ぶらぶらしましょう！

 

路地に入り、隠れていた店を見たり、レストランを発見したり、

 

現地の人々の生活を観察したり、楽しく冒険し、気が付くと、

 

歩行者天国「上下九路」に戻りました。いつも人が溢れる「上下九路」には

 

さらに人だかりができたところがあって、何かなと覗いたら、

 

 

なんと、宝石屋さんがイベントをやっていました。

 

 

びったり10秒にボダンを押すゲーム、ビンゴしたら、アクセサリーをもらえそうです。

 

ノリでシェフと二人は挑戦しましたが、二人とも惨敗しました！！

 

思ったより難しかったです。思ったよりエネルギーを使えました！！

 

小腹が空いたので、路地にある大好きな「魚皮」の店を覗いたら、

 

 

大！大！大！大！行列！！

 

 

入口さえ見えないため、一段断念して、後にもう一度来ることにしました。

 

「上九路」の方へ歩き、いろいろな店を見ながら。

 

 

確かにこの辺り大好きな「銀記」（腸粉の店）があるよねと思い出し、

 

そこも行って見ました。以前より店構えはきれいなって

 

 

案の定、こちらも大！大！大！大行列！！

 

 

え‼ショック！！食べたい店が全部だめで、テンシュン下がるわ！

 

こうなったら、小腹に満たせる軽食じゃなく、本格的な晩御飯になりますが、

 

この辺りで、美味しいレストランが多いですが、今の時間はたぶん満席になっている

 

と思いますので、どれも難しい！そう！！あそこがあるじゃないですか？

 

あそこでしたら何とかなりそうで、そう思いながら、速足になり、そこへ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（続く）

 

 

 

 

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（もぐもぐIN広州２０１９（２５）に続き）

 

お腹が一杯！！「西貝莜面村」を出てきて、2年ぶりに「正佳広場」にぶらぶら

 

中国では「？？広場」と言えば、本当広場以外に、

 

大体ショッピングモールの事と言います。「正佳広場」もその一つです。

 

2年前と比べると、店が増え、もちろんお客さんもすごく増えました。

 

おしゃれな店が凄く多くなって、見るだけでも十分楽しめます。

 

 

お手洗いに行く途中におしゃれな店と出会いました。

 

 

外見を見るとカフェかな？と思いますが、入り口のところに大きなパンネルには

 

 

え！飲茶の店！！店内を覗いたら、かわいい！！

 

 

店員さんも可愛い制服でおしゃれ！！

 

 

若者受けで、既に満席状態で、外もお待ちのお客様が列になっています。

 

おしゃれで可愛いですが、私達にはやはり、昔の雰囲気を漂っている方が好きかな！！

 

お手洗い済まして、地下鉄へ向かう途中に不思議なボックスがありました。

 

 

次々にカップル、子連れ、一人のお客様が出入りしているので、気になって、

 

見てみました。

 

 

は～はあ～、こういう事ですね！どうやら、いま中国で流行っている

 

ミニ防音カラオケボックス「咪哒mini K」です。

 

2.5㎡ほどのスペースにはカラオケ機器と専用モニター、マイク、ヘッドフォン、

 

椅子などが設置されており、ショッピングモールや映画館などに設置され、

 

待ち合わせや休憩時間など少しの時間から利用されています。

 

1曲から歌える気軽さで今中国で大人気！！

 

 

1曲は5元（80円ぐらい）からという値段設定で安いのか高いのかよくわかりませんが、

 

興味本位でしたら、高くないと思います。歌を唄えるのはもちろん、

 

録音したデータを持ち帰れます。面白いのはインターネットと接続しているので、

 

自分の歌声を録音し、データをソーシャルメディアで上で生成、編集したリ

 

親族、友達に公開したりできます。時代ですね！！！

 

この後地下鉄を乗り、下町の市場へ～～

 

 

こちらは先と比べると、タイムスリップしたように一気に昔に来たみたいです。

 

昔ながらの野菜やさん、肉やさん、果物やさん、乾物やさん、などなど

 

地元の人でにぎわっています。たまに、水槽から逃げた元気な魚の捕獲劇を見れます。

 

 

先のショッピングモールと比べると、こちらの方が人間の温かみを感じられ、

 

人情さがたっぷりです。唯一時代が感じたのは、どの店もQRコードが貼っており、

 

モバイル決済ができることですね！！！

 

市場で色々路地を探索して、知らないうちに広東の名物食べ物「猪脚姜」

 

の老舗「娟姨」の前に来ちゃいました。

 

 

ココはとても有名で、いろいろな国で紹介されました。日本も「読売新聞」

 

などメディアから紹介したことが有ります。

 

「猪脚姜」、名前の通り、豚足、生姜、茹で卵を使って甘い黒酢で煮詰めたものです。

 

中国南部、特に広東省、香港辺りには生まれ育った人なら、

 

必ず食べるんです。風習的には赤ちゃんが生まれつと、産婦本人は体力回復のため、

 

食べると赤ちゃん生まれた12日目に、祝いとして親族、

 

知り合いに配るのが決まってます。

 

漢方医学の方から見ると血液の循環をスムーズに行えるように

 

働きかけ、体に温め、消化機能を促進させ、発汗作用や循環機能の活性化をする

 

ことにより、体に不要なものを取り除く、解毒の効果があります。

 

せっかくここにきたので、注文して食べましょう！！

 

注文したら、店のお姉さんは早速煮込み壺から「猪脚姜」を取り出し始めました。

 

 

 

甘い黒酢のいい匂いが鼻に入りました。壺を見るだけで、年紀をわかります。

 

 

トロントロンになった豚足はゼラチンの塊です。ほんのりの甘さは黒酢の酸味を

 

まろやかになり、生姜の辛味も和らげます。いろいろ店で食べましたが、

 

ココはさすがに老舗、一番食べやすいです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（続く）

 

 

 

 

 

 

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(もぐもぐIN広州２０１９（２４）に続き）

 

来た！注文した料理が来ました！！

 

 

西贝面筋です。涼皮と面筋の和え物です。「面筋」は分かりやすく言うと、

 

蒸し麩です。この蒸し麩と涼皮、セロリなどシャキシャキな野菜と

 

たっぷりの香菜で酸っぱい、辛い味付けで会えて、つるんつるんしている涼皮、

 

歯応えある蒸し麩、シャキシャキな野菜、ハーブ的な香菜と絶妙なコンビネーションで

 

箸は止まりません。

 

 

酥皮肉夹馍です。陝西省の料理。饃（モー）に肉を挟んだ料理です。

 

その形状からハンバーガーと似て、中華ハンバーガーと言ったら分かりやすいでしょう。

 

白い蒸しパンを焼き、これに色々な香辛料で煮込んだ肉を細かく切って挟む料理です。

 

ココは「酥皮（サクサク皮）」と名前に付けました、その名の通りに

 

外皮がサクサクで、中に持ちもちとしています。挟んでいる肉と旨く合い、

 

昔から大好きな一品です。

 

 

黄馍馍です。黄色の黄馍馍は使われるキビ粉です。キビを水に一晩つけたあと、

 

臼でひき、ふるいにかけてはじめて生地として利用できる粉となります。

 

この黄色は、機械びきのキビ粉は、石臼びきのキビ粉に

 

遠く及ばないと語っていわれています。この生地をよくこね、

 

かめの中で一晩発酵させて、好みに餡を入れて、形を整えて蒸篭で蒸したものです。

 

キビの清々しい香りで、素朴、シンプルだけど誰にも口に合います。

 

 

烤羊肉串です。モンゴル料理、新疆ウイグル自治区の新疆料理で、

 

羊肉の串焼き、色々香辛料を使っているので、ジューシーで、

 

羊肉が苦手のシェフもべロリ～

 

 

西红柿浇汁莜面です。莜麦で使った莜麺窩窩（または莜面栲栳、

 

生地を伸ばして、指で輪に作って、蒸篭にのせて蒸したものです）

 

その上にセロリとトマトのソースをたっぷり掛けています。

 

どう見ても、トマトのパスタに見えます。

 

元々本来は色々薬味で作った漬けタレに付けて食べるものですが、

 

時代に応じて、新しい作り上げました。味も美味しかったです。

 

和風バスタのように、あっさりしています。莜面とこかそばに似ているので、

 

とても食べやすいです。

 

 

莜面鱼鱼蘑菇汤です。莜麦でできた生地をちょっとずつちねって伸ばして作った麺

 

莜面鱼鱼と色々種類のきのこで煮込んだ麺です。

 

スープはとてもきのこのうまみを濃縮していて、莜面鱼鱼合したら、

 

美味しくないはずはないです！！日本人にびったり一品です。

 

 

黄米凉糕です。大好きなデザートです！！

 

粟の一種黄米を使ってのデザートで、もち米の上に黄米が乗っていて、

 

中にはナツメや干しブドウが入ってます。程よく冷えっていて、

 

金木犀の蜜と一緒に食べるともちもちして、黄米の風味を楽しみながら、

 

しつこい甘さはありません、さっぱりしています。

 

 

西贝自制酸奶です。説明に言うと、店の自家製ヨーグルドです。

 

伝統的な作り方で出来ているので、程よくの酸味で、ミルクの風味は濃い、

 

レンゲのはちみつを掛けたら、もう一層うまみが増えます。

 

もうお腹が一杯なのに、隣のテーブルの牛骨肉料理を気になって、

 

こんなに欲張ったら、だめでしょうか？

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（続く）

 

 

 

 

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