夏になると、いろいろな野菜が活躍の季節にもなります。
偶々に懐かしい野菜が手に入れました。
金時草です。
和名はスイゼンジナ(水前寺菜)といい、キク科ギヌラ属の多年草で、
熱帯アジア主にインドネシア原産です。18世紀に、中国から日本へ渡り、
九州には古くから栽培しており、江戸時代に北陸へ。
今は栽培しているは金沢だけです。
6月から旬になるので、中国でもこの頃になると、市場でよく見かけます。
葉の表面は緑色、裏面があざやかな赤紫色の葉は特徴です。
葉の裏面の色が「金時芋(キントキイモ)」に似た美しい赤紫色で
あることから「金時草」と呼ばれています。
他の健康野菜(モロヘイヤ、明日葉、つるむらさき、おくら)と同じぬめり成分
(水溶性植物繊維)やポリフェノールを多く含み、抗酸化作用が強く、
胃腸を健全にし、血液中の油分を取り除く働きがあるといわれています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)