名前の通り、昔ながらの焼売です。
元々焼売の生まれた土地は中国の北部北京中心として盛んでいます。
焼売という名前は元代の料理本にも登場しますが、当時は「稍麦」の字が
用いられています。小麦粉で作った薄い皮に肉餡を包んで蒸したものとあるそうです。
「麦稍」といえば麦の穂をさし、餡を包んだ形が麦の穂に似ていたからといわれています。
何時の間にか同音の当て字になったのでしょうか。時代の発展によって、
焼売もいろいろな餡、いろいろな味付けがあるですが、
心のどこか昔の味が恋しくなります。
シンプルの餡で、シンプルの味付けて、素朴な焼売は基本の基本です。
餡を使う材料は至って簡単です。90％赤みの豚ミンチを片栗粉、卵白、をいれて
よく混ぜて、胡椒、料理酒、生姜（みじん切り）、醤油、塩で味付けして、
そのつどよく混ぜます。仕上げにごま油で旨みをとっじこめ、
玉ねぎ（みじん切り）を加えて混ぜ合わせれば、餡の出来上がりです。
市販の焼売皮を使って、焼売を包みます。
手に皮を持ち、皮の中心に餡を乗せます。
手の親指と人差し指で輪を作り、輪に皮の上側を引っ掛けるようにしてもちかえ、、
底側を支えながら形作ります。
最後に包んだ皮の底面を押さえて平らにし、形を崩さないように並べます。
蒸篭にいれ20分ぐらい蒸したら、出来上がりです！！
ふわふわの食感で肉の旨みを染み込んで、噛んでいるとき微かな生姜の粒と出会う、
そのビりさが美味しさを増します。
肉たっぷりだけど、アッサリしていて、いくらでも食べれそうです。
お好みで黒酢などと合わしても美味しいです。
