いきなり、野菜の写真ばかりで、ごめんなさい~
この野菜は、「アイスプラント」と言う野菜です。
ほんのり塩味が特徴の新食感野菜で 、カリウム、マグネシウムなど
ミネラルが豊富で、βカロテンなどの栄養もたっぷりの野菜です。
アイスプラントは、サボテンのような多肉多汁組織を持つ
南アフリカ原産の植物で、地中のミネラルを吸い上げる力があり、
耐塩性が高いなど個性的な特徴をもち、別名、吸塩植物とも呼ばれています。
また、アイスプラントの葉や茎の表面に見られるキラキラした輝く粒は、
ミネラル分を多く含むとブラッター細胞呼ばれる組織の一部です。
アイスプラントは、環境から受けるストレスに強いだけでなく、
アミノ酸や抗酸化物質等、機能性の高い物質を多く含む植物であることが
分かってきました。健康増進効果のある物質を増加させるなどの
栽培方法も研究されています。
最近はメタボや血糖値に有効といわれるミオイノシトール、
ピニトールという成分についても研究が進められ、
サプリメントなども商品化されています。
アイスプラントは学術的にも目が離せない野菜なのです。
ほんのり塩味を持ったため、よくサラダに使われていますが、
明楓は中華なので、今日は、扇茸と炒めてみました。
元々塩味があるですが、炒めると、塩味が消えてしまうので、改めて、塩胡椒で
味付けしました。
キラキラした輝く粒は、日を通すと透明になり、
食感的には、茎はシャキシャキで、葉はとろみあるような、トゥルン~とした
不思議な食感です。おいしかったので、炒め物には、十分使えます。
肉と一緒に炒めてもおいしいと思います。
最近、スーパーも見かけるようになりましたので、もし、見かけたら、
ぜひ、買ってみて、食べてみてください。