おこわ、もち米で蒸しとご飯でことです。昔はもち米は貴重品であり、
もち米を蒸したおこわは慶事や祭り、正月など晴れの日しか口にすることが
できない祝いの席のご馳走でありました。
また、肉類を含まないものは、精進料理として僧侶に好まれます。
中国も日本と同様ですが、中の具と味付けで、
普通のおこわとデザート感覚のおこわと二種類を分けれます。
デザート感覚のおこわの代表は正月でよく出てくるの「八宝飯」です。
甘い味付けし、あんこ、干しフルーツなどを入れて、蒸した「八宝飯」は子ともの大好物です。
普通のおこわは、日本と違って、海老、椎茸、貝柱、中国ソーセージ等を入れるのは
多いですが、地方によって、豚肉、鶏肉などもあります。
普通のおこわはそのまま食べるし、蓮の葉を包んで蒸して食べるし、粽みたい食べるし、
などなど色々な食べ方が有ります。
「おこわ焼売」はおこわを点心として食べる一品です。こういう点心は上海で発祥です。
干し海老、椎茸、竹の子を入れたもちこめを干し海老のダシで蒸して、
明楓のオリジナルおこわが出来ました。
結び用の韮を用意します。
沸かした湯にまず韮の根の部分を入れ
少し茹でてから、韮を全部入れます。
火通したら、取り出して、氷水に冷まします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)