日本では、お正月の時、門松、しめ縄を門に飾ります。
中国では、以下紹介するの2種はよく見かけます。
1、「春聯」(めでたい文句を赤紙に書いたもの)
「春聯」は他にも「門対」、「対聯」、「対子」、「桃符」などの呼び名が
ありますが、大きな赤紙に、縁起のいい言葉を書いたものです。これなしでは、
中国の新年はないという程、中国では大事にされています。
各家庭が、好きな言葉を選び、門に張ることで、正月の雰囲気を味わいます。
この時期になると、至る所で見られます。
2、「年画」
年画は、古来の自然崇拝を起源としていて、春聯と同じように、
非常に縁起のいいものとされていて、お正月になると、至る所に見られます。
でも今日は紹介したいのは、中国南地方のもう一つ正月の飾り、これは
実が一杯の蜜柑の木です。
蜜柑は中国で「金桔」と言います。「金」はもちろん「お金の事」の表し、
「桔」は発音と字の形が「吉」と似ているので、「吉祥」の意味の表しです。
門の両側を飾り置くととても縁起がいいので、中国南地方はよく正月で
至る所で飾ってます。