(もぐもぐIN広州2019(6)に続き)
食器市場で、長時間かかって、欲しいものが見つかって買い納め、
気が付くとも昼の2時回りました。目的達成したところで、お腹が暴れだして、
何か入れないと大きな荷物を抱えながら急いでホテルへ戻りました。
荷物をホテルへ置き、さあ!これから食べ物探し始まります。
取りあえず、ホテルの一階にある「牛雑(牛のもつ煮込み)」の店で、
大好きな牛雑を購入
食べながら、上下九路の脇路地へ
路地へ入ると周りの雰囲気がガラッと変えて、
高級繁華街から、下町の商店街になります。
色々な店があります。売っている物もローカルで面白い!!
例えば、小さいの服屋さんこんなものが売っています。
本家の人が見たら、びっくりでしょうね!!
そのあたり、宝石の卸市範囲に入りますので、宝石を加工する時落とした部分を
利用して、宝石の飾り物を作って販売している店も結構あります。
うちのシェフはその中に一番好きな店がこれです。
植木、盆栽に見えるように加工して、とても華やかで、きれいです。
大きい方が迫力があり、
小さい方もとても可愛い!!
目の保養しながら、食を探し、特に昼ご飯の時間が過ぎているので、
次にもやることが有るため、時間かけなくて食べるのはローカルの店しかないです。
その時目に入ったのは「竹昇面」の店です。
中国の細い麺といえば、北に「龙须面」(竜のひげような细い麺)、
南に「竹昇面」があります。
「竹昇面」は広東省広州の伝統麺食であり、龙须面ほど有名ではないですが、
その美味しさは決して龙须面に引けを取りません。
元々、竹昇面は竹竿を使って作られので「竹竿面」と名付けられたんですが、
地元の人は「竿」という字が禍々しいから、「昇」に変えて、「竹昇面」になりました。
竹昇面の麺を作る時は、まず生地に均一な圧力を加えるため、
太くて大きな竹竿が必要になります。
面台に置いてある生地に竹竿を乗せて、料理人は竹竿の片端に跨って、
少しずつ移動しながら竹竿を通して生地に圧力を入れていきます。
生地を均一にするために、料理人は力を入れすぎないように注意しなければいけません。
やがて生地はだんだん薄くなり、タオルのような形状になって、
長くしていくと糸のような細い麺ができてきます。
一見単純そうに見えますが、ちょっと力の加減を間違えただけで、
麺がきれいにできなくなってしまいます。こんな伝統があり面を食べましょう!
と、店を入りました。
テーブル三つしかない小さい面屋さんです。入ったすぐ、一番奥の面台が見えます。
今は麺が作ってないですが、竹昇面を作るのは欠かせない竹竿など
綺麗に整理整頓していました。
小さいテーブルを座って、
小さいローカルの店だけど、清潔感があり、悪くないです。
壁にレトロの扇風機が懐かしい!!
ワンタン入り「竹昇面」を注文しました。3,4分待ったら、出てきました。
細い「竹昇面」は腰があり、あっさりしたスープとうまく絡まって、
食べやすい、大きなワンタンもブリブリで美味しかったです。
さすが、昔から地元の人が愛された面!!(感心!!)
「竹昇面」をたべ、お腹が少し落ち着きました。店を後にして、
すぐに甘い匂いを釣られ、
「蛋卷(エッグロール)」を手作りの店?屋台?を見つかりました。
おじさん一人で、黙々と一枚ずつ作っています。
さっそく、購入!!焼きたてで、荒熱は少し残っているですが、
さくさく、さくさく、シンプルだけど、美味しさがMAX!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)