紫菜、中国では、各家庭に必ず欠かさない食料としてポピュラーな食品です。
紫菜、日本語で通訳すると海苔と言いますが、
中国には、普通の海苔じゃなく岩海苔のほうが近いかもしれません。
紫菜は西暦前2500年前より中国の福建省、浙紅省に自生する天然野生種の岩のりで、
宋朝時代では、地方物産中の珍味として毎年皇帝に献上されていたと言われています。
紫菜の特徴は、葉体が厚く、板状の製品にすると穴があきやすいので、
中国では厚く抄かれています。
歯切れが良く、強い甘みと岩のり特有の香りが有ります。
使い方がとても簡単で、そのまま解して、スープにするのか、
一回水で戻して、サラダ、炒め物、餃子の具にも入れて使います。
また、日本で一般市販されている海苔は板状にする工程でミンチにかけるため、
海苔の細胞の中の栄養分が流出します。
それに比べミンチにしない紫菜は海苔の栄養分をそのまま召し上がることができます。