(ドタバタ里帰り(35)に続き)
急いで実家に戻り、
親戚一同も集りました。今日の夜は家で宴会するのだ!!
何か小さい時の正月に戻ったのように、賑わっています。
子供は外で爆竹をし、年寄りは麻雀をし、中間にはゲームで楽しんでいます。
私たち若いのは料理の担当です。
正月、各家はいろいろ料理を作るんですが、地方によって、内容はそれぞれです。
久しぶり開封に戻ったので、やっぱり地元しか食べられないものは食べたいし、
特に家の味も久しぶりで食べたいです。
食材は、実家帰る前に下拵えいるので、作る時も楽です。
前菜は自家製の腸詰、牛肉の味噌仕立て、豚の胃袋の香り付けなどなど
あるですが、一つ日本であまり見かけないものを紹介します。
「変蛋」です。聞いた事がないでしょう!
「皮蛋」は皆様ご存知でしょうか?
皮蛋というのはアヒルの卵をアルカリ性の泥や特殊調合液に漬けて
加工した中国の伝統的な加工卵です。「変蛋」はアヒルのたまごじゃなく、
鶏のたまごで作られたです。皮蛋の黒っぽい色と違って、変蛋の方が
琥珀のような綺麗な色です。
光に向くと宝石のように透き通っています。
食べる時は食べやすいサイズを切って、自家製の醤油タレを掛けて食べるんです。
皮蛋より食べやすく、癖も少ないで、酒のあてには人気です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)