(ドタバタ里帰り(32)に続き)
来た!来た!小籠包を来ました!!!
蒸篭のままで出すのは開封の地元スタイルです。
これは、開封の小籠包です。
開封の小籠包は歴史がとても古いです。
日本のではアツアツの肉汁したたる上海小籠包は有名ですが、
もともとの発祥は開封です。
中国では一番有名な開封小籠包の店は「第一楼」と言う老舗で、
開封の本店以外、北京などに支店もあります。
ネットでは支店の評判があんまりよくなさそうですが、
これはあんまり開封の小籠包のルール(注文を受けてから、包みすること、
と蒸し置きしないこと)を守っていないからと私が思います。
本店も10年前に利益ばかりで、ルールを守られなく、地元の客は離れてました。
以前働いた料理人は独立し、いろいろな小籠包の店が出来ました。
このきっかけで、「第一楼」が危機を感じ、元のスタイル、ルールを戻し、
10年掛けて、地元の客を元に戻りました。本店が地元で頑張りましたが、
支店も頑張って欲しいですね~~
開封の小籠包、本来の名前は「灌湯小籠包」(スープ入り小籠包)で、
形は、平で、包みのひだが17~20ぐらい決めており、
蒸篭に置いたら、菊の花を似ているので、地元は「菊花小籠包」とも言います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)