「蓮の葉包み蒸し炒飯」は明楓年末おせち料理の時、持ち帰りの単品ニューの一つです。
とても評判がよく、人気で、去年の年末もご注文を一杯入りました。
蓮の葉は蓮という水生植物の水面に浮いている葉のことと言います。
漢方薬の伝来により荷葉(かよう)ともいいます。
蓮と言えば日本の方にとって身近なのはその地下茎であるレンコンですよね。
しかし中国では、タネや花、そして葉っぱを利用する習慣があります。
蓮の葉は利尿作用により、湿を取り除く効果があります。
胃腸の弱い方や虚弱による下痢を止める作用があります。
血管を拡張して血圧を下げる効果があるので、高血圧が気になる方にはお勧めです。
中国だけじゃなく、アジアの国々は古くから蓮を使って、お茶したり、料理にしたりしています。
新鮮の蓮の葉を刻んで、お粥か、ご飯に入れて一緒に炊き上げる、
干した蓮の葉を戻して、おこわ、肉、魚などを包んで蒸すなど色々な料理に活躍して痛ます。
蓮の葉がおこわを包んで蒸すのはよく見かけますが、実は、昔の料理本によると
炒飯を包んで蒸すのは伝統的らしいで、今は珍しいです。
明楓はここにヒントを受け、伝統を守りながら、蓮の葉包み蒸し炒飯を作りました。
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