(もぐもぐin広州(47)に続き)
美味しいイスラムお焼きを食べながら、目的地「銀記」へ~~
「銀記」は広州の伝統食腸粉の専門店としては恐らく広州一有名な店です。
「腸粉」は広東の朝ごはんや飲茶に欠かせない一品です。初めて出会ってから、
はまってしまい、広州へ行く度、色々な店で注文し食べてきました。
腸粉は米を粉にしたものを水で溶いて、 クレープのように薄く伸ばして蒸す、
その形状がブタの腸に似ていることから、腸粉という名前になったといわれました。
簡単に見えるが、作り方は専用バットにタネを薄く敷き詰めて蒸す方法と
布を使って整形して蒸す方法などがあり、それぞれ微妙に食感が変わる、
と地元の人々はこだわりを持っています。
腸粉自体にはこれといった味がなく、トゥルントゥルンした食感が特徴です。
腸粉に小エビや牛肉、豚肉など、 好みの具を巻き込み、青菜を添えて、
甘い醤油ダレで食べるの基本です。
「腸粉」は見かけは結構ボリュームがあるように感じるが、
実際に食べてみると、意外とするりと食べられてしまいますので、
店では、腸粉とお粥をセットにして食べている人が多いです。
腸粉の虜になった私たちですが、色々な店で色々な種類な腸粉を食べ尽くして、
私たちにとって、一番好きのは「銀記」の腸粉です。
ホテルから一番近いのは「銀記上下九路店」、ここはいつもお客さんが一杯で
なかなか空いている席は無いですので、去年もこの原因で断念しましたが、今年は
どうでしょうか!
やっぱり!!!一階、二階とも満席です!じっと待つのはイライラなるので
まだ時間もありますし、ぶらぶらしながら、他の支店を当たて見ましょう!
上下九路の角を曲がって、北への道を~~少し歩いたら、「銀記」の光复中路の支店があります。
すごくタイミングよかったので、店内で食べているお客さんは一段退いた状態で、
お客さんが少ないですが、片付け、電話で注文を受けて、配達など、店員さんが
四、五人で忙しそうです。
壁には銀記という老舗の認定書
と 香港の有名な美食家蔡澜さんが銀記で食べたあと、味を絶賛し、書いた
墨跡とそのときの写真
厨房の方に腸粉の蒸し器
と トロトロに煮込んだお粥
いい匂いがブンブンして、早速注文しました。
腸粉を担当している店員が注文を受けてから、腸粉の蒸し器に布を引き
腸粉の生地を中に流し
蓋をして蒸し、
蒸している間に、先に蒸し上がった腸粉を作り
布ごとで台の方に持って行き、
ナイフ(?)を使って、布と腸粉を剥がして
具を巻いたら、皿に載せ、他の店員さんがタレを掛けて、お客さんへ~~
その時は、腸粉を担当している店員さんはお粥の作りに入りました。
素早く、無駄なしで仕事をこなして、素晴らしい!!!
来た、私たちの注文が来ました!!
いつものように二種類を~
一つ、「茶樹菇」というキノコの腸粉
もう一つは、白身魚の腸粉
どちらも味と食感が抜群で、ほべ落ちそうです。
大好きな艇仔粥も来ました。
トロトロで、魚の旨みと千きり生姜の風味はたまりません!!!
あ~~最後日で、大好きな腸粉を食べれ、幸せ!!!
これから、幸せの気分で、広州と別れ、日本へ帰り、そう思った所で、
もう恋しくなってきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(終わり)