絹笠茸の薬膳スープは、去年の12月23日に開催したクリスマス会で出した一品です。
絹笠茸は日本の方にはあまり馴染みがないですが、中国では、高級食材として
料理のジャンルで活躍してます。
「絹笠茸」は姿形が優雅で繊細なことから「キノコの女王」と呼ばれて、
「森の妖精」のようなキノコです。味が良いのに発生量は少なく、
見ることも味わうことも難しい、言わば幻のキノコです。
生の方が中々入手しにくいので、中国料理には乾燥物を使います。
一般的には、蒸しスープがよく使われています。
まず、水で戻して、一度お湯でボイルします。
ボイルした後、軽く水気を切って、まな板で一口サイズを切っておきます。
スープ用の容器に、戻したの貝柱、
椎茸、
下拵えした鶏肉を入れ、
一口サイズで切った絹笠茸を加え、
蝶々形に切った生姜も加えます。
明楓の自家製野菜と鶏がらのスープを入れて、容器を密封し、
蒸篭で2時間ぐらいを蒸したら、出来上がりです。
蓋を開けると絹笠茸の独特な香りを~~、口に入れると、この香りを口に広げて、
絹笠茸のシャキシャキする歯応えは楽しみが出来て、体にも暖めます。