気温が下がってくるこの季節は、体を温めてあげることがとても大切です。
しっかりと体温をキープして、生命力を蓄える・・・・・・・・・・冬はそんな季節です。
暖かい食べ物を恋しくなるこの季節は、一番お勧めの食材は
もちろん、大地の力を存分に受けた根菜類です。
色々な根菜の中に、一番身近いのは大根と思います。
一年中で回っているので、家でもよく使う根菜です。
品種によって違いますが、秋から冬にかけて(10月下旬~2月)が
一番おいしい時期です。このころのものは甘みも強くみずみずしいです。
特に今の季節は、辛いもの、熱々な鍋などよく食べます、温まるのはいいですが、
食べすぎは体内の余分な熱は出難くなる、のどの違和感、口内炎などの症状になります。
そのときは、薬より大根を食べるのは一番です。
大根は生食と火を通すのとでは、薬効も性質も違います。
大根(生食)は、涼;甘辛 薬効は、解熱、解毒、気管支炎、高血圧、
老人性めまい、一酸化炭素中毒、喉がはれて声が出ない時
火を通すと、平;甘辛 健胃消化作用、鎮痛、痰切り、利尿、血行促進です。
明楓はいつも大根と柑橘類を使って、中国風の薬漬物します。
食べる時は菊とあわせて、お客様の前に出しています。
大根のシャキシャキ食感を楽しみながら、中国の薬味と調味料での味も楽しめます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)