見た目の派手さが印象的な南国の果物「ドラゴンフルーツ」です。
果皮が竜のウロコのように見えるため「ドラゴンフルーツ」とも呼ばれていて、
中国名は「火龍果」と言います、サンカクサボテンの果実です。
東南アジア、台湾、中国南部とイスラエルなどで主に栽培されています。
近年になって、日本においても沖縄や九州での農業栽培がされています。
「ドラゴンフルーツ」はアボカド程度の大きさと形をしており、
表面にサボテン科果実特有の葉のような緑色の突起物があります。
ドラゴンフルーツは鮮やかな赤色が代表的だが、黄色のものもあります。
切ってみたら、
果肉は白もしくは赤いゼリー状で豊富な果汁を含んでおり、
一面に胡麻粒のような黒い種子があります。
この種子は取り除かずに果肉ごと食べるんです。
皮はとても剥きやすく、
果肉を食べたときにやわらかくサクサクした食感で、
キウイと 似てるようなショリショリとした食感があります。
ドラゴンフルーツは皮の色によって味は変わりますが、よく見かけるの赤い方が
甘いほのかな酸味があります。日本では一般的に味が薄い(もしくは無い)と
誤解されているドラゴンフルーツだが、日本で流通しているものの殆どは
輸入品であり、これらは日持ちさせるために未熟果 の段階で収穫され、
収穫後のドラゴンフルーツはほとんど追熟して糖度を増さない果物なので、
その結果として味が薄いという感想を抱く事になります。
中国の南地方に行ったら、熟したドラゴンフルーツを食べると
とても甘くおいしいです。数年前、軽くブームもなりました。
ブームになった原因は味だけじゃなく、ドラゴンフルーツ、自身の栄養成分です。
ドラゴンフルーツは栄養がとても豊富で、アルプミン、アントシアン、ブドウ糖、
リン酸、ポリフェノール、食物繊維、カロチン、カルシウム、 鉄、
ビタミンB1・B2・B3、ビタミンCなどが含まれており、高血圧予防、動脈硬化予防、
脳梗塞予防、心筋梗塞予防、貧血予防、がん予防など効果があるので、
健康食品として注目されています。
それと、含まれる色素は天然色素として染料や口紅などに使 われているので、
衣服などに付着すると落ちにくいので注意が必要です。
最近、スーパーや、フルーツshopなど店頭でよく見かけるようになりましたので、
ぜひ、食べてみてくださいね~~