夜も寒くなりましたね~~
今の時期で寒くなったら、体に暖めて、食べやすいのはワンタンでしょう!
熱いスープの中に具をたくさん包んだワンタンを浮いて、
薄い皮で中の具の色を透き透って、見るだけで暖かくなりそうです。
ワンタン、中国では地方によって色々な言い方があります。
標準語で「饂飩(ホゥントゥン)」(日本のうどんと違いますよ!)と言い、
広東語で「雲呑(ワンタン)」と言い、そう見ると日本語の「ワンタン」は元々広東語からですね。
私にとっては餃子よりワンタンの方が好きで、よく作ります。
この間の10月のランチ会で一歩早くワンタンを出しました。
これは、もちろん明楓の手つくりでオリジナルです。
餡は豚ミンチ、海老、椎茸で作りました。
海老の食感を残すため、大きく切って、椎茸もサイコロ状にして、
シンプルで塩、胡椒を味付けし、粘りを出るまでよく混ぜ合わして、
最後、ごま油を少し垂らして、薄く香り付けをします。
豚ミンチだけすると、油濃くて食べる途中飽きてしまい、海老を加えると、あっさりになり、
食感と甘みも、楽しみも増えます。
家で作る時は、海老なかったら、好きな野菜をたっぷりいれでも良いです。
個人的には、しろ菜を薦めます。さっと茹で、水気を絞り切ってから、細かしく刻んで、
豚ミンチと合わすと、とてもおいしいです。
餡をできたところで、ワンタン皮(家で市販の皮も結構です)を手のひらに載せて
餡を上に載せ
半分に折り畳んで
左上に小麦粉でできたつなぎを付けて
右上を持って、左上の方とくっ付けます。
きちんとつけたら、ワンタン出来上がりです。
ワンタンに使われるスープはとろみのないものが多く、
中国では、華南地方では鶏がらスープ、金華ハムのスープなどあっさり透明なのを
基本にしています。華北地方では器に干し桜海老、葱、塩、ほんの少し味の素、
醤油などを入れておき、そこにワンタンの茹で汁とともにワンタンを入れる方式は多いです。
私の実家は華南地方に入るんですが、立地は華北地方に近いので、町中のレストランは
どちらにもあります。個人的には、華南地方の味付けは好きで、
家で作る時には鶏がらスープでほんの少し塩、胡椒に加えて、茹でたワンタンを中に入れて、
香菜か青葱か上に載せてから、完成しています。
(今の時期で、個人的には少しお酢を入れて食べるのは好きです。)
結構家で簡単にできる一品で、寒くなる今とき、作ってみたらいかがですか?
すごく体に暖めますよ~~!!