わたしにとって、もし、明日は世界末日だったら、死ぬ前に一番食べたいのは、
蒸し魚です。私は内陸の出身で、小さいときは、今みたいに運送が発達してないため、
川魚しか食べたことがありません。
川魚が得々な臭みがあるので、大体、揚げてから調理するので、蒸すのはありえません。
蒸し魚は、香港など沿海部の町ではお馴染みが深いです。どっちかと言うと、
海鮮の料理の代表です。初めて食べたとき、びっくりさせるぐらいのおいしさで
大好きになりました。いつも蒸し魚を食べるとき、無言になって、魚と戦ってます。
新鮮な魚を蒸し揚げて、醤油ベースのソースと熱々の油を回しかけて仕上げる料理で、
シンプルこそ、魚のうまみを楽しめます。使う魚は日、季節によって変わります。
今、明楓で夜のお勧め料理として「鱸の香港式姿蒸し」を用意させていただきます。
鱸
日本、中国でもよく食べられる魚で、身は血合いがほとんどない白身で、
「スズキ」という和名が「すすぎ洗いしたようなきれいな身」に
由来すると言われ、その特徴で、中国でも昔からおいしくて、詩などにも名を残ってます。
葱、生姜、料理酒を加えて、蒸します。
蒸したら、醤油ベースのソースを作って、蒸した鱸の上にかけ、
刻んだ白葱、生姜を上に乗せ、熱々の油を上に掛け回し、
香菜をたっぶり載せたら、「鱸の香港式姿蒸し」が完成!
食べるとき、魚と薬味を取って、たっぶり醤油ベースのソースを掛けて、食べます。
白ご飯と最高な相性で、最高なご飯友です!!
魚の香港式姿蒸し への2件のフィードバック