昨日、七草粥と食べる時、中国の習慣に従ってアヒルの塩玉子と一緒に
食べました。塩玉子で日本の方はたぶん塩味ある茹で卵と
思っている方が多いと思いますが中国の塩玉子は違います。
中国塩玉子、確実に言えば、塩漬け卵です。中国では鹹蛋と言います。
鹹蛋とは、中国大陸、台湾、東南アジアで広く作られているアヒルなどの塩漬け卵の
事です。保存食として、また調味料の代わりとして中国料理の食材の一つです。
鹹蛋は多くアリルの卵を使っています。
場所によって、鶏の卵を使っているところもあります。
小さい時家でよく作っています。もちろん地方によって作り方が違います。
私の実家の方が、大体粘土に塩と紹興酒を加えて、卵に全体的に厚塗りして、壺に入れ
日が当たらなく、涼しい処に1ヶ月程度寝かせて作ります。食べるときには、
粘土を綺麗に洗い落とし茹でてから食べます。
一般的には茹でた塩玉子を少し殻を剥いて、
お箸で中をほじってお粥、ごはんのお供して食べます。
白身が塩辛いですが、黄身のうまみは何とも言えない美味しいです。
以上紹介したのは大体中国北の食べからですが、南では、ご飯と一緒に食べるですが、
保存食じゃなく、多くは食材として使っています。一番よく見かけるのは
黄身を満月に見立てて月餅の中に入れる事と粽の中に入れることと
黄身を使って点心などの餡になる事です。それも結構おいしくて、大好きです。
今真空パックで売っているので、とても便利になり、使いやすくになりました。
もし機会がございましたら、ぜひ試してくださいね~~