(ただ今!故郷美食っ記!(8)に続き)
この店は、メニューというものがないです。
メインは開封小籠包で、ほかは地元の伝統家庭料理です。
まずメインの小籠包を注文して、あとは食べたいものを適当で
店の人に言えば、何とかなります。
食いしん坊の皆は一人ずつ食べたい料理を注文し、注文しました。
お茶を飲んで、しばらくしたら、注文した品は運んで来ました。
粉丝带底(春雨と黄韮、豚肉の細きり肉の炒めの和え物)。
酢の物ぽい春雨の上に熱い黄韮と豚細肉の炒めを載せて、食べるとき、和え
地元独特な前菜の一種です。年を問わず、皆大好きな前菜です。
いただくと、黄韮の香りと豚肉のうまみまず口の中に感じさせて、
後に来た春雨は口の中に爽やかにしています。
薄揚げ豆腐の和え物です。こちらも地元でよく食べる一品です。
薄揚げ豆腐、油抜きして、山椒など香辛料を作った漬けタレと軽く煮込んで、
一晩漬けだら、出来上がり、食べるとき、好みで、白ネギ、クミン、ごま油で和えたら、
完成です。そのまま前菜で酒のあてに持ってこい品で、
実はおかずとして、ご飯も合います。
穫菜(漢字あているかどうか分かりません、方言から出た言葉です)。
さつま芋できた太目な麺(太目の春雨みたい)ともやし、
青菜(青菜だったらなんでもいいですが、一般的にはホウレンソウが多い)を
醤油、酢、ごま油、練りごまで作った開封独特の味の和え物です。
夏食欲がない時家でよく作る一品です。私は大好きです。
見た目のまま、青椒肉絲です。店員を持って来た時、皆、びっくりして
(ポピュラー過ぎで店で注文するものじゃないと思っている一家であります)、
誰が注文したの?と、若い食いしん坊はおそれ、おそれ、手を上げました。
本人曰く、隣の客が食べているのを見て、釣られたそうです。
よくあることですね!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)