毎年の春ごろに、明楓の料理にはいろいろな山菜を登場して活躍しています。
去年の春から、新しい仲間が増えました。
この一つは虎杖(いたどり)です。
虎杖(イタドリ)とは、たくさんの節がある多年草で、
道ばたや土手などに生えている植物です。春の時期になると、あっちこっち見かけます。
その時の新芽は柔らかく山菜として食べれます。
山菜と言えばあく取るのは面倒とおもわれますが、
虎杖のあくとりはとてもやりやすいです。
まず、外の皮を剥がし
沸騰したお湯に塩を一つまみを入れて、さっと茹でます。
茹でた虎杖はすぐ氷水に入れて、荒熱を取ったら、水を付けて
2,3回水を入れ返し、一晩を付けたら、あくとりできます。
癖はほとんどないので、炒めたり、和えたり、煮たりなどなど、
ほとんどの調理方には適用です。食べると、シャキシャキの食感があり、
微かな酸味は口の中に爽やかにさせます。
この虎杖の新芽に含まれる酸味には、肝臓の働きを助けて体をデトックスし、
利尿作用によって排出を促します。
ただ今、この虎杖は明楓の毎日進め料理の黒板に登場していますので、
是非一度ご賞味くださいませ~~