(よ~れよれバリ島(8)に続き)
大きなガネーシャ像は「バリ・シアター」のエントランスです。
迫力があるガネーシャ像!大きくてカメラが抑えきれません!
このガネーシャ像の横にバリ・シアタの入り口となっています。
入ってみると、少し洞窟の様な暗さが残り、雰囲気がたっぷりあります。
ロビーにはラウンジ・スペースを始め、ドリンクや軽食が販売されるカフェもあります。
少し早めにシアター内に入っても、カフェでゆっくり待つことができます。
ガイドさんの話をよると、「バリ・シアター」はオーナーの「バリの芸術や文化を
もっと多くの人々に知ってもらいたい」という思いが発端になって生まれた
プロジェクトで、「バリではこれまでに類を見ない素晴らしいパフォーマンスを」という
情熱から、施設自体はもちろんのこと、「アジア・パシフィックでNo.1」の設備そして
パフォーマンスを目指し、世界を舞台に活躍するプロフェッショナルによる
クリエイティブ・チームを集結し、オープンまでの長い時間をかけて
これまでバリにはなかったクオリティーの高いステージを作りあげたのです。
シアタ内にぶらぶらする時間もなく、上演の時間が迫って来ました。
これから写真はだめなので、言葉で紹介します。
(気になる方は、バリナビで検索してください)
中が入ると、高い天井、広々なステージ、綺麗な赤い客席は1200人収容可能です。
ステージを見ると、ステージの少し前には池が設置されている、
右側にバリらしいガムランがあり、左側にはワヤン・クリッ用のスクリーンがあります。
ステージ下部には細かい彫刻も施されています。とてもきれいなシアタです。
私たちがこのシアタで見る芝居は「バリ・アグン」というの見事なパフォーマンス
芝居です。「バリ・アグン」はスリ・ジャヤ・パングス王と中国の商人の娘である
最愛の妻カン・チン・ウィとの歴史的伝説のお話です。
彼らは長い間子宝に恵まれず幸せが悲しみへと変化してしまいました。
取り乱した国王は妻の元を離れ運命を変えるために希望の光を探す旅に出ることを
決めました。海で嵐に遭い見知らぬ不思議な島に打ち上げられ、
赤ちゃん動物たちに囲まれていました。 そこで彼は瞑想する場所を見つけましたが、
すぐに火山によってできたバトゥール湖の女神デウィ・ダヌによって
起こされてしまいました。彼女は森の精と共に抵抗できない国王を誘いました。
一方、夫の帰りを待つカン・チン・ウィは長い間戻らない夫を探す旅に出発し、
自分の夫がデウィ・ダヌと結婚し彼女との間に子供までいることを知ってしまいました。
彼女は彼女の護衛がスリ・ジャヤ・ジャヤ・パングスに逆らったことに失望しました。
モンスターの攻撃と天災による激しい戦いの中で彼とカン・チン・ウィは真実の愛を
再確認しました。スリ・ジャヤ・パングスを失ったことに怒ったデウィ・ダヌは
彼女の魔力で国王と女王を像に変えてしまいました。
国王と女王を失った村の人々は新しい小さな国王を快く迎え入れました。
デウィ・ダヌの前で新しい国王はスリ・ジャヤ・パングスとカン・チン・ウィの魂によ
って冠を与えられ村人たちは喜びました。
鮮やかなバリの民族衣装、素晴らしいバリの伝統楽器な生演奏、一番良かったのは、
本当の動物と人間の共演、小さい動物だけじゃなく、象、キリン、ライオン、豹など
大型な動物もステージで役を演じって、迫力は凄いです。とても良かったです。
シアタと別れして、「バリ・サファリ&マリン・パーク」もさよならにし
「バリ・サファリ&マリン・パーク」すごい充実した内容で、
1日いても飽きることはありません!動物との触れ合いができ、
いろいろなショーを楽しめる、素晴らしいバリ・シアタもあり、結構お勧めです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)