蕾菜です。アブラナの一種で、からし菜の変種とされています。
一般的なからし菜が葉を食用とするのに対し、このツボミナ(蕾菜)は、
一株で4キロから5キロの大きな株から出てくるわき芽(蕾)の部分を
収穫し食用としています。
こりこりとした食感と、春を思わせる蕾の形、
火のとおりが早く調理し易いこと、
火を通すと色が鮮やかな緑色に変わるのが特徴です。
血圧降下作用や精神の安定に効果があると言われて
いるγ―アミノ酪酸含量(GABA)は、1日10~20mgで効果があらわれると
いわれますが、蕾菜には、100g中に40mgも含まれているそうです。
初春の1月下旬から3月中旬までしか出回らない、旬の短い野菜です。
今、この前紹介した紅菜苔とともに明楓の進みメニューとした活躍しています。