夏になると、魚といったら鱧でしょう~
鱧は梅雨の雨を飲んで旨くなると言われており、
梅雨の明ける7月になると脂が乗り始め旬となります。
関西の夏のごちそう・鱧と言えるでしょう~
名前の由来は、鋭い歯を持ち、人をはむ(咬む)という言葉からなど諸説あります。
非常に生命力が強く、物持ちが悪い夏場でも内陸へ運べたことから、
大阪や京都などでも鱧を食べる風習が広まったといわれています。
骨の多い鱧は「骨切り」という下処理が必須とされています。
骨切りとは、腹から開いた身に細かい切り込みを入れて小骨を切断することで、
3cmにつき26筋ほど包丁を入れられるぐらい熟練した技が必要となります。
これがうまくいかないと身が潰れて味、食感ともに落ちてしまいます。
明楓も夏のお勧めで鱧料理を出しています。
鱧は中華料理というイメージはないでしょう!
鱧の淡白の味こそ、色々の料理には合うです。
骨切りした鱧は玉子片栗粉を塗して用意します。
緑、赤、黄ピーマンを細かく切って用意します。
鱧は油で揚げ
四川風で山椒風味炒めをして
皿に盛り、周りに炒めた空芯菜を添えたら、完成です。
漂う山椒の香と鱧のうまみを合わして、お酒を欲しくなります~~