(もぐもぐin広州2014(14)に続き)
金魚の天国の路地の突き当たりは
広州昔から賑わう繁華街「上下九路」があります。
その二つ道の当たる所に私が大好きな「牛雑」の店があります。
遠くから、店の前の列が見えます。どうしようかな~~?と悩んだ所に
「あそこ肉屋さんがなった!!」とシェフの一言でビックリしました。
こんな所に肉屋さん?ありえない!絶対ありえない!!
昔小売店がある場所に新しい店がなった、その店に確かに肉が吊り上げています。
肉に見えるでしょう!それは肉じゃなく、観賞石の一つ「真肉石」と言う石です。
この店はこの「真肉石」の専門店です。
「肉石」とは天然の石で、多くは堆積岩で、地質活動の過程で他の鉱物と
接してできたものです。「肉石」の珍しさは「皮」を持つことで、
赤白が混じった石が多いが、「皮」を持つものこそ本当の上質な「肉石」といえます。
記憶の中に北京の故宮博物院の展示室の中で、
観賞用の「肉形石」は最も人気の高いであります。
肉形石を ぱっとみると、実においしそうな赤身と脂身
のあい混じった「東坡肉(豚の角煮)」そっくりではないだろうか。
瑪瑙類の鉱物は、自然の中で長い歳月を経つつ 違う時代に雑物の影響を
受けて異なる色が生成され、一層ごとに違った色あいが現れるいます。
皮、脂身、赤身肉がくっきりと分かれ、毛穴や肉の質感いずれも
真に迫った作品です。店内の「真肉石」には、豚バラ肉や豚の角煮のように
見えるものもが美しくリアル感がたっぷり~~、
皮や脂身、赤味、軟骨などがはっきり見分けられるようなものもあります。
手で触ってみなければ自然に形成された石だとはわからないほどでしょう!
自然の力で凄いですね!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)