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豚スペアリブの無錫風赤米煮込み(1)

この料理は中国有名な観光の町無錫の名物料理からヒントを受け、作った一品です。

 

無錫料理はこってりしていても脂っこくなく、あっさりして、本来の味があり、

 

新鮮で混じりけのないことで口によく合います。無錫と言えば、まず頭の中に

 

名物のスペアリブ料理を思い出します。

 

「無錫排骨」は無錫が発祥の特色ある料理で、「肉骨頭」や「醤排骨」とも称され、

 

「江南第一のスペアリブ料理」の誉れ高いものです。

 

豚の骨つきバラ肉を塩と硝石 で漬け込み、甘辛く煮付けた無錫の名菜。

 

甘辛い味が 特徴の無錫料理の代表であります。「硝石」は鉱物の一種で、

 

食肉の菌の繁殖を抑制するため中国古代から用いられています。

 

化学調味料のため、明楓では使いません!!

 

甘辛い味が特徴の無錫料理の風味を保つため、代わりに「赤米」を使います。

 

「赤米」

 

 

玄米の色が赤褐色で、糠層(果皮・種皮の部分)に

 

赤色系色素(カテコールタンニン)を含んだ米です。

 

米粒の形は、ジャポニカ種(短粒種)とインディカ種(長粒種)があり、

 

中国ではインディか種が多く、日本ではジャポニカ種のうるち米が多く見られます。

 

野生稲の大部分が赤米であることから、赤米は米のルーツであり、

 

赤飯の起源と考えられています。栄養成分は現代の白米に比べ、

 

たんぱく質や各種ビタミン、ミネラルが多く含まれています。

 

この料理はインディか種の赤米を使います。

 

インディか種は普通に炊くとバサバサなので、中国では肉料理で艶出しなどよく使います。

 

まず、インディか種の赤米を水で洗い、水付けします。

 

 

豚のスペアリブも綺麗に水で洗ってから、綺麗な水で2時間ぐらい漬けて、

 

血抜きをしてから、軽く沸騰したお湯で茹で、アクを取り、もう一度水で洗って、

 

水気を綺麗にとって用意します。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)

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