これは、何野菜ですか?
日本の方は馴染みがない野菜で、紅菜苔と言います。
紅菜苔は中国揚子江中流地帯が原産と言われる二年草で、
チンゲンサイやターツァイ、また、身近なキャベツやハクサイなどと同じ
アブラナの仲間になります。 和名は紅菜花(ベニナバナ)と呼ばれ、
とう立ちした花芽とその若い茎や葉を食べます。
同じように花芽を食べる「菜の花」と同じく、なばな類と言えます。
写真のように、菜の花に似ていてますが、紅菜苔は菜の花より寒さに強く、
寒い時期ほど、赤紫色が濃く鮮やかになるそうです。
菜の花にはない赤紫の色素、アントシアニンが含まれています。
しかし、これは茹でると鮮やかなグリーンになります。
今日は豆苗と一緒に炒めて、小鉢を作りました。
漢方の考えによると、寒い時期で血管系のトラブルにならないように、
色濃いの野菜を食べると血流がよくしますので、
紅菜苔は今のときにビッタリの野菜となります。
紅菜苔は菜の花の様な苦味が感じられません。
味にクセもなく、茎はほんのりとアスパラの様な甘味を感じます。
軽い歯触りがあり、熱をえるとと少しヌメリもでて、非常に美味しいです。
もし出会ったら、ぜひ食べてみてね~~~