(もぐもぐinガタンゴトン香港(44)に続き)
少し散策したら、香港の一番お勧め通り===摩羅上街
通称:キャットストリートが見えました。
そんなに長くない通りですが、
ここには高価な骨董品やそのレプリカをはじめ、
一見するとゴミとも思えるような品物までがぎっしり詰まっています。
まるで子供がおもちゃ箱に宝を探すような楽しさが溢れている通りは
このキャットストリートなのですよ!!
お気付きましたでしょうか?
この通りの中国語名前と呼び方が一致しないです。
中国語の名前は「摩羅上街」はもともと「摩羅」とは、香港人がインド人を指す言葉です。
当時この付近には警察署があり、多くのインド人も警察官として働いていました。
その関係上、このあたりにインド人コミュニティができたことから、
「摩羅街」という名前になったそうです。「上」はこの通りの上の部分と指します。
呼び方は「キャットストリート」といいますが、
なぜこの道は「猫(キャット)」と関係があるとおもうでしょう?
実は、関係あるのは「猫」じゃなく「ねずみ」の方です。
昔、インド人がこのエリアでアンティークや中古品を売っていたのですが、
その後はマーケットが広がって盗品を売る店がたくさん出てき たそうです。
香港では盗品を「ねずみ商品」と呼ぶことから、
それを買うために群がる人たちを「ネコ」に例えるようになり、
やがて「ネコが集まる通り」ということで「キャットストリート」と呼ばれるようになりました。
面白いでしょう!ただいま、ここに来た私たちも猫に変身して、獲物を探りましょう!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)