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中秋節

気が付くと、今日は中秋節です。

 

旧暦8月15日中秋節は春節(旧正月)、元宵節、端午節と並ぶ、

 

中国の四大伝統祭りと呼ばれています。

 

中国では、古くから観月の習慣はあるが,中秋のそれに固定化したのは唐代であります,

 

中秋の名月こそ一年中で最も美しい月とされました。

 

初めは高い所等に登って月を眺めながら酒などを楽しむにすぎなかったが,

 

元・明時代,月を祭るようになったらしい。

 

清代になると,元旦・端午とともに三大節として重視され,

 

月を見て楽しむだけじゃなく、庭先に設けられた祭壇上には,

 

太陰星君(月の神)や兎などを描いた紙製の月光馬児が立ち,

 

その前に月餅や果物、花などを供えて月を祭りました。

 

現代になると、この日は月餅を親戚、知り合いなどに贈りあい、

 

夜は一家団欒して、月を見ながら、月餅を食べます。

 

少数民族の間では男女が月明かりのもと、踊ったり、

 

恋人を見つけたりして楽しんだりする地域もあります。

 

都市部に住んでいる人は早々とレストランを予約して、

 

食事をしながら月見を楽しみます。

 

広州、香港のあたりでは、小舟に乗って月見をするロマンティックに

 

過ごす者たちもいます。

 

家族そろってまたは4、5人の友人同士で

 

小舟を一艘レンタルし、波に揺られながら

 

夜空の満月と水に映る月の影を楽しむ、なんとも詩情豊かな楽しみ方です。

 

中秋節に月を祭るときには、必ず月餅がなければならないです。

 

 

月餅は、ふつう家族の人数によって均等に切り分けるが、

 

それは一家団欒を象徴しています。

 

 

現在の中秋節では月餅が贈答品となり、パッケージもますます派手になっています。

 

月餅は、「中秋快楽」などの縁起のよい言葉を刻んだ月餅の型に、

 

材料や餡を入れて、それを圧しつけ、焼きあげたものです。

 

各地方によって、使う餡や風味も違います。

 

 

中秋節、満月を眺めながら、月餅を家族に分け合い、

 

これは、月の神に加護を願うと家族皆さん幸せになると信じているから、

 

だから満月にちなんだ丸い月餅を一緒に食べ

 

「家族全員、誰一人欠けることなく幸せを続けますように・・・・・・」と願うのです。

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