広州の思い出#幸運楼酒家(2)

(広州の思い出#幸運楼酒家(1)に続き)

早速、店員さんを呼んで注文しました。先に、お茶を注文し、プーアル茶に決めました。店員さんがすぐ持って来てくれました。

「ごろ~ごろ~」とおばちゃんがワゴンを運んできました。(とても残念ですが、今はワゴン式飲茶は殆ど見かけないです!!)

蒸篭の蓋を開けてもらって、食べたい点心をとり、伝票をおばちゃんに渡して、印鑑を押してもらい

一瞬にして、テーブルを埋めました。

まず、大好きな薬膳蒸しスープです。今日のスープは、うずらと乾燥山芋蒸しスープで、寒い冬には体を温める効果があります。

鶏足の蒸しもの。

牛のハチの巣のサティ―風味蒸し。

どちらも、臭みがなく、柔らかくて、おいしかったです。

えびシュウマイ、ブリぶりの海老の上に飛び子も乗ってますよ。

豚のスペアリブのガーリック風味蒸し。非常にあっさりして、ほねもたべれました。

にらむしギョーザ、皮もちもちして、にら以外の野菜もたっぷり入ってた。

店内ロビーには、焼き物、汁物、揚げ物などのコーナーもあります、そこへ取りに

揚げ物の野菜春巻きと焼き物胡桃乗せチャーシューパイ、これもおいしかった。

広州有名なスープ「三星湯」を見つかりました。これは私の大好物です。

もつとすっぱいからいの大根、人参漬物入りの煮込みスープ、日本の方にしては不思議な組み合わせと思いますが、柔らかく、歯応えあるもつ、濃厚なスープですが、酸っぱい辛味がある大根と人参は口をさっぱりして、癖になります。

最後は、当然甘い物に。いろいろあるんですが、食べたことがないものを取りました。

ココナッツクリームの揚げ物だ~、とろとろのクリームとサクサクの皮、ちょっと良い感じで、めちゃくちゃおいしいです。

おなかが一杯になり、もう11:30になりました。食べること夢中で、いつの間にかに店は満席になり、にぎわっています。広州の人にとって普通かもしれませんが、よその人にとって「どうなっての?平日なのに、明日仕事は?」と思う人が多いでしょうね!!

「埋単~」伝票を服務員に渡し

こんなに食べたのでいくらと思います?二人で94元、日本円でしたら、1300円ぐらい(2011年の時)ですよ。

美味しさをつられ、後日、朝飲茶をし、その時も二人にして12品の點心を食べました。味の美味しさだけじゃなく、種類もとても豊富で、とても満足をさせるレストランです。

この美味しさのおかけで、地元も人気になり、翌年に店は広州の繁華街「北京路」の大きなショッピングモールにの最上階に移転、ワンフロアに拡大担いました。一度足を運んだですが、満席で、残念でした( ノД`)シクシク…(終)

広州の思い出#幸運楼酒家(1)

去年、毎年広州へ行くことがコロナのせいでなくなりました。今年に入るとコロナは一向弱らなく広州へ行くとこが断念しかできません。大好きな広州へ行けなくて、正直に言うと恋しいです。特に大好きな飲茶が食べられなくて一番悔しいです。その代わりにほぼ毎日明楓の二人は広州の思い出が話に出ます。

飲茶の本場広州にはほとんどのレストランは飲茶が提供しています。もちろん一流の老舗から町場の青空の店まで。営業時間も朝4時から深夜2時まで(店により違いますが、大体朝6時から夜12時までの方が多い)という幅広さが初めてびっくりしました。10何年間、老舗から青空の店まで、飲茶だったら、明楓の二人には口を揃って「幸運楼酒家」!!

「幸運楼酒家」は偶々見つかったレストランです。2011年1月に広州へ行って、その時に海珠広場のホテルに泊まっていました。昼間食材、厨房用品のなど卸市に、夜になってホテルに戻るのは大体夜8時になります。ホテルにの周りに色々な卸のショッピング高層ビルがあります。この時間になればもちろん休みになり真っ暗です。ホテルの窓から外に見ると、その真っ暗の中に一ヶ所だけ明かりがありました。「幸運楼酒家」とネオンの光を確認して、好奇心で行ってみようと思いました。時間にしたらちょっと夜飲茶を始まる時間帯で、冒険の気持ちでわくわくでした。

早速ホテルを出てその卸ショッピングビルへ、周り黒いの中に、目的のビルだけ一階の入口に大きなネオン看板

入口の看板によると「幸運楼酒家」はビルの6階に有ります。ビルの1階はアクセサリの卸店で、この時間もすでに閉店していました。周囲は真っ暗で、エレベータ所だけ、電気がついてました。

エレベーターに店の案内が

ドキドキしながらエレベーターを載り、6階へ、エレベーターのドアを開けると、「わあ~明るい」

さすが、広州、エレベータの横に「財神」を祭ってました。

すでに九時半を過ぎましたが、夜茶はこれからです。地元らしいお客さんもちらほら居ました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(続く)

胡麻団子(3)

(胡麻団子(2)に続き)

生地が出来たところで、団子を作りましょう~~

小豆の餡、胡麻を用意し

生地を棒状に伸ばし

適量で生地を取り、手で厚みがある円形して、小豆餡を真ん中の所にいれ

餡を押しながら、包み

包んだら、両手の平を使って形を丸くします。

胡麻に入れ

転がして、軽く押しながら、胡麻を満面なく塗します。

この手順で一杯を作っておきます。

鍋に油をたっぷり入れて、胡麻団子を入れて

低温でじっくり揚げます。

狐色になったら、取り出し、油を切り落としたら、明楓の自家製胡麻団子が出来上がります。

熱々揚げ立ての胡麻団子、バリッとした胡麻たっぷりの皮を破れ、もっちりとした生地と甘い小豆餡を飛び出し、ホクホク、もちもち、やっぱり胡麻団子が美味しいですね~~~(終わり)

胡麻団子(2)

(胡麻団子(1)に続き)

一つ生地が出来た所で、二つ目の生地を作ります。

白玉粉をボウルに入れ

水をいれ

手で握れば、流れるぐらいに、よく練り合わせれば、二つ目の生地が出来ました。

一つ目の生地を二つ目の生地に入れて

ちょっとずつ揉み揉みしながら、二種類の生地を混ぜ合わせ

だんだん二つの生地を融合になり

胡麻団子の生地をなりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・(続き)

 

胡麻団子(1)

胡麻団子、中国菓子として認識度が一番高いお菓子です。明楓にはメニューにないですが、ご予約を頂いて作る時が多いです。胡麻団子は中国には地方によっていろいろあります。餡はお好みでいろいろできますが、一番の区別はやはり生地です。明楓胡麻団子の生地は二種類の粉で練りこんで作っています。

まず、浮き粉を用意

沸騰したお湯をいれ

とても熱いので、麺棒を使って素早く混ぜます。

混ぜ合わしたら、面台に取り出し

熱さを我慢しながら、素早く手で捏ねます。

均一になったら、ボウルに入れ冷まさないようにラップをして暖かい所に待機~~~(続き)

 

春の食養生

一夜で明楓の前の道の樹木は花が咲いてきました!雨のせいで寒いですが、春は確実に来ました!

春は体のバランスを崩れしやすい季節です。天気の不安定な日が続くため体調を崩しやすく、喘息や花粉症などアレルギーに関係する病気が悪化したり、はしか・おたふく風邪などの感染症や結膜炎などの眼の病気にかかりやすくなります。特に今はコロナで大変な環境になっていますので、体調の管理は大変です。春先は日々の生活管理を整えることで、不安定な日々の中でも体調を崩さないようにすることが重要です。

春は気候が暖かくなり心身の活動が盛んになると、それに伴って精神の起伏が生じ、ホルモンのバランスも変化しやすくなります。入社(入学)や転勤(転校)など社会的環境も大きく変化する時期でもあるため少しのストレスや環境の変化で精神バランスを崩したり、体調を崩してしまうことが多いです。特に3月に入ると、外界の変化に対応しきれず、自律神経も乱れがち、無気力感や頭痛、イライラに悩まされている人は結構多いです。

中国では、漢方の理論で、食べ物でこの春の不調を治し、整えてくれます。春の暖かさに目覚めた体は、冬の間に溜まった毒素を外に出そうと急激に頑張り始めるため、体内の解毒を担当する肝臓に負担がかかります。肝臓は、のびのびしているのが好きな臓器なので、ストレスにとても弱いのです。困ったことに春は、精神的に不安定になりやすく、ストレスを受けやすくなる季節で、イライラして怒りっぽくなったりしがちです。春は「肝臓」の季節です。対応する色は「緑」です。デトックス作用のある緑色の野菜を中心に、肝臓をいたわる食材を選びましょう!!

緑の食材、(にら、キャベツ、青菜類、グリーンアスパラガス、きぬさや、セロリ、クレソン、青じそ、山菜のなど)冬の間に溜まった老廃物を排出し、肝臓の働きをたすけます。苦みのある春野菜は毒素を引き出し、免疫力を高めます。

良質なたんぱく質(大豆、大豆製品、ホタテ貝、あさり、脂肪分の少ない魚介や肉など)疲れた肝細胞を修復する働きがあり、肝機能の回復に役に立ちます。

緑の食材プラス良質なたんぱく質の食材を合わして、春の体を作りましょうね!

 

赤ピーツのスープ

赤ピーツ、以前も紹介したことがあります。(赤ビーツ)今日はこの赤ピーツを使ってスープを作ります。赤ピーツを洗って、葉を切り落とします。真っ赤な果肉は鮮やか!!

実は皮を剝いて

サイコロ状に切って

鍋に自家製鶏がらスープを入れてからサイコロ状に切った赤ピーツをいれて

塩コショウ、などを味付けして、じっくり煮込み

スープの色はだんだん赤くなります。キノコなどを加えて、味を整えたら、片栗粉でとろみをつけてから、出来上がり!

お椀に入れて、蒸した豆腐を乗せて、その上に大葉を~

赤ピーツの風味とキノコの風味を湯気でまとまって鼻に入り、口に入れて、二つの風味とうまみを濃厚で、赤ピーツの柔らかさとキノコのゴリゴリ食感と一緒に体に染みわたります。赤ピーツはすごい体に良いのでぜひ家でも食べてくださいね!!

鹹蛋の黄身入り焼売

⛄❄⛄12月23日(水)、24日(木)、25日(金)三日間限定 クリスマスディナーコース(二名様より、お一人様¥6500(税込み))⛄❄⛄

🌸2020年明楓のオリジナル手作り中国風おせち料理を承ります!!!

🌸明楓オリジナル手作り中国風おせち料理をご検討している方へ

🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲

以前作った点心の一つです。写真の整理にしたら、出てきました。

鹹蛋、塩付けたまごのことです。中国昔からたまごの保存法として家庭から生まれた食材です。保存食として、日常で食べるですが、調味料としても使います。小さいとき、お母さんがよくたまごを塩と酒を味付けた土粘土で包んでツボにいれ、日当たらない所を置き、時折裏と表を位置変えながら1ヶ月程度寝かせ、食べごろになりました。食べる時まず外の粘土を水でつけて、洗い落とし、ゆで卵のように茹でたら、食べれます。塩気は中まで染み、黄身は脂っぽくねっとりとして独特な風味があり、お粥などにビッタリです。中国の月餅の中の具としても使います、それもなかなかのいい味と風味を出していて好きな方が多いです。生食も使いますが、塩気が強いので、料理の調味料代わりに使われることもよくあります。

今日紹介させて頂いた明楓のオリジナルのこの点心もこの鹹蛋の黄身を使って作った一品です。

鹹蛋の黄身(生)です。

微塵きりに刻んで

鶏ミンチとあわせて

ほんの少し塩と胡椒を加えて、よく混ぜたら、鹹蛋の黄身入り焼売の具が出来上がりです。

焼売の皮がこの具を包み

小粒に切った鹹蛋の黄身を真ん中に置き

蒸篭にいれ、上に飛び子を飾って、蒸したら、鹹蛋の黄身入り焼売が出来上がります。

鹹蛋の黄身を焼売の味付けにもなり、ほんのり塩風味で、あっさりとしています。鹹蛋の黄身の独特の食感と鶏肉のブリブリ食感がそれぞれを立ていますけど、喧嘩せず、うまく合わしています。ごはんの友、お酒のあてにも!!